Administrator Guide
3. 保護サイトの VMware SRM サーバー 4. リカバリサイトの VMware SRM サーバー
5. 保護サイトのプライマリ Data Collector 6. リカバリサイトのリモート Data Collector
7. 保護サイトの Storage Center 8. リカバリサイトの Storage Center
Storage Manager のリモート Data Collector を使用した設定では、リカバリサイトにリモート Data Collector を配置します。この設定
により、保護サイトがダウンした場合にリモートサイトからの DR アクティブ化が可能になります。設計上、Storage Manager のリ
モート Data Collector は、Storage Manager のプライマリ Data Collector と同じ Storage Center に接続されます。
SRM 5.x および 6.x ボリュームのフェールオーバーに
使用するスナップショットタイプの選択
SRM 選択可能スナップショット オプションによって、VMware Site Recovery Manager(SRM)がフェールオーバーを開始するか、
フェールオーバーをテストするときに、アクティブなスナップショット(現在のボリュームデータ)を使用するか、最後に凍結した
スナップショットを使用するかどうかが決定します。デフォルトでは、現在凍結されていない状態(アクティブなスナップショッ
ト)のボリュームが使用されます。
SRM フェールオーバーのスナップショットタイプの選択時の
制限事項
場合によっては、SRM 選択可能スナップショット の設定は無視されます。
SRM アクション リカバリのタイプ SRM 選択可能スナップショットの設定が
尊重されるかどうか?
リカバリ計画のアクティブ化 計画された移行 いいえ
リカバリ計画のアクティブ化 障害発生時のリカバリ
• 保護されたサイトがダウンした場合、
はい。
• 保護されたサイトが稼働している場
合、いいえ。
リカバリ計画のアクティブ化のテスト 該当なし
• SRM で 最近の変更をリカバリサイト
に複製 チェックボックスにチェック
が付いていない場合、はい。
• SRM で 最近の変更をリカバリサイト
に複製 チェックボックスにチェック
が付いている場合、いいえ。
SRM ボリュームのフェールオーバーに使用するスナップショ
ットタイプの変更
SRM 選択可能スナップショット オプションを変更して、SRM ボリュームのフェールオーバーに使用されるスナップショットのタイ
プを変更します。
手順
1. Storage Manager Client の最上部ペインで、Data Collector 設定の編集 をクリックします。
Data Collector 設定の編集 ダイアログボックスが開きます。
2. レプリケーションの設定 タブをクリックします。
3. SRM 選択可能スナップショット ドロップダウンメニューから、次のいずれかのオプションを選択します。
• Always use Active スナップショット(常にアクティブなスナップショットを使用):このオプションを選択すると、宛先に
転送された、現在凍結されていない状態のデータが使用されます(アクティブなスナップショット)。このオプションはデ
フォルトです。
• アクティブなスナップショットを複製する場合はアクティブなスナップショットを使用:このオプションを選択すると、レ
プリケーションに対して アクティブなスナップショットの複製 が有効になっている場合のみ、現在凍結されていない状態
550 VMware SRM 向けストレージレプリケーションアダプタ