Administrator Guide
4. Detach(分離)をクリックします。
分離 ダイアログボックスが開きます。
5. OK をクリックします。
分離 ダイアログボックスには、分離プロセスの進行状況が表示されます。ダイアログボックスを閉じても、プロセスはバック
グラウンドで継続されます。
NAS コントローラの状況が Detached に変わると、NAS コントローラが分離されます(ハードウェア タブ、アプライアンス、
コントローラ の順にクリックすると、コントローラの状況が表示されます)。
NAS コントローラの連結
既存の NAS コントローラを交換するときに新しい NAS コントローラを連結します。連結が完了すると、新しい NAS コントローラ
は既存の NAS コントローラの FluidFS クラスタ設定を引き継ぎます。
前提条件
連結中の NAS コントローラがスタンバイモードで電源がオンになっていることを確認してください。NAS コントローラがオン状
態でスタンバイモードならば、電源 LED は 1 秒間に約 2 回の間隔で緑色に点滅します。
手順
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. ハードウェア タブをクリックします。
3. ハードウェア ビューで、アプライアンス を展開しアプライアンス ID と NAS コントローラの ID を選択します。
4. Attach(連結)をクリックします。
連結 ダイアログボックスが開きます。
5. OK をクリックします。
連結 ダイアログボックスには、連結プロセスの進行状況が表示されます。ダイアログボックスを閉じても、プロセスはバック
グラウンドで継続されます。
NAS コントローラの状態が Formatted に変わると、NAS コントローラ が連結されます(システム タブ→ アプライアンス→ コ
ントローラ の順にクリックしてコントローラの状態を表示します)。
6. (ファイバチャネルのみ)連結操作が完了したら、新しい WWN を記録し、ファイバチャネルスイッチ上のファブリックゾーニ
ングを手動でアップデートします。
NAS コントローラの交換
NAS コントローラをオンラインに復帰させることのできない障害が発生した場合(たとえば、NAS コントローラの故障)、既存の
NAS コントローラを FluidFS クラスタから取り外し、別の NAS コントローラに交換する必要があります。
前提条件
NAS コントローラを交換する前に、既存の NAS コントローラが故障していることをテクニカルサポートで確認してください。
このタスクについて
NAS コントローラが FluidFS クラスタから分離されている間も、SMB 共有と NFS エクスポートは引き続き利用可能です(ただし、
データがキャッシュされなくなるため、パフォーマンスは低下する可能性があります)。しかし、FluidFS クラスタ構成の変更はほ
とんどできなくなります。そのため、故障した NAS コントローラは可能な限り早く交換する必要があります。
メモ: NAS コントローラの交換は、テクニカルサポートの指示を受けて行ってください。
手順
1. 既存の NAS コントローラを分離します。
2. すべてのケーブルにラベルが付いていることを確認します。
3. 既存の NAS コントローラの背面からすべてのケーブルを取り外します。
4. 既存の NAS コントローラを NAS アプライアンスのシャーシから取り外します。
a) コントローラのリリースボタンを押してコントローラハンドルを解放します。
b) アプライアンスからコントローラが外れるまで、コントローラハンドルを押し下げます。
c) コントローラハンドルを使用して、アプライアンスからコントローラを取り出します。
5. 新しい NAS コントローラを NAS アプライアンスのシャーシに挿入します。
a) コントローラのカバーが閉じていることを確認してください。
452 FluidFS 管理