Administrator Guide
って、DMA で FluidFS クラスタの DNS 名を指定することにより、DNS ラウンドロビンを使用して負荷バランシングを提
供します。
• NDMP ユーザー名およびパスワード(デフォルトのユーザー名は backup_user です)
• NDMP サーバが受信接続を監視するポート(デフォルトのポートは 10000 です)
(オプション)一部の DMA サーバには FluidFS クラスタのホスト名、OS タイプ、製品名、およびベンダー名などの詳細情報が必要
です。
• FluidFS クラスタのホスト名で使用される形式:controller_number.FluidFS_cluster_name
• OS タイプ - Dell Fluid File System
• 製品 - Compellent FS8600
• ベンダー - Dell
ほとんどのバックアップアプリケーションが、バックアップに使用できる NAS ボリュームを自動的に一覧表示します。それ以外の
場合は、手動で NAS ボリュームのパスを入力できます。FluidFS クラスタはバックアップ NAS ボリュームを次のパスで公開します。
/NAS_volume_name
データ転送速度を向上させるには、同時バックアップジョブ数を NAS コントローラ 1 台あたり 2 つ以上に増やして、使用可能な
NAS コントローラ間で負荷を分散させます。
NDMP による FluidFS を使用したパスでのファイルの除外
DMA を使用してバックアップを定義するとき、仮想 NAS ボリュームからバックアップジョブに含めるか、またはそこから除外す
る特定のディレクトリを選択できます。
要件
NDMP パスを包含または除外するには、次の要件が満たされている必要があります。
• 指定されたパスにはディレクトリまたはファイルを使用できます。パスがディレクトリの場合は、そのディレクトリのすべて
の子要素がバックアップに含まれます(または除外されます)。
指定された各パスは、バックアップルートディレクトリの子であり、スラッシュ(/)で始める必要があります。
• 包含または除外できるパスの最大数は 32 です。
• 各パスは、最大 128 バイトの長さにすることができます。
• パスの最初または最後の要素には、ワイルドカード文字(*)を含めることができます。
• 包含するパスと除外するパスの両方が定義されている場合、NDMP サーバーはまず包含をチェックしてから除外をチェックしま
す。
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム ビューで、NAS ボリューム を展開して NAS ボリュームを選択します。
4. 設定の編集 をクリックします。
NAS ボリューム設定の編集 ダイアログボックスが開きます。
5. データプロテクション を選択します。
6. NDMP によるパスのファイルの除外 チェックボックスを選択またはクリアします。
7. 除外するパスを指定して 追加 をクリックします。
NDMP による FluidFS を使用したパターンと一致するファイルの除外
データ除外パターンを使用して DMA クライアントを設定すると、BackupExec や NetBackup などのいくつかのバックアップベンダ
ーが動作しなくなることがあります。FluidFS では、除外パスおよびパターンの処理に関するオプションがあります。このオプショ
ンは、NAS ボリューム上で NDMP バックアップを実行している場合はスキップされます。
このオプションは、NAS ボリュームレベルで設定され、NAS ボリュームの設定に使用できます。
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. NAS ボリュームを選択し、設定の編集 をクリックします。
4. NAS ボリューム設定の編集 パネルで、データプロテクション をクリックします。
5. NDMP によるパターンが一致するファイルの除外の有効化 チェックボックスを選択します。
6. 除外するパターンを指定して 追加 をクリックします。
428 FluidFS 管理