Dell DL4000 アプライアンス ユーザーズガイド
メモ、注意、警告 メモ: メモでは、コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: 注意では、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法 を説明しています。 警告: 警告では、物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 © 2015 Dell Inc. 無断転載を禁じます。この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産 法で保護されています。Dell™、および Dell のロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。 本書で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。 2015 - 12 Rev.
目次 1 Dell DL4000 アプライアンスについて............................................................. 10 コアテクノロジ.................................................................................................................................... 10 Live Recovery................................................................................................................................. 11 Verified Recovery.................................................................................................................
Core 表示名の変更 ....................................................................................................................... 26 夜間ジョブ時刻の調整 .................................................................................................................. 27 転送キュー設定の変更 .................................................................................................................. 27 クライアントタイムアウト設定の調整 .........................................................................................
レプリケーションの削除 .................................................................................................................... 58 ソースコア上のレプリケーションからの保護対象マシンの削除................................................. 58 ターゲットコア上の保護対象マシンの削除.................................................................................. 58 レプリケーションからのターゲットコアの削除........................................................................... 59 レプリケーションからのソースコアの削除...........................................................................
マウント可否チェックの強制実行 ................................................................................................80 Checksum チェックの強制実行 ...................................................................................................80 ログの切り捨ての強制 .................................................................................................................. 81 リカバリポイントステータスインジケータ ..................................................................................81 3 アプライアンスの管理.............................
複数マシンの展開の監視 .............................................................................................................114 複数マシンの保護 ........................................................................................................................ 115 複数マシンの保護の監視 .............................................................................................................116 スナップショットとリカバリポイントの管理 .................................................................................. 117 リカバリポイントの表示 ........
サポートされるアプリケーションとクラスタタイプ ................................................................. 152 クラスタの保護 ................................................................................................................................. 153 クラスタ内のノードの保護 ...............................................................................................................154 クラスタノード設定の変更プロセス ................................................................................................ 155 クラスタ設定のロードマップ ................
OS のインストール.............................................................................................................................171 Recovery and Update Utility の実行.................................................................................................. 171 8 手動によるホスト名の変更............................................................................... 173 Core サービスの停止.........................................................................................................................
Dell DL4000 アプライアンスについて 1 本章では、DL4000 の概要と、その特徴、機能、およびアーキテクチャについて説明します。トピックは次 のとおりです。 • コアテクノロジ • True Scale アーキテクチャ • 導入アーキテクチャ • 製品の特徴 アプライアンスは、バックアップ、レプリケーション、およびリカバリを単一のソリューションに結合させ ることにより、統合データ保護の新たな標準を確立します。このソリューションは、仮想マシン(VM)、物 理マシン、およびクラウド環境を保護するために最も高速で信頼性の高いバックアップとなるように設計さ れています。 アプライアンスは、組み込みのグローバル重複除外、圧縮、暗号化、および任意のプライベートまたはパブ リッククラウドインフラストラクチャへのレプリケーションを使用して最大数ぺタバイトのデータを処理で きます。データ保持(DR)とコンプライアンスのために、サーバーアプリケーションとデータは、数分でリ カバリできます。 お使いのアプライアンスは、VMware vSphere および Microsoft Hyper-V のプラ
Live Recovery Live Recovery は、VM またはサーバーのための即時リカバリテクノロジです。このテクノロジは、仮想サー バーまたは物理サーバー上のデータボリュームへの中断のほとんどないアクセスを実現し、ボリューム全体 をゼロ分に近い RTO および RPO で回復することができます。 バックアップとレプリケーションのテクノロジは、複数の VM やサーバーの同時スナップショットを記録し、 ほぼ瞬時のデータおよびシステム保護を提供します。サーバーの使用は、本番ストレージへのデータ復元の 完了を待つことなく、バックアップファイルから直接再開することが可能です。ユーザーは生産性を維持し、 IT 部門はリカバリ期間を短縮して、厳しさを増す今日の Recovery Time Objective(RTO)および Recovery Point Objective(RPO)サービスレベル契約に対応します。 Verified Recovery Verified Recovery では、自動化されたリカバリテストとバックアップの検証を実行できます。その対象に は、ファイルシステム、Microsoft Ex
な保存および管理を行い、パフォーマンスを損なうことなく数分の RTO と RPO を実現するように設計され ています。これは、グローバル重複排除、圧縮、暗号化、レプリケーション、および保持が統合された専用 のオブジェクトとボリュームマネージャで構成されます。次の図は、AppAssure True Scale アーキテクチャ を説明しています。 図 1.
バリ機能を提供するレプリケーションを使用して有効になります。コアは、ベースイメージと増分スナップ ショットを使用して、保護対象エージェントのリカバリポイントを収集します。 また、アプライアンスは、包括的な保護と効果的なリカバリを実現するために、Microsoft Exchange と SQL の存在をそれぞれのデータベースとログファイルとともに検出し、依存関係に基づいてこれらのボリューム を自動的にグループ化できるため、アプリケーションアウェアになっています。これにより、リカバリを実 行するときに、不完全なバックアップが存在しないことが保証されます。バックアップは、アプリケーショ ンアウェアなブロックレベルのスナップショットを使用して実行されます。アプライアンスは、保護対象の Microsoft Exchange サーバーと SQL サーバーのログの切り捨ても実行できます。 次の図は、単純な導入を示しています。この図では、AppAsure エージェントソフトウェアが、ファイルサー バー、電子メールサーバー、データベースサーバー、仮想マシンなどのマシン上にインストールされ、単一 のコアで保護されています。これに
図 3.
すべてのコアサービスは、REST API を介してアクセスできます。コアサービスには、コア内からアクセスす ることも、HTTP/HTTPS リクエストの送信と HTTP/HTTPS レスポンスの受信が可能な任意のアプリケーシ ョンからインターネット経由で直接アクセスすることもできます。すべての API 操作は、SSL を使用して実 行され、X.
リカバリ リカバリは、ローカルサイトまたはレプリケーとされたリモートサイトで実行できます。導入がローカル保 護およびオプションのレプリケーションで安定した状態になると、DL1000 Core では、Recovery Assure、 Universal Recovery、または Live Recovery を使用したリカバリの実行が可能になります。 製品の特徴 次の機能と機能性を使用して、重要なデータの保護とリカバリを管理できます。 • リポジトリ • True Global Deduplication(機能) • 暗号化 • レプリケーション • Recovery-as-a-Service(RaaS) • 保持とアーカイブ • 仮想化とクラウド • アラートとイベント管理 • ライセンスポータル • ウェブコンソール • サービス管理 API リポジトリ リポジトリは、それぞれがストレージエリアネットワーク(SAN)、ダイレクトアタッチストレージ(DAS) 、 またはネットワーク接続ストレージ(NAS)、クラウドストレージなど、さまざまなストレージテクノロジ上 に
存されますが、実際のデータが保存されるわけではありません。リポジトリ内にある 1 つの固有のデータイ ンスタンスへのポインタに単純に置き換えられます。 従来のバックアップアプリケーションでは週ごとに完全なバックアップが繰り返し実行されていますが、ア プライアンスではマシンのブロックレベルの増分バックアップが実行されます。この永続的な増分バックア ップとデータ重複排除の組み合わせにより、ディスクにコミットされるデータの総量を大幅に削減できます。 サーバーの標準的なディスクレイアウトは、オペレーティングシステム、アプリケーション、およびデータ で構成されます。ほとんどの環境では、管理者の多くが、導入と管理を効果的に行うために、複数のシステ ムにわたって共通の種類のサーバーおよびデスクトップオペレーティングシステムを使用します。バックア ップが複数のマシンにわたってブロックレベルで同時に実行される場合、バックアップに含まれているもの と含まれていないものをソースに関係なく詳細に確認できます。このデータには、環境全体のオペレーティ ングシステム、アプリケーション、およびアプリケーションデータが含まれます。 図 4.
暗号化が使用されます。暗号化は、スナップショットデータに対してパフォーマンスを損なうことなく回線 速度でインライン実行されます。これは、DVM の実装がマルチスレッド化され、導入先のプロセッサ固有の ハードウェアアクセラレーションが使用されるためです。 暗号化はマルチテナントに対応しています。重複排除は、同じキーで暗号化されたレコードのみに明確に制 限されています。異なるキーで暗号化された 2 つの同じレコードは互いに重複排除されることはありませ ん。この設計により、異なる暗号化ドメイン間で重複排除を使用してデータが漏洩することがなくなります。 これは、テナント(顧客)が自分以外のテナントのデータを表示したり、アクセスしたりできない状態であ り、複数のテナントの複製されたバックアップを単一コア上に保存できるため、マネージドサービスプロバ イダにとって利点となります。アクティブな各テナント暗号化キーにより、キーの所有者のみがデータを表 示、アクセス、使用できる暗号化ドメインがリポジトリ内に作成されます。マルチテナントのシナリオでは、 データは暗号化ドメイン内でパーティション化され、重複排除されます。 レプリケー
レプリケーションは、重複排除と密接に関連する固有の Read-Match-Write(RMW)アルゴリズムによって 自己最適化されます。RMW レプリケーションでは、ソースおよびターゲットのレプリケーションサービス がデータを送信する前にキーの一致を確認します。その後、圧縮化、暗号化、および重複排除されたデータ のみを WAN を介してレプリケーションするため、帯域幅要件は 1/10 に削減されます。 レプリケーションでは、シーディング(保護対象エージェントの重複排除されたベースイメージと増分スナ ップショットの最初の転送)によって開始されますが、これは、数千ギガバイトになり得ます。最初のレプ リケーションは、外部メディアを使用してターゲットコアにシーディングすることができます。これは大規 模のデータやサイト間のリンクが低速の場合に役立ちます。シーディングアーカイブ内のデータは、圧縮化、 暗号化、および重複排除されます。アーカイブの合計サイズが外部メディアで使用可能な容量よりも大きい 場合は、メディアで使用可能なスペースに基づいてアーカイブを複数のデバイスに分けることができます。 シーディングプロセス中、増分
図 6.
さらに Microsoft Azure、Amazon S3、Rackspace Cloud Block Storage、またはその他の OpenStack ベー スのクラウドサービスを使用して、リポジトリデータをアーカイブすることができるようになりました。 アラートとイベント管理 アプライアンスには、HTTP REST API に加え、電子メール、Syslog、Windows イベントログを使用してイベ ントの記録および通知を行う豊富な機能セットも含まれます。電子メールによる通知は、アラートに応じた さまざまなイベントの状態またはステータスをユーザーやグループに警告するために使用できます。Syslog および Windows イベントログメソッドは、複数のオペレーティングシステムがある環境のリポジトリへの 一元化されたロギングを行うために使用され、Windows のみの環境では、Windows イベントログだけが使 用されます。 ライセンスポータル ライセンスポータルには、ライセンス権利を管理するための使い勝手のよいツールが用意されています。ラ イセンスキーのダウンロード、アクティブ化、表示、および管理を
DL4000 Core での作業 2 DL4000 Core Console へのアクセス Core Console へアクセスするには、次の手順を実行します。 1. お使いのブラウザで信頼済みサイトをアップデートします。「Internet Explorer での信頼済みサイトの アップデート」を参照してください。 2. Core Console にリモートでアクセスできるようブラウザを設定します。「Core Console へのリモート アクセスのためのブラウザの設定」を参照してください。 3.
メモ: Core Web Console にローカルまたはリモートでアクセスするときは、Internet Explorer セキュ リティ強化の構成 がオンになっていることを確認します。 Internet Explorer セキュリティ強化の構 成 をオンにするには、次の手順を実行します。 1. サーバーマネージャー を開きます。 2. 右側に表示される ローカルサーバー IE セキュリティ強化の構成 を選択します。このオプション が オン になっていることを確認します。 Internet Explorer と Chrome のブラウザ設定 Internet Explorer と Chrome のブラウザ設定を変更するには、次の手順を実行します。 1. Internet Explorer を開きます。 2. ツール メニューから、インターネットオプション、セキュリティ タブを選択します。 3. 信頼済みサイト をクリックし、サイト をクリックします。 4.
Core の設定には、特定の概念と以下の初期操作の実行について理解する必要があります。 • リポジトリの作成 • 暗号化キーの設定 • イベント通知の設定 • 保持ポリシーの設定 • SQL アタッチ可否の設定 メモ: このアプライアンスを使用している場合は、Core の設定に Appliance(アプライアンス)タブを 使用することが推奨されます。初期インストール後の Core の設定に関する詳細については、 dell.
ポータルサーバーと通信するには、次の手順を実行します。 1. Core Console に移動します。 2. Configuration(設定) → Licensing(ライセンス)とクリックします。 3. License Server(ライセンスサーバー)オプションから、Contact Now(今すぐ通信)をクリックしま す。 AppAssure 言語の手動変更 AppAssure では、AppAssure アプライアンス設定ウィザードの実行中に選択した言語を、サポートされてい る任意の言語に変更することができます。 AppAssure 言語を希望の言語に変更するには、次の手順を実行します。 1. regdit コマンドを使用してレジストリエディタを起動します。 2. HKEY_LOCAL_MACHINE → SOFTWARE → AppRecovery → Core → Localization に移動します。 3. Lcid を開きます。 4. decimal(10 進数)を選択します。 5.
3. Change your language preferences(言語の設定の変更)ペインで、Add a language(言語の追加)を 選択します。 4. インストールする言語を参照または検索します。 たとえば、Catalan(カタルニア語)を選択し、Add(追加)を選択します。これにより、カタルニア語 が使用言語の 1 つとして追加されます。 5. Change your language preferences(言語の設定の変更)ペインで、追加した言語の横にある Options (オプション)を選択します。 6. お使いの言語に対して言語パックが利用可能な場合は、Download and install language pack (言語パックをダウンロードしてインストールします)を選択します。 7. 言語パックがインストールされると、その言語は Windows の表示言語として使用可能になります。 8. この言語を表示言語にするには、その言語を言語リストの一番上に移動させます。 9.
夜間ジョブ時刻の調整 夜間ジョブ時刻を調整するには、次の手順を実行します。 1. Core Console に移動します。 2. Configuration(設定) → Settings(設定)の順にクリックします。 3. Nightly Jobs(夜間ジョブ)領域で、Change(変更)をクリックします。 Nightly Jobs(夜間ジョブ)ダイアログボックスが表示されます。 4. Nightly Jobs Time(夜間ジョブ時刻)テキストボックスに、夜間ジョブを実行する新しい時刻を入力し ます。 5. OK をクリックします。 転送キュー設定の変更 転送キュー設定は、データを転送するための最大同時転送数と最大再試行回数を決定するコアレベルの設定 です。 転送キュー設定を変更するには、次の手順を実行します。 1. Core Console に移動します。 2. Configuration(設定) → Settings(設定)の順にクリックします。 3.
重複排除キャッシュの設定 重複排除キャッシュを設定するには、次の手順を実行します。 1. Core Console に移動します。 2. Configuration(設定) → Settings(設定)の順にクリックします。 3. Deduplication Cache Configuration(重複排除キャッシュ設定)領域で、Change(変更)をクリック します。 Deduplication Cache Configuration(キャッシュ設定の重複排除)ダイアログボックスが表示されま す。 4. Primary Cache Location(プライマリキャッシュの場所)テキストボックスに、アップデートされた値 を入力してプライマリキャッシュの場所を変更します。 5. Secondary Cache Location(セカンダリキャッシュの場所)テキストボックスに、アップデートされた 値を入力してセカンダリキャッシュの場所を変更します。 6.
テキストボック 説明 ス Allow port auto自動 TCP ポートの割り当てを許可するにはこれをクリックします。 assigning(自動ポ) ート割り当ての許 可 Admin Group(管理 管理グループの新しい名前を入力します。デフォルト名は BUILTIN グループ) \Administrators です。 Minimum Async 値を入力するか、デフォルト設定を選択します。この値は、最小限の非同期入出 I/O Length(非同期 力の長さを示します。デフォルト設定は 65536 です。 I/O 最小長) Receive Buffer インバウンドバッファサイズを入力するか、デフォルト設定を受け入れます。デ Size(受信バッファ フォルト設定は 8192 です。 サイズ) Send Buffer Size アウトバウンドバッファサイズを入力するか、デフォルト設定を受け入れます。 (送信バッファサイ デフォルト設定は 8192 です。 ズ) Read Timeout(読 読み取りタイムアウト値を入力するか、デフォルト設定を選択します。デフォル み取りタイムアウ ト設定は 00:00:3
テキストボック 説明 ス Host Name(ホスト データベース接続のためのホスト名を入力します。 名) Port(ポート) データベース接続のためのポート番号を入力します。 User Name(ユーザ データベース接続設定へのアクセスと管理のためのユーザー名を入力します。こ ー名) (オプション) の名前は、データベース接続にアクセスするためのログイン資格情報を指定する ために使用されます。 Password(パスワ データベース接続設定へのアクセスと管理のためのパスワードを入力します。 ード) (オプション) Retain event and データベース接続用にイベントとジョブ履歴を保持する日数を入力します。 job history for, days(イベントおよ びジョブ履歴を保 持: 日間) Max connection 動的な再利用を可能にするためにキャッシュされるデータベース最大接続数を設 pool size(最大接続 定します。デフォルト設定は 100 です。 プールサイズ) Min connection 動的な再利用を可能にするためにキャッシュされるデータベース最小接続数を設 poo
メモ: DL4000 リポジトリは、プライマリストレージデバイスに格納されます。Data Domain などのア ーカイブ用のストレージデバイスはパフォーマンス制限によりサポートされません。同様に、クラウド に階層化された NAS ファイラにもリポジトリを格納できません。このようなデバイスには、プライマ リストレージとして使用される場合にパフォーマンスの制限が発生する傾向があるためです。 リポジトリ管理のロードマップ リポジトリ管理のロードマップには、リポジトリの作成、設定、および表示などのタスクがあり、次のトピ ックで構成されています。 • Core Console へのアクセス • リポジトリの作成 • リポジトリ詳細の表示 • リポジトリ設定の変更 • 既存のリポジトリへのストレージの場所の追加 • リポジトリのチェック • リポジトリの削除 • リポジトリのリカバリ メモ: リポジトリの設定には、Appliance(アプライアンス)タブを使用することが推奨されています。 お使いのアプライアンスの使用を開始する前に、Core サーバーで 1 つ、または複数のリポジトリを
テキストボック 説明 ス Repository Name (リポジトリ名) リポジトリの表示名を入力します。デフォルトでは、このテキストボックスは Repository という単語と、新しいリポジトリに 1 から順に付与されるインデック ス番号で構成されます。この名前は必要に応じて変更できます。最大 150 文字 まで入力できます。 Concurrent リポジトリで対応する同時要求の数を定義します。デフォルトの値は 64 です。 Operations(同時操 作) コメント 5.
テキストボック 説明 ス UNC Path(UNC パ ネットワーク共有の場所のパスを入力します。 ス) この場所がルートに位置する場合は、専用のフォルダ名を定義します (Repository など)。このパスは \\ で始まる必要があります。このパスを指 定するとき、英数字、ハイフン、およびピリオド(ホスト名とドメインを区 切る場合のみ)のみを使用します。英字 a~z は大文字と小文字が区別されま せん。スペースは使用しないでください。その他の記号および句読点は使用 できません。 7.
テキストボック 説明 ス メモ: ライトキャッシングポリシーを On(オン)に設定すると、パフォーマ ンスが向上する可能性があります。Server 2012 よりも古いバージョンの Windows Server を使用している場合は、設定を Off(オフ)にすることを推 奨します。 Off(オフ)に設定すると、AppAssure がキャッシングを制御します。 Sync(同期)に設定すると、Windows が同期入出力に加えてキャッシングも制 御します。 Bytes per Sector 各セクタに包含するバイト数を指定します。デフォルト値は 512 です。 (セクタあたりのバ イト数) Average Bytes per Record(レコード あたりの平均バイ ト数) 8. レコードあたりの平均バイト数を指定します。デフォルト値は 8192 です。 保存 をクリックします。 Repositories(リポジトリ)画面の表示に、新しく追加されたストレージの場所が反映されます。 9. リポジトリ用のストレージの場所をさらに追加するには、手順 4~7 を繰り返します。 10.
リポジトリ設定の変更 リポジトリを追加した後、説明や最大同時操作数などのリポジトリ設定を変更できます。また、リポジトリ 用に新しいストレージの場所を作成することもできます。 リポジトリ設定を変更するには、次の手順を実行します。 1. Core Console に移動します。 2. Configuration(設定) → Repositories(リポジトリ)とクリックします。 3. Actions(アクション)ボタン下の Compression Ratio(圧縮率)列の横にある Settings(設定)アイコ ンをクリックします。 Repository Settings(リポジトリの設定)ダイアログボックスが表示されます。 4.
既存のリポジトリを拡張するには、次の手順を実行します。 1. MD1200 DAS を取り付けた後、Core Console を開いて Appliance(アプライアンス)タブを選択し、 Tasks(タスク)をクリックします。 2. Tasks(タスク)画面で、新しいストレージの横にある Provision(プロビジョニング)をクリックしま す。 3. Provisioning Storage(ストレージのプロビジョニング)画面で、Expand the existing repository(既 存のリポジトリの拡張)を選択し、拡張するリポジトリを選択します。 4.
テキストボック 説明 ス Size(サイズ) ストレージの場所のサイズまたは容量を設定します。デフォルトサイズは 250 MB です。次の単位を選択できます。 • MB • GB • TB メモ: 指定するサイズは、ボリュームのサイズを超えることはできません。 メモ: ストレージの場所が Windows XP または Window 7 を使用した NTFS ボリュームの場合、ファイルサイズの上限は 16 TB です。 ストレージの場所が Windows 8 または Windows Server 2012 を使用した NTFS ボリュームの場合、ファイルサイズの上限は 256 TB です。 メモ: オペレーティングシステムを検証するには、WMI が対象のストレージ の場所にインストールされている必要があります。 Write Caching ライトキャッシングポリシーは、リポジトリでの Windows Cache Manager の使 Policy(ライトキャ 用を制御し、さまざまな構成で最適なパフォーマンスを得られるようにリポジト ッシングポリシー) リを調整します。 • On(オン) •
リポジトリのチェック アプライアンスは、エラー発生時にリポジトリボリュームの診断チェックを実行できます。コアエラーの原 因には、不適切なシャットダウンやハードウェア障害などがあります。 メモ: この手順は、診断目的でのみ使用する必要があります。 リポジトリをチェックするには、次の手順を実行します。 1. Configuration(設定)タブで Repositories(リポジトリ)をクリックしてから、チェックしたいリポ ジトリの横にある > を選択します。 2. Actions(アクション)ペインで、Check(チェック)をクリックします。 Check Repository(リポジトリのチェック)ダイアログボックスが表示されます。 3. Check Repository(リポジトリのチェック)ダイアログボックスで、Check(チェック)をクリックし ます。 メモ: チェックが不合格の場合は、アーカイブからリポジトリを復元します。 リポジトリの削除 リポジトリを削除するには、次の手順を実行します。 1.
外部ボリュームを解決するには、次の手順を実行します。 1. Core Console から、Appliance(アプライアンス)タブを選択し、Remount Volumes(ボリュームの 再マウント)をクリックします。 ボリュームが再マウントされます。 2. Configuration(設定)タブを選択し、Repositories(リポジトリ)をクリックします。 3. ステータスインジケータが赤色のリポジトリを、Status(ステータス)の横にある > をクリックして展 開します。 4.
暗号化キーの追加 暗号化キーを追加するには、次の手順を実行します。 1. Core Console に移動します。 2. Configuration(設定) → Security(セキュリティ)の順にクリックします。 Encryption Keys (暗号化キー)ページが表示されます。 3. Actions(アクション)をクリックして、Add Encryption Key(暗号化キーを追加)をクリックします。 Create Encryption Key(暗号化キーを作成)ダイアログボックスが表示されます。 4.
3. 変更する暗号化キーを選択して、Change Passphrase(パスフレーズの変更)をクリックします。 Change Passphrase(パスフレーズの変更)ダイアログボックスが表示されます。 4. Change Passphrase(パスフレーズの変更)ダイアログボックスで、暗号化の新しいパスフレーズを入 力し、入力した内容を確認するためにパスフレーズを再入力します。 5. OK をクリックします。 注意: パスフレーズは保護することが推奨されます。パスフレーズを失うと、システム上のデータ にアクセスできなくなります。 暗号化キーのインポート 暗号化キーをインポートするには、次の手順を実行します。 1. Core Console に移動します。 2. Configuration(設定) → Security(セキュリティ)の順にクリックします。 3. Actions(アクション)ドロップダウンメニューを選択し、Import(インポート)をクリックします。 Import Key(キーのインポート)ダイアログボックスが表示されます。 4.
管理することができます。データは、Microsoft Azure、Amazon S3、Rackspace Cloud Block Storage、ま たはその他の OpenStack ベースのクラウドサービスを使用してクラウドにアーカイブすることができます。 クラウドアカウントを管理するための次のトピックを参照してください。 • クラウドアカウントの追加 • クラウドアカウントの編集 • クラウドアカウントの設定 • クラウドアカウントの削除 クラウドアカウントの追加 アーカイブデータをクラウドにエクスポートする前に、Core Console でお使いのクラウドプロバイダのアカ ウントを追加します。 クラウドアカウントを追加するには、次の手順を実行します。 1. Core Console で Tools(ツール)タブをクリックします。 2. 左メニューで Clouds(クラウド)をクリックします。 3.
クラウドタイプ テキストボックス 説明 表示名 AppAssure でのアカウントの表 示名(例:OpenStack 1)を作成 します。 Tenant ID(テナント VM) このアカウントのテナント ID を 入力します。 Authentication URL(認証 URL) このアカウントの認証 URL を入 力します。 Rackspace クラウドブロックス トレージ 6. ユーザー名 Rackspace クラウドアカウント のユーザー名を入力します。 API Key(API キー) このアカウントの API キーを入 力します。 表示名 AppAssure でのアカウントの表 示名(例:ORackspace 1)を作 成します。 追加 をクリックします。 ダイアログボックスが閉じ、お使いのアカウントが Core Console の Clouds(クラウド)ページに表示 されます。 クラウドアカウントの編集 クラウドアカウントを編集するには、次の手順を実行します。 1. Core Console で Tools(ツール)タブをクリックします。 2.
1. 上矢印および下矢印を使用して、次のいずれかのオプションを編集します。 – Request Timeout(要求タイムアウト):分、および秒で表示され、クラウドアカウントへ の接続時に遅延がある場合に AppAssure が単一の接続に費やす時間を決定します。 – Retry Count(再試行回数) :クラウドアカウントに到達できないと判断するまで AppAssure が接続の試行を行う回数を決定します。 – Write Buffer Size(書き込みバッファサイズ):アーカイブデータのクラウドへの書き込み 用に予約するバッファのサイズを決定します。 – Read Buffer Size(読み取りバッファサイズ) :クラウドからアーカイブデータの読み取り用 に予約するブロックサイズを決定します。 2.
護対象マシンのリカバリポイントをコピーし、それらをリモート災害復旧サイトにあるターゲットコアに非 同期的かつ継続的に送信します。このオフサイトの場所は、会社が所有するデータセンター(自己管理コア) または第三者のマネージドサービスプロバイダ(MSP)の場所にすることも、クラウド環境にすることもで きます。MSP に複製する場合、接続を要求し、自動のフィードバック通知を受け取ることを可能にするビル トインワークフローを使用できます。レプリケーションには次のシナリオが考えられます。 • Replication to a Local Location(ローカルロケーションへの複製)。ターゲットコアは、ローカルデータ センターまたはオンサイトの場所に配置され、複製は常に維持されます。この構成では、Core が失われ てもリカバリは妨げられません。 • Replication to an Off-site Location(オフサイトロケーションへの複製)。ターゲットコアは、損失発生 時のリカバリ用にオフサイトの災害復旧施設に配置されます。 • Mutual Replication(相互レプリケーション)。2
図 8.
量のデータをポータブルストレージデバイスにコピーする必要があるため、ポータブルストレージデバイス には eSATA、USB 3.
帯域幅 帯域幅は、ソースコアとターゲットコア間で可能な転送スピードです。スナップショ ットによって作成されるリカバリポイントを常に維持できるように、帯域幅はレプリ ケーションの変更レートよりも大きいことが重要です。コアからコアに送信されるデ ータ量に応じて、複数のパラレルストリームは最大 1 GB イーサネット接続速度のワ イヤスピードで実行される必要がある場合があります。 メモ: ISP によって指定される帯域幅は、使用可能な合計帯域幅です。送信帯域幅 は、ネットワーク上のすべてのデバイスで共有されます。変更レートに対応でき るレプリケーション用の十分な帯域幅があることを確認してください。 保護対象マシンの 数 ソースコアごとに保護されるマシンの数と、ターゲットに複製する予定の数を考慮す ることが重要です。AppAssure では、保護対象サーバー単位でレプリケーションを実 行できるので、特定のサーバーを複製するように選択できます。これは、保護対象の すべてのサーバーを複製する必要があるとき、特にソースコアとターゲットコア間の 帯域幅が複製されるリカバリポイントの量とサイズに対して十分でない場合に、変
• • • • • 既存の保護対象マシンの複製。レプリケーション用エージェントの設定についての詳細は、「マシン上の エージェントデータの複製」を参照してください。 エージェントのレプリケーション優先順位の設定。エージェントのレプリケーションの優先順位付けの 詳細については、「エージェントのレプリケーション優先度の設定」を参照してください。 必要に応じたレプリケーションの監視。レプリケーションの監視の詳細については、「レプリケーション の監視」を参照してください。 必要に応じたレプリケーション設定の管理。レプリケーション設定の管理についての詳細は、「レプリケ ーション設定の管理」を参照してください。 災害またはデータ損失発生時における複製済みデータのリカバリ。複製済みデータのリカバリについて の詳細は、「複製済みデータのリカバリ 」を参照してください。 自己管理コアへの複製 自己管理コアとは、自分がアクセスできるコアのことであり、多くの場合、オフサイトロケーションにおい て自社が管理しているコアのことです。データのシーディングを選択しない限り、複製はソースコア上で完 全に実行できます。シーディングを行う場合
would like to repair replication(コアは移行済みなのでレプリケーションを修復します)を選択しま す。 6. 次へ をクリックします。 7. Agents(エージェント)ページで、複製するエージェントを選択し、Repository(リポジトリ)列のド ロップダウンリストを使用して各エージェントのリポジトリを選択します。 8. ベーステータ転送用のシーディングプロセスを実行する予定がある場合は、次の手順を実行します。 メモ: 量のデータをポータブルストレージデバイスにコピーする必要があるため、ポータブルスト レージデバイスには eSATA、USB 3.0、またはその他の高速接続の使用をお勧めします。 a.
テキストボック 説明 ス Recycle action(リ パスにすでにシードドライブが含まれている場合は、次のいずれかのオプション サイクルアクショ を選択します。 ン) • Do not reuse(再使用しない)— その場所の既存のデータを上書きしたり、 クリアしたりしません。その場所が空の場合、シードドライブの書き込みは 失敗します。 • Replace this core(このコアを置き換える)— このコアに関連する既存のデ ータを上書きしますが、他のコアのデータはそのまま残します。 • Erase completely(完全に消去)— シードドライブを書き込む前にディレク トリからすべてのデータをクリアします。 Comment(コメン アーカイブについてのコメントまたは説明を入力します。 ト) Add all Agents to シードドライブを使用してレプリケートするエージェントを選択します。 Seed Drive(シード ドライブにすべて のエージェントを 追加する) Build RP chains (fix orphans)(RP チェーンを構築す る(孤立の修復)) リカバリポイ
ターゲットコア上でシードドライブを取り込むには、次の手順を実行します。 1. シードドライブを USB ドライブなどのポータブルストレージデバイスに保存した場合は、ドライブをタ ーゲットコアに接続します。 2. ターゲットコア上の Core Console から、Replication(レプリケーション)タブを選択します。 3. Incoming Replication(受信複製)にあるドロップダウンメニューを使用して正しいソースコアを選択 し、Consume(消費)をクリックします。 Consume(消費)ウィンドウが表示されます。 4. 5. Location Type(場所のタイプ)には、ドロップダウンリストから次のオプションのいずれかを選択し ます。 • Local(ローカル) • Network(ネットワーク) • Cloud(クラウド) 必要に応じて次の情報を入力します。 テキストボック 説明 ス Location(場所) USB ドライブやネットワーク共有など、シードドライブの場所を表すパスを入力 します(D:\ など)。 User Name(ユーザ 共有ドライ
メモ: この手順により、未処理のシードドライブへのリンクがソースコア上の Core Console から削除 されますが、ドライブ自体は保存先のストレージの場所から削除されません。 未処理のシードドライブを放棄するには、次の手順を実行します。 1. ソースコア上の Core Console から、Replication(レプリケーション)タブを選択します。 2. Outstanding Seed Drive (#)(未処理のシードドライブ(#))をクリックします。 Outstanding seed drives(未処理のシードドライブ)セクションが表示されます。このセクションに は、リモートターゲットコアの名前、シードドライブが作成された日時、およびシードドライブ上に含 まれているリカバリポイントのデータ範囲が含まれます。 3. 破棄するドライブのドロップダウンメニューをクリックし、Abandon(放棄)を選択します。 Outstanding Seed Drive(未処理のシードドライブ)ウィンドウが表示されます。 4.
テキストボック 説明 ス デフォルトポート番号は 8006 です。 4. Continue(続行)をクリックします。 5. Add Remote Core(リモートコアを追加)ダイアログボックスで、次を行います。 a. 複製する保護対象マシンを選択します。 b. 保護対象マシンごとにリポジトリを選択します。 c. 契約時の電子メールアドレスとサービスプロバイダによって割り当てられたカスタマー ID を入力し ます。 6. ベースデータの転送のためにシーディングプロセスを実行することを計画している場合は、Use a seed drive to perform initial transfer(シードドライブを使用して初回転送を実行)の横にあるチェックボッ クスを選択します。 7.
テキストボック 説明 ス • Replace this core(このコアを置き換える)— このコアに関連する既存のデ ータを上書きしますが、他のコアのデータはそのまま残します。 • Erase completely(完全に消去)— シードドライブを書き込む前にディレク トリからすべてのデータをクリアします。 Comment(コメン アーカイブについてのコメントまたは説明を入力します。 ト) Agents(エージェン シードドライブを使用してレプリケートするエージェントを選択します。 ト) メモ: 量のデータをポータブルストレージデバイスにコピーする必要があるため、ポータブルスト レージデバイスには eSATA、USB 3.0、またはその他の高速接続の使用をお勧めします。 9. Start(開始)をクリックして、指定したパスにシードドライブを書き込みます。 10.
レプリケーション要求の無視 ターゲットコアの第三者サービスプロバイダとして、顧客から送信されたレプリケーションリクエストを無 視することができます。このオプションは、顧客が誤ってリクエストを送信した場合や最初に確認を行わず にリクエストを拒否する場合に使用できます。 複製リクエストを無視するには、次の手順を実行します。 1. ターゲットコア上の Core Console から、Replication(レプリケーション)タブを選択します。 2. Replication(複製)タブで、Pending Requests (#)(保留中のリクエスト(#))をクリックします。 Pending Replication Requests(保留中の複製リクエスト)セクションが表示されます。 3.
セクション 説明 利用可能なアクション • Incoming Replication(受信レプ ターゲットがレプリケートされ たデータを受信する、すべてのソ リケーション) ースマシンをリストします。こ れには、リモートコア名、状態、 マシン、および進捗状況が含まれ ます。 ターゲットコアでは、ドロップダ ウンメニューから以下のオプシ ョンを選択できます。 • • 3.
オプション 説明 Max. parallel 1 つの保護対象マシンがマシンのデータを一度に複製するために使用できるネッ streams(最大パラ トワーク接続の数を指定します。 レルストリーム数) 4. Save(保存)をクリックします。 レプリケーションの削除 レプリケーションを中断して、いくつかの方法で保護されたマシンをレプリケーションから削除できます。 次のオプションがあります。 • ソースコア上のレプリケーションからのエージェントの削除 • ターゲットコア上のエージェントの削除 • レプリケーションからのターゲットコアの削除 • レプリケーションからのソースコアの削除 メモ: ソースコアを削除すると、そのコアによって保護されたすべての複製済みマシンが削除されます。 ソースコア上のレプリケーションからの保護対象マシンの削除 ソースコア上のレプリケーションから保護対象マシンを削除するには、次の手順を実行します。 1. ソースコアから Core Console を開き、Replication(レプリケーション)タブをクリックします。 2.
レプリケーションからのターゲットコアの削除 レプリケーションからターゲットコアを削除するには、次の手順を実行します。 1. ソースコアで Core Console を開き、Replication(レプリケーション)タブをクリックします。 2. Outgoing Replication(送信レプリケーション)で、削除したいリモートコアの横にあるドロップダウ ンメニューをクリックして、Delete(削除)をクリックします。 3. Outgoing Replication(送信レプリケーション)ダイアログボックスで、Yes(はい)をクリックして 削除を確定します。 レプリケーションからのソースコアの削除 メモ: ソースコアを削除すると、そのコアによって保護されていた複製済みエージェントがすべて削除 されます。 レプリケーションからソースコアを削除するには、次の手順を実行します。 1. ターゲットコアで Core Console を開き、Replication(レプリケーション)タブをクリックします。 2.
たエージェントと同じ新しい(レプリケーションされた)エージェントを起動できます。ソースコアとエー ジェントが修復された後は、フェールオーバーされたコアとエージェントからソースコアとエージェントに データを復元するためのフェールバックを実行することができます。AppAssure では、フェールオーバーと フェールバックに関して次の手順を実行します。 • フェールオーバー用に環境をセットアップする。 • ターゲットコアとそれに関連するエージェントに対してフェールオーバーを実行する。 • フェールバックを実行してソースコアを復元する。 フェールオーバーのための環境のセットアップ フェールオーバー用に環境をセットアップするには、ソースおよびターゲットの Core とそれに関連するエ ージェントをレプリケーション用にセットアップしておく必要があります。この処置の手順を実行して、フ ェールオーバー用にレプリケーションをセットアップします。 フェールオーバー用に環境をセットアップするには、次の手順を実行します。 1. ソース用のコアとターゲット用のコアをインストールします。 2.
9. ターゲットコアの Core Console に戻り、Protected Machines(保護マシン)にある Machines(マシ ン)タブと Incoming Replication(受信レプリケーション)にある Replication(レプリケーション) タブに、新しいエージェントが表示されていることを確認します。 10. 複数スナップショットを強制実行して、正しく実行されたことを確認します。 詳細については、「スナップショットの強制実行」を参照してください。 11. これで、フェールバックの実行に進むことができます。 詳細については、フェールバックの実行を参照してください。 フェールバックの実行 障害の発生した元のソースコアおよび保護対象マシンを修復または交換した後に、フェールオーバーしたマ シンからデータを移動してソースマシンを復元する必要があります。 フェールバックを実行するには、次の手順を実行します。 1. ターゲットコアで Core Console に移動して、Replication(レプリケーション)タブをクリックしま す。 2.
19.
4. • General(一般) • Enable Events(イベントの有効化) • Notification Options(通知オプション) General(一般)パネルで、次のように通知グループの基本情報を入力します。 テキストボック 説明 ス Name(名前) イベント通知グループの名前を入力します。これは、イベント通知グループを識 別するために使用されます。 Description(説明) イベント通知グループの説明を入力します。これはイベント通知グループの目的 を説明するために使用されます。 5. Enable Events(イベントの有効化)パネルで、イベントログ(アラート)を作成して報告する状態を選 択します。 以下についてのアラートを作成できます。 6.
テキストボック 説明 ス Notify by e-mail E-メール通知の受信者を指定します。別々の複数 E-メールアドレスのほか、ブラ (E-メールで通知) インドカーボンコピーを指定することもできます。次の選択が可能です。 • To: • CC: • BCC: Notify by Windows イベントログを介してアラートが報告されるようにするには、このオプ Windows Event ションを選択します。これは、Windows イベントログを介してアラート通知を報 Log(Windows イ 告する必要があるかどうかを指定するために使用されます。 ベントログで通知) Notify by sys logd sys logd を介してアラートが報告されるようにするには、このオプションを選択 (sys logd で通知) します。次のテキストボックスで、sys logd の詳細を指定します。 7.
テキストボック 説明 ス デフォルト値は 25 です。 Timeout 接続の試行がタイムアウトするまでの時間の長さを指定するために、整数値を入 (seconds) (タイム 力します。この数値は E-メールサーバーへの接続試行時にタイムアウトするま での時間を秒単位で設定するために使用されます。 アウト(秒)) デフォルトは 30 秒 です。 TLS このオプションは、メールサーバーがトランスポート層セキュリティ(TLS)ま たはセキュアソケット層(SSL)などのセキュア接続を使用する場合に選択しま す。 ユーザー名 E-メールサーバーのユーザー名を入力します。 パスワード E-メールサーバーにアクセスするためのパスワードを入力します。 From(差出人) 返信用 E-メールアドレスを入力します。これは、E-メール通知テンプレート用の 返信 E-メールアドレスを指定するために使用されます。たとえば、 noreply@localhost.
Database Connection Settings(データベース接続設定)ダイアログボックスが表示されます。 4. Retain event and job history for(イベントおよびジョブ履歴を保持する期間)テキストボックスに、 イベントに関する情報を保持する日数を入力します。 たとえば、30 日(デフォルト)を選択することができます。 5.
Agent Installer について Agent Installer は、Core によって保護する予定のマシン上に、AppAssure Agent アプリケーションをインス トールするために使用します。Agent Installer を必要とするマシンがある場合は、Core の Tools(ツール) タブからウェブインストーラをダウンロードできます。 メモ: Core のダウンロードは、ライセンスポータルから実行します。Core インストーラをダウンロー ドするには、https://licenseportal.com にアクセスしてください。 Agent Installer のダウンロードおよびインストール Agent Installer は、Core で保護される任意のマシンにダウンロードして導入することができます。 Agent Installer をダウンロードおよびインストールするには、次の手順を実行します。 1. Agent Installer をライセンスポータルまたは Core からダウンロードします。 例:Agent-X64-5.3.x.xxxxx.exe 2.
6. ダウンロード フォルダで、LocalMountUtility-Web 実行可能ファイルを右クリックして、開く をクリ ックします。 お使いのマシンの設定によっては、ユーザーアカウント制御 ウィンドウが表示されることがあります。 7. ユーザーアカウント制御 ウィンドウが表示された場合は、はい をクリックして、プログラムがマシンに 変更を加えることができるようにします。 AppAssure Local Mount Utility Installation(AppAssure Local Mount Utility インストール)ウィザード が起動します。 8. AppAssure Local Mount Utility Installation(AppAssure Local Mount Utility インストール)ウィザード の Welcome(ようこそ)画面で、Next(次へ)をクリックして License Agreement(ライセンス契 約)ページに進みます。 9.
テキストボック 説明 ス デフォルトポート番号は 8006 です。 Use my Windows user credentials (自分の Windows ユーザー資格情報 を使用する) コアにアクセスするために使用する資格情報が Windows 資格情報と同じである 場合は、このオプションを選択します。 Use specific コアにアクセスするために使用する資格情報が Windows 資格情報と異なる場合 credentials(特定の は、このオプションを選択します。 資格情報を使用す る) User name(ユーザ ー名) コアマシンにアクセスするために使用するユーザー名。 Password(パスワ ード ) コアマシンにアクセスするために使用するパスワード。 メモ: 特定の資格情報を使用することを選択した場合のみ、このオプション を使用できます。 メモ: 特定の資格情報を使用することを選択した場合のみ、このオプション を使用できます。 5. 接続 をクリックします。 6.
Local Mount Utility を使用してリカバリポイントをマウントするには、次の手順を実行します。 1. LMU がインストールされているマシンから、デスクトップアイコンをダブルクリックして LMU を起動 します。 2. メインの AppAssure Local Mount Utility ウィンドウから、ナビゲーションツリーで目的のコアを拡張 して、保護対象エージェントを表示します。 3. ナビゲーションツリーから目的のエージェントを選択します。 リカバリポイントがメインフレーム内に表示されます。 4. マウントするリカバリポイントを展開して、個々のディスクのボリュームまたはデータベースを表示し ます。 5. マウントするリカバリポイントを右クリックして、次のいずれかを選択します。 6.
オプション 説明 Dismount(マウン 隣接したリカバリポイントのみをマウント解除します。 ト解除) a. 選択したリカバリポイントの横にある Dismount(マウント解除)をクリッ クします。 b. ウィンドウを閉じます。 Dismount all(すべ マウントされたリカバリポイントのすべてをマウント解除します。 てをマウント解除) a. Dismount all(すべてをマウント解除)をクリックします。 b. Dismount All(すべてをマウント解除)ウィンドウで、Yes(はい)をクリ ックして確定します。 c.
リモートコアオプションへのアクセス リモートコアオプションにアクセスするには、Core またはエージェントを右クリックしてから、次の説明に 従ってリモートコアオプションのいずれかを選択します。 オプション 説明 Reconnect to core 最近追加されたエージェントなどのコアの情報をアップデートして更新します。 (コアへの再接続) Remove core(コア Local Mount Utility からコアを削除します。 の削除) Edit core(コアの編 Edit Core(コアの編集)ウィンドウが開きます。ここで、ホスト名、ポートおよび資 集) 格情報を変更できます。 エージェントオプションへのアクセス エージェントオプションにアクセスするには、Core またはエージェントを右クリックして、Refresh recovery points(リカバリポイントの更新)をクリックします。選択したエージェントのリカバリポイント のリストがアップデートされます。 保持ポリシーの管理 すべての保護対象サーバーの定期バックアップスナップショットは、長期にわたって Core に蓄積されます。 保持ポ
アーカイブの作成 アーカイブを作成するには、次の手順を実行します。 1. Core Console で、Configuration(設定)タブをクリックします。 2. Manage(管理)オプションから、Archive(アーカイブ)をクリックします。 Create Archive(アーカイブを作成)ダイアログボックスが表示されます。 3.
スケジュールアーカイブの設定 スケジュールアーカイブ機能では、選択されたマシンが自動的に作成される時間や、特定の場所へ保存する 時間を設定できます。この機能を使用すると、この機能によってマシンのアーカイブを頻繁に保存する場合 にアーカイブを手動で作成する手間が省けます。自動アーカイブをスケジュールするには次の手順に従いま す。 スケジュールアーカイブを設定するには、次の手順を実行します。 1. Core Console で Tools(ツール)タブをクリックします。 2. Archive(アーカイブ)オプションで、Scheduled(スケジュール)をクリックします。 3. Scheduled Archive(スケジュールアーカイブ)ページで、Add(追加)をクリックします。 Add Archive Wizard(アーカイブの追加ウィザード)ダイアログボックスが表示されます。 4.
– At time(時刻):アーカイブを作成する時刻を選択します。 • Monthly(毎月) – At day of months(日):アーカイブを作成する日を選択します。 – At time(時刻):アーカイブを作成する時刻を選択します。 10. アーカイブを一時停止して、後に再開するには Initial pause archiving(アーカイブ作業の初期一時停 止)を選択します。 アーカイブ作業を再開する前にターゲットの場所を準備する時間が必要な場合は、スケジュール済みの アーカイブを一時停止することができます。このオプションを選択しない場合は、スケジュールされた 時間アーカイブ作業を開始します。 11. Finish(終了)をクリックします。 スケジュールアーカイブの一時停止または再開 Setting a Scheduled Archive(スケジュールアーカイブの設定)を行った際に最初にアーカイブ作業を一時 停止した場合は、スケジュール済みのアーカイブ作業を後に再開することになります。 スケジュールアーカイブを一時停止または再開するには、次の手順を実行します。 1.
– User Name(ユーザー名):ユーザー名を入力します。ネットワーク共有のためのログイン資格 情報です。 – Password(パスワード):ネットワークパスのパスワードを入力します。ネットワーク共有のた めのログイン資格情報です。 • Cloud(クラウド) – Account(アカウント) :ドロップダウンリストからアカウントを選択します。クラウドアカウン トを選択するには、最初にそのアカウントを Core Console に追加しておく必要があります。 – Container(コンテナ) :ドロップダウンメニューからお使いのアカウント関連づけられているコ ンテナを選択します。 – Folder Name(フォルダ名):アーカイブされたデータを保存するフォルダの名前を入力します。 デフォルトの名前は AppAssure-5-Archive-[作成日]-[作成時間] です。 5. Next(次へ)をクリックします。 6. ウィザードの Machines(マシン)ページで、どの保護対象マシンにアーカイブするリカバリポイント が格納されているかを選択します。 7.
– User Name(ユーザー名):ユーザー名を入力します。ネットワーク共有のためのログイン資格 情報です。 – Password(パスワード):ネットワークパスのパスワードを入力します。ネットワーク共有のた めのログイン資格情報です。 • Cloud(クラウド) – Account(アカウント) :ドロップダウンリストからアカウントを選択します。クラウドアカウン トを選択するには、最初にそのアカウントを Core Console に追加しておく必要があります。 – Container(コンテナ) :ドロップダウンメニューからお使いのアカウントに関連づけられている コンテナを選択します。 – Folder Name(フォルダ名):アーカイブされたデータを保存するフォルダの名前を入力します。 デフォルトの名前は AppAssure-5-Archive-[作成日]-[作成時間] です。 4. 構造の整合性チェックを実行するには、Structure integrity(構造の整合性)を選択します。 5.
否チェックは、特定のリカバリポイントに対してオンデマンド実行することも、夜間ジョブの一部として実 行することもできます。 アタッチ可否には、AppAssure Core マシン上の Microsoft SQL Server のローカルインスタンスが必要です。 このインスタンスは、Microsoft から直接あるいは正規の再販売業者経由で入手したフルライセンスバージョ ンの SQL Server でなければなりません。Microsoft は、パッシブ SQL ライセンスの使用を認めてはいませ ん。 アタッチ可否では、SQL Server 2005、2008、2008 R2、2012 および 2014 がサポートされます。テストを 実行する際に使用するアカウントには、SQL Server インスタンス上で sysadmin 役割が付与されている必要 があります。 SQL Server のディスク型ストレージフォーマットは、64 ビット環境と 32 ビット環境の両方で同じであり、 アタッチ可否は両方のバージョンで機能します。ある環境で実行されているサーバーインスタンスからデタ ッチされたデータベースは、別の環境で実
テキストボック 説明 ス Username(ユーザ SQL Server へのログオン許可のためのユーザー名を入力します。 ー名 ) Password(パスワ ード ) 8. SQL アタッチ可否のためのパスワードを入力します。これにより、ログオンアク ティビティが制御されます。 Test Connection(テスト接続)をクリックします。 メモ: 資格情報の入力が正しくない場合、資格情報テストに失敗したことを警告するメッセージが 表示されます。資格情報を修正し、接続テストを再度実行してください。 9. Save(保存)をクリックします。 これで、保護対象 SQL Server データベース上で実行するアタッチ可否チェックが使用可能になりまし た。 10. Nightly Jobs(夜間ジョブ)ウィンドウで、 OK をクリックします。 アタッチ可否チェックが夜間ジョブで実行されるようスケジュールされました。 夜間 SQL アタッチ可否チェックとログの切り捨ての設定 夜間 SQL アタッチ可否チェックとログの切り捨てを設定するには、次の手順を実行します。 1.
Exchange データベースのマウント可否とログの切り捨てを設定するには、次の手順を実行します。 1. Core Console の左のナビゲーション領域で、マウント可否チェックおよびログの切り捨てを設定するマ シンを選択します。 選択されたマシンの Summary(サマリ)タブが表示されます。 2. Exchange Server Settings(Exchange Server 設定)をクリックします。 Exchange Server Settings(Exchange Server 設定)ダイアログボックスが表示されます。 3. 4.
ログの切り捨ての強制 メモ: このオプションは Exchange または SQL マシンでのみ利用できます。 ログの切り捨てを強制するには、次の手順を実行します。 1. Core Console に移動し、Machines(マシン)タブをクリックします。 2. Machines(マシン)タブから、次のいずれかを実行します。 • ログを切り捨てるマシンのハイパーリンクをクリックします。 • または、Navigation(ナビゲーション)ペインで、ログを切り捨てるマシンを選択します。 3. そのマシンの Actions(アクション)ドロップダウンメニューで、Force Log Truncation(ログの切り 捨ての強制)をクリックします。 4.
用語見出し 説明見出し メモ: これはリカバリポイント内の特定のボリュームに該当します。 黄色 Exchange データベースのマウント可否チェックは有効になっていますが、チェック がまだ実行されていないことを示します。 赤色 少なくとも 1 つのデータベースで、マウント可否チェックまたは Checksum チェック が失敗したことを示します。 緑色 マウント可否チェックまたは Checksum チェックに合格したことを示します。 メモ: Exchange または SQL データベースが関連付けられていないリカバリポイントは、白色のステー タスインジケータで表示されます。リカバリポイントに Exchange と SQL の両方のデータベースが存 在する場合は、リカバリポイントについて最も重要なステータスインジケータが表示されます。 82
3 アプライアンスの管理 Core Console には Appliance(アプライアンス)タブがあります。このタブを使用して、容量のプロビジョ ニング、アプライアンスの状態の監視、および管理ツールへのアクセスを行うことができます。 アプライアンスのステータスの監視 アプライアンスサブシステムのステータスは、Overall Status(全体ステータス)ページの Appliance(アプ ライアンス)タブを使用して監視できます。Overall Status(全体ステータス)ページには、ステータスライ ト(各サブシステムの横にある)とサブシステムの正常性を示すステータスの説明が表示されます。 Overall Status(全体ステータス)ページには、各サブシステムの詳細情報にドリルダウンするツールへのリ ンクも表示されます。これらは、警告やエラーのトラブルシューティングに利用できます。System Administrator(システム管理者)リンク(Appliance Hardware サブシステムと Storage Hardware サブシ ステムで使用可能)では、ハードウェアの管理に使用されるシステム管
り当てることができます。たとえば、Storage Resource Management(SRM)を使用している場合、仮想マ シンをホストするために、プロビジョニングされている任意のデバイス上で最大 100 パーセントの容量を割 り当てることができます。アプライアンスで保護されているサーバーに障害が発生した場合、AppAssure の ライブリカバリ機能を使用して、それらのサーバーを仮想マシンに素早く置き換えることができます。 スタンバイ仮想マシンを必要としない中規模の環境では、すべてのストレージを使用してかなりの数のエー ジェントをバックアップすることができます。一方、スタンバイ仮想マシン用に追加のリソースを必要とし、 より少ない数のエージェントマシンをバックアップする場合は、より大きな VM 用により多くのリソースを 割り当てることができます。 Appliance(アプライアンスサーバー)タブを選択すると、AppAssure Appliance ソフトウェアは、システム 内のサポートされているすべてのコントローラに対して使用可能なストレージ容量の場所を特定し、ハード ウェアが要件を満たしていることを検証し
• 新しいリポジトリを作成するには、Create a new repository(新規のリポジトリの作成)を選択し、 リポジトリの名前を入力します。 リポジトリ名として Repository 1 がデフォルトで表示されます。この名前は上書きすることができ ます。 • 既存のリポジトリに容量を追加するには、Expand the existing repository(既存のリポジトリの拡 張)を選択し、Existing Repositories(既存のリポジトリ)リストからリポジトリを選択します。 メモ: 容量を追加するときは、リポジトリを追加するのではなく、既存のリポジトリを拡張するこ とを推奨します。別々に作成されたリポジトリは、それらの間で重複排除が行われないため、容量 の利用効率が悪くなります。 3.
アプライアンスのアップグレード アプライアンスをアップグレードするには、次の手順を実行します。 1. Recovery and Update Utility を dell.com/support から DL4000 Backup to Disk アプライアンスにダ ウンロードします。 2. そのユーティリティをアプライアンスのデスクトップにコピーし、ファイルを解凍します。 3. launchRUU アイコンをダブルクリックします。 4. プロンプトが表示されたら、リストされているいずれのプロセスも実行していないことを確認して Yes (はい)をクリックします。 5. Recovery and Update Utility 画面が表示されたら、Start(開始)をクリックします。 6. 再起動のプロンプトが表示されたら、OK をクリックします。 Windows Server の役割と機能、ASP .
メモ: AppAssure Core Software のダウングレードはサポートされていません。 9. プロンプトが表示されたら、システムを再起動します。 10.
4 ワークステーションとサーバーの保護 ワークステーションとサーバーの保護について データを保護するには、Core Console で保護するワークステーションとサーバー(たとえば、Exchange サ ーバー、SQL Server、Linux サーバーなど)を追加します。 メモ: 本項では基本的に、マシンという言葉はそのマシンにインストールされている AppAssure Agent ソフトウェアも意味します。 Core Console では、AppAssure Agent ソフトウェアがインストールされているマシンを識別し、保護するボ リュームの指定、保護スケジュールの定義、暗号化などのセキュリティ対策の追加などを行うことができま す。Core Console にアクセスしてワークステーションおよびサーバーを保護する方法の詳細については、 「マシンの保護」を参照してください。 マシンの設定 AppAssure でマシンに対する保護を追加した後は、基本的なマシン設定(名前、ホスト名など)、保護設定 (マシン上ボリュームの保護スケジュールの変更、ボリュームの追加と削除、または保護の一時停止)、およ びその他多
テキストボック 説明 ス ポート マシンのポート番号を入力します。 Core は、このマシンと通信する際にこのポートを使用します。 リポジトリ リカバリポイント用のリポジトリを選択します。このマシンからのデータを保存 する Core のリポジトリを表示します。 メモ: この設定は、リカバリポイントがない場合、または以前のリポジトリ が欠落している場合にのみ変更できます。 暗号化キー 必要に応じて暗号化キーを編集します。リポジトリに保存されている、マシン上 のすべてのボリュームのデータに暗号化を適用するかどうかを指定します。 マシンのシステム情報の表示 Core Console には、マシンのリストを含めることにより保護されるすべてのマシンと各マシンのステータス が表示されます。 マシンのシステム情報を表示するには、次の手順を実行します。 1. Core Console の Protected Machines(保護対象マシン)で、詳細なシステム情報を表示するマシンを 選択します。 2.
システムイベントの通知グループを設定するには、次の手順を実行します。 1. Core Console で Machines(マシン)タブをクリックします。 2. Machines(マシン)タブから、次のいずれかを実行します。 • 変更するマシンのハイパーリンクをクリックします。 • Navigation(ナビゲーション)ペインで、変更するマシンを選択します。 Summary(サマリ)タブが表示されます。 3. Configuration(設定)タブをクリックし、Events(イベント)をクリックします。 Notification Groups(通知グループ)ページが表示されます。 4. Use custom alert settings(カスタムアラート設定を使用)をクリックし、Apply(適用)をクリックし ます。 Custom Notification Groups(カスタム通知グループ)画面が表示されます。 5.
テキストボック 説明 ス • Rollup(ロールアップ) 次のタイプ別に選択することもできます。 • Info(情報) • Warning(警告) • Error(エラー) メモ: タイプで選択する場合、該当するイベントがデフォルトで自動的に有 効になります。たとえば警告を選択すると、アタッチ可否、ジョブ、ライセ ンス、アーカイブ、コアサービス、エクスポート、保護、レプリケーショ ン、およびロールバックイベントが有効になります。 Notification 通知の処理方法を選択して指定します。次のオプションから選択できます。 Options(通知オプ • Notify by Email(E-メールで通知)- To(宛先)、CC、および BCC テキスト ション) ボックスに、イベントを送信する E-メールアドレスを指定します。 メモ: E-メールを受信するには、事前に SMTP が設定されている必要があ ります。 • Notify by Windows Event log(Windows イベントログで通知)— Windows イベントログが通知を制御します。 • Notify by s
テキストボック 説明 ス Name(名前) 通知グループの名前を表示します。 メモ: 通知グループの名前を編集することはできません。 Description(説明) 通知グループの説明を入力します。 Enable Events(イ 通知グループと共有するイベントを選択します。All(すべて)を選択すること ベントの有効化) も、次を含むイベントのサブセットを選択することもできます。 • BootCd(起動 CD) • LocalMount(ローカルマウント) • Metadata(メタデータ) • Clusters(クラスタ) • Notification(通知) • PowerShellScripting(PowerShell スクリプティング) • PushInstall(プッシュインストール) • Attachability(アタッチ可否) • Jobs(ジョブ) • Licensing(ライセンス) • LogTruncation(ログの切り捨て) • Archive(アーカイブ) • CoreService(コアサービス) • Export(
テキストボック 説明 ス • Notify by Windows Event log(Windows イベントログで通知)— Windows イベントログが通知を制御します。 • Notify by syslogd(syslogd で通知)— イベントを送信するホスト名およびポ ートを指定する必要があります。 – Host(ホスト)— サーバーのホスト名を入力します。 – Port(ポート)— サーバーとの通信に使用するポート番号を入力します。 7.
テキストボック 説明 ス • Years(年) ...and then keep より詳細なレベルの保持を指定します。このオプションはビルディイングブロッ one Recovery クとしてプライマリ設定と共に使用され、リカバリポイントを維持する期間をさ Point per hour for らに詳細に定義します。 n [retention time 保持期間を示す数字を入力し、期間を選択します。デフォルトは 2 です。 period](...さらに、 1 時間につき 1 つの 次から選択できます。 リカバリポイント • Days(日) を n [保持期間] 保 • Weeks(週) 持) • Months(月) • Years(年) ...and then keep より詳細なレベルの保持を指定します。このオプションはビルディイングブロッ one Recovery クとして使用され、リカバリポイントを維持する期間をさらに詳細に定義します。 Point per day for n 保持期間を示す数字を入力し、期間を選択します。デフォルトは 4 です。 [retention time period](.
テキストボック 説明 ス Point per year for n [retention time period](...さらに、 1 年につき 1 つのリ カバリポイントを n [保持期間] 保持) Newest Recovery Point(最新のリカバリポイント)テキストボックスには、最新のリカバリポイントが 表示されます。最も古いリカバリポイントは、保持ポリシーの設定によって決まります。 次に、保持期間の計算方法の例を示します。 すべてのリカバリポイントを 3 日間保持。 ...さらに、1 時間ごとに 1 つのリカバリポイントを 3 日間保持 ...さらに、1 日ごとに 1 つのリカバリポイントを 4 日間保持 ...さらに、1 週ごとに 1 つのリカバリポイントを 3 週間保持 ...さらに、1 月ごとに 1 つのリカバリポイントを 2 ヶ月間保持 ...
保護スケジュールを変更するには、次の手順を実行します。 1. Core Console で Machines(マシン)タブをクリックします。 2. Machines(マシン)タブから、次のいずれかを実行します。 3. • 変更するマシンのハイパーリンクをクリックします。 • Navigation(ナビゲーション)ペインで、変更するマシンを選択します。 次の手順のいずれか 1 つを実行します。 • マシンの Summary(サマリ)タブにある Volumes(ボリューム)表で、カスタマイズするボリュー ムに対する保護スケジュールのハイパーリンクをクリックします。 • Configuration(設定)タブをクリックし、Protection Settings(保護設定)をクリックします。ボ リュームのリスト内で、カスタマイズするボリュームの横にある Edit(編集)アイコンをクリック します。 Protection Schedule(保護スケジュール)ダイアログボックスが表示されます。 4.
注意: 転送設定を変更すると、お使いの環境に劇的な変化をもたらす可能性があります。転送設定の値 を変更する前に、Dell AppAssure Knowledge Base(https://support.software.dell.
テキストボック 説明 ス Priority(優先順位) 保護対象マシンの間で転送の優先順位を設定します。ほかの保護対象マシンとの 比較で優先順位を割り当てることができます。1 が最高の優先順位となるよう に、1 から 10 までの数字を選択します。デフォルトの設定では、優先順位は 5 に なります。 メモ: 優先順位はキューに入っている転送に適用されます。 Maximum Core に送信される TCP リンクが各エージェントで並列に処理される最大数を設 Concurrent 定します。 Streams(最大同時 メモ: この値は 8 に設定することを推奨します。パケットのドロップが発生 ストリーム) する場合は、この設定を大きくします。 Maximum エージェント接続あたりの同時ディスク書き込み操作の最大数を設定します。 Concurrent Writes メモ: この値は Maximum Concurrent Streams(最大同時ストリーム)に選 (最大同時書き込 択した値と同じに設定することを推奨します。パケット損失が発生する場 み) 合は、この値を少し小さくします。たとえば、Maximum Cu
テキストボック 説明 ス • SQLServerWriter(SQL Server ライター) • System Writer(システムライター) • Task Scheduler Writer(タスクスケジューラライター) • VSS Metadata Store Writer(VSS メタデータストアライター) • WMI Writer(WMI ライター) Transfer Data 転送用のポートを設定します。デフォルトの設定は 8009 です。 Server Port(データ 転送サーバーポー ト) Transfer Timeout (転送タイムアウ ト) パケットが転送されずに静止していられる時間を分と秒の単位で指定します。 Snapshot Timeout スナップショットの取得の最大待機時間を分と秒の単位で指定します。 (スナップショット タイムアウト) Network Read 読み取り接続の最大待機時間を分と秒の単位で指定します。ネットワーク読み取 Timeout(ネットワ りをその時間内に実行されないと、その操作は再試行されます。 ーク読み取りタイ ムアウト) Ne
マシンログを表示するには、次の手順を実行します。 1. Core Console で Machines(マシン)タブをクリックします。 2. Machines(マシン)タブから、次のいずれかを実行します。 • 表示するログが保存されているマシンのハイパーリンクをクリックします。 • Navigation(ナビゲーション)ペインで、表示するログが保存されているマシンを選択します。 3. Tools(ツール)タブをクリックし、Diagnostics(診断)をクリックします。 4.
メモ: Agent ソフトウェアが指定したマシン上にまだインストールされていない場合は、 エージェ ントを保護する時のエージェントソフトウェア」の手順に従ってください。Agent ソフトウェアの インストール後 Agent のマシンを再起動して次の手順に進んでください。 5.
注意: Linux マシンを保護した場合は、保護対象ボリュームを手動でマウント解除しないようにす る必要があります。マウント解除する必要がある場合は、ボリュームをマウント解除する前に、コ マンド bsctl -d [path_to_volume] を実行する必要があります。このコマンド内の [path_to_volume] は、ボリュームのマウントポイントではなく、ボリュームのファイル記述子を 参照します。これは、たとえば /dev/sda1 のような形式にする必要があります。 エージェントを保護する時のエージェントソフトウェアの展開 エージェントを保護のために追加するプロセス中にエージェントをダウンロードして展開することができま す。 メモ: この手順は、保護するマシンにエージェントソフトウェアをすでにインストールした場合は必要 ありません。 エージェントを保護するために追加するプロセス中にエージェントを展開するには、次の手順を実行します。 1.
ボリュームのためのカスタムスケジュールの作成 ボリュームのためのカスタムスケジュールを作成するには、次の手順を実行します。 1. Protect Machine(マシンの保護)ダイアログボックス(このダイアログボックスへのアクセス方法に ついては、 「マシンの保護」を参照)の Volume Group(ボリュームグループ)で、保護するボリューム を選択して Edit(編集)をクリックします。 Protection Schedule(保護スケジュール)ダイアログボックスが表示されます。 2.
そのマシンの Summary(サマリ)タブが表示されます。 2. Summary(サマリ)タブから、Exchange Server Settings(Exchange Server 設定)リンクをクリック します。 Exchange Server Settings(Exchange Server 設定)ダイアログボックスが表示されます。 3.
メモ: エージェントには、リモートインストールを可能にするセキュリティポリシーが設定されている 必要があります。 エージェントを展開するには、次の手順を実行します。 1. Core Console で Machines(マシン)タブをクリックします。 2. Actions(アクション)ドロップダウンメニューで、Deploy Agent(エージェントの展開)をクリック します。 Deploy Agent(エージェントを展開)ダイアログボックスが表示されます。 3.
テキストボック 説明 ス Host(ホスト) 保護するマシンのホスト名または IP アドレスを入力します。 Port(ポート) AppAssure Core がマシン上のエージェントと通信するために使用するポート番 号を入力します。 Username(ユーザ このマシンに接続するためのユーザー名(Administrator など)を入力します。 ー名) Password(パスワ このマシンに接続するために使用するパスワードを入力します。 ード) 4. Connect(接続)をクリックして、このマシンに接続します。 5.
6. Protect(保護)をクリックします。 マシンの管理 本項では、AppAssure 環境からのマシンの削除、レプリケーションのセットアップ、ログの切り捨ての強制、 操作のキャンセルなど、マシンの管理において実行できるさまざまなタスクについて説明します。 マシンの削除 1. Core Console に移動し、Machines(マシン)タブをクリックします。 2. Machines(マシン)タブから、次のいずれかを実行します。 3.
エージェントに対するレプリケーション優先度の設定 エージェントのレプリケーション優先度を設定するには、次の手順を実行します。 1. Core Console で、レプリケーション優先度を設定する保護対象マシンを選択し、Congifutartion(設 定)タブをクリックします。 2. Select Transfer Settings(転送設定の選択)をクリックし、Priority(優先度)ドロップダウンリストか ら次のオプションのいずれかを選択します。 • デフォルト • Highest(最高) • Lowest(最低) • 1 • 2 • 3 • 4 メモ: デフォルト優先度は 5 です。あるエージェントに優先度 1 を与え、別のエージェントに優先 度 Highest(最高)を与えた場合、優先度 1 のエージェントよりも先に Highest(最高)優先度の エージェントの複製が行われます。 3.
• Navigation(ナビゲーション)ペインで、表示するマシンをクリックします。 Summary(サマリ)タブが表示されます。 マシンの情報が Summary(サマリ)ページに表示されます。表示される詳細には、次の情報が含まれます。 • ホスト名 • 最後に取得したスナップショット • 次に予定されているスナップショット • 暗号化ステータス • バージョン番号 • マウント可否チェックステータス • Checksum チェックステータス • 最後に実行されたログ切り捨て このマシンに収容されているボリュームの詳細情報も表示されます。これには、次の情報が含まれます。 • 合計サイズ • Used Space(使用容量) • 空き容量 SQL Server がマシンにインストールされている場合、サーバーの詳細情報も表示されます。これには、次の 情報が含まれます。 • 名前 • インストールパス • Version(バージョン) • バージョン番号 • データベース名 • オンラインステータス Exchange Server がマシンにイ
複数のエージェントを展開して保護するには、次のタスクを実行します。 1. AppAssure を複数のマシンに展開。 複数マシンへの展開を参照してください。 2. バッチ展開のアクティビティを監視します。 複数マシンの展開の監視を参照してください。 3. 複数のマシンを保護します。 「複数マシンの保護」を参照してください。 メモ: 展開時に Protect Machine After Install(インストール後にマシンを保護する)オプションを 選択した場合、この手順は省略できます。 4.
エージェントを Active Directory ドメインの複数のマシンに展開するには、次の手順を実行します。 1. Core Console で、Tools(ツール)タブ、次に Bulk Deploy(一括展開)とクリックします。 2. Deploy Agent to Machines(マシンへのエージェントの展開)ウィンドウで、Active Directory をクリ ックします。 3. Connect to Active Directory(Active Directory への接続)ダイアログボックスで、次の表の説明に従っ てドメイン情報とログオン資格情報を入力します。 テキストボック 説明 ス Domain(ドメイン) Active Directory ドメインのホスト名または IP アドレス。 User name(ユーザ ー名) このドメインへの接続に使用するユーザー名(Administrator など)。 Password(パスワ ード ) このドメインへの接続に使用するセキュアなパスワード。 4. Connect(接続)をクリックします。 5.
テキストボック 説明 ス ストール後にマシ ンを保護する) Repository(リポジ ドロップダウンリストを使用して、マシンからのデータを保存する Core 上の トリ) リポジトリを選択します。選択したリポジトリは、保護されるすべてのマシ ンに対して使用されます。 メモ: このオプションは、Protect machine after install(インストール 後にマシンを保護する)を選択した場合にのみ使用できます。 Encryption Key(暗 (オプション)ドロップダウンリストを使用して、リポジトリに保存されるマ 号化キー) シン上のデータに暗号化を適用するかどうかを指定します。この暗号化キー は、保護されるすべてのマシンに割り当てられます。 メモ: このオプションは、Protect machine after install(インストール 後にマシンを保護する)を選択した場合にのみ使用できます。 b. Save(保存)をクリックします。 7.
vCenter/ESXi 仮想ホスト上の複数のマシンに展開するには、次の手順を実行します。 1. Core Console で、Tools(ツール)タブ、次に Bulk Deploy(一括展開)とクリックします。 2. Deploy Agent on Machines(マシンへのエージェントの展開)ウィンドウで、vCenter/ESXi をクリッ クします。 3. Connect to VMware vCenter Server/ESXi(VMware vCenter Server/ESXi への接続)ダイアログボック スで、次のようにホスト情報とログオン資格情報を入力し、OK をクリックします。 テキストボックス 説明 Host(ホスト) VMware vCenter Server/ESX(i)仮想ホストの名前または IP アドレスを入力しま す。 User Name(ユーザ 仮想ホストへの接続に使用するユーザー名(administrator など)を入力します。 ー名) Password(パスワー この仮想ホストへの接続に使用するセキュアなパスワードを入力します。 ド) 4.
• Add Machine(マシンの追加)ダイアログボックスで複数マシンを指定するには、New(新規)を クリックします。これによって、新規のマシンホスト、ログオン資格情報、リポジトリ、暗号化キ ー、およびその他の情報を入力することができます。各設定の詳細については、 「Active Directory ド メイン上のマシンへの展開」を参照してください。 これらの情報を入力した後、OK をクリックして Deploy Agent on Machines(マシンへのエージェ ントの展開)リストに追加するか、OK と New(新規)をクリックして別のマシンを追加します。 メモ: 展開後、自動的にマシンを保護する場合は、Protect Machine after Install(インストー ル後にマシンを保護)チェックボックスを選択します。このチェックボックスを選択すると、 保護が有効になる前にマシンが自動的に再起動します。 • 3.
これには、全体の進捗状況情報の他、個々の展開のステータスも含まれています。次の詳細情報が表示 されます。 2. • 開始時刻 • 終了時刻 • 経過時間 • 残り時間 • Progress(進行状況) • フェーズ 次の手順のいずれか 1 つを実行します。 • Open in New window(新規ウィンドで開く)をクリックして新規ウィンドウを開き、展開の進捗 状況を表示します。 • Close(閉じる)をクリックし、導入タスクをバックグラウンドで処理します。 複数マシンの保護 Agent ソフトウェアを Windows マシンに一括導入した後は、データを保護するためにそれらのマシンを保 護する必要があります。エージェントの展開時に Protect Machine After Install(インストール後にマシン を保護する)を選択した場合は、この手順を省略できます。 メモ: エージェントマシンには、リモートインストールを可能にするセキュリティポリシーが設定され ている必要があります。 複数のマシンを保護するには、次の手順を実行します。 1.
テキストボック 説明 ス Repository(リポジ マシンからのデータが保存されている Core 上のリポジトリを選択します。選択 トリ) したリポジトリは、保護されているすべてのマシンに使用されます。 Encryption Key(暗 リポジトリに保存されているマシン上のエージェントに、暗号化を適用するかど うかを指定します。暗号化キーは、保護されているすべてのマシンに割り当てら 号化キー) れます。 Protection Schedule(保護ス ケジュール) マシンの保護を行うスケジュールを指定します。デフォルトスケジュールは、ピ ーク動作時の 60 分と週末の 60 分です。 企業のニーズに合わせてスケジュールを編集するには、Edit(編集)をクリック します。 メモ: 詳細については、「保護スケジュールの変更」を参照してください。 Initially pause オプションで、最初に実行するときに保護を一時停止にすることができます。つ protection(保護を まり、手動で保護を再開するまで、コアはマシンのスナップショットを取得しま せん。 当初一時停止) 5.
テキストボック 説明 ス To view task ボリュームが送信に従い、Tasks(タスク)ペインにステータス、開始時刻、お information(タス よび終了時刻が表示されます。Details(詳細)をクリックすると、タスクに関す ク情報を表示する) るより具体的な情報が表示されます。 To view alert information(アラ ート情報を表示す る) 保護対象マシンが追加されるたびに、操作が成功したか、またはエラーが記録さ れたかどうかを示すアラートがログに記録されます。アラートのレベルが、トラ ンザクション日付とメッセージとともに表示されます。ページからすべてのアラ ートを削除するには、Dismiss All(すべて無視)をクリックします。 To view event Events(イベント)ペインに、マシンと送信されるデータの詳細が表示されま information(イベ す。イベントのレベル、トランザクション日付、および時刻メッセージが表示さ ント情報を表示す れます。 る) スナップショットとリカバリポイントの管理 リカバリポイントは、個々のディスクボリュームに対して取
Size(サイズ) リポジトリ内でリカバリポイントが消費する容量を表示します。 特定のリカバリポイントの表示 特定のリカバリポイントを表示するには、次の手順を実行します。 1. Core Console の左のナビゲーション領域で、リカバリポイントを表示するマシンを選択し、Recovery Points(リカバリポイント)タブを選択します。 2.
Windows マシンにリカバリポイントをマウントするには、次の手順を実行します。 1. Core Console で、次のいずれかを実行します。 • Machines(マシン)タブを選択します。 a. マウントするリカバリポイントを持つマシンまたはクラスタの横で、Actions(アクション)ドロッ プダウンメニューから Mount(マウント)を選択します。 b. Mount Recovery Point(リカバリポイントのマウント)ダイアログボックス内のリストからリカバ リポイントを選択し、Next(次へ)をクリックします。 Mount Recovery Points(リカバリポイントのマウント)ダイアログボックスが表示されます。 • Core Console から、ローカルファイルシステムにマウントするマシンを選択します。 選択したマシンの Summary(サマリ)タブが表示されます。 a. Recovery Points(リカバリポイント)タブを選択します。 b. リカバリポイントのリストで、マウントするリカバリポイントを展開します。 c.
選択したリカバリポイントをマウント解除するには、次の手順を実行します。 1. Core Console から、Tools(ツール)タブを選択します。 2. Tools(ツール)オプションから System Info(システム情報)をクリックします。 3. マウント解除するリカバリポイントのマウント済み表示を選択し、Dismount(マウント解除)をクリッ クします。 すべてのリカバリポイントのマウント解除 Core 上にローカルマウントされているすべてのリカバリポイントをマウント解除できます。 すべてのリカバリポイントをマウント解除するには、次の手順を実行します。 1. Core Console から、Tools(ツール)タブを選択します。 2. Tools(ツール)オプションから System Info(システム情報)をクリックします。 3. Local Mounts(ローカルマウント)セクションで、Dismount All(すべてをマウント解除)をクリック します。 Linux マシンへのリカバリポイントボリュームのマウント 1.
メモ: このコマンドでは、リカバリポイント ID 番号の代わりにライン番号を指定して、リカバリポ イントを特定することもできます。その場合は、エージェント / マシンのライン番号(lm 出力か らのもの)、リカバリポイントのライン番号とボリューム文字、およびパスを順に並べて( m )使用します。たとえば、lm の出力で 3 台のエージェントマシンがリスト表示され、番 号 2 のマシンに対して lr コマンドを入力し、23 行目のリカバリポイントのボリューム b を /tmp/mount_dir にマウントするコマンドは、m 2 23 b /tmp/mount_dir になります。 注意: 保護されている Linux ボリュームは手動でマウント解除しないでください。マウント解除す る必要がある場合は、その前にコマンド bsctl -d を実行する必要があり ます。このコマンドの は、ボリュームのマウン
メモ: 孤立リカバリチェーンを削除する機能は、ターゲットコア上の複製リカバリポイントには使用で きません。 孤立リカバリポイントチェーンを削除するには、次の手順を実行します。 1. Core Console で、孤立リカバリポイントチェーンを削除する保護対象マシンを選択します。 2. Recovery Points(リカバリポイント)タブをクリックします。 3. Recovery Points(リカバリポイント)で、孤立リカバリポイントを展開します。 このリカバリポイントの Type(タイプ)列には Incremental Orphaned(孤立した増分)というラベル が表示されています。 4. Actions(アクション)の横にある Delete(削除)をクリックします。 Delete Recovery Points(リカバリポイントを削除)ウィンドウが表示されます。 5.
3. そのマシンの Actions(アクション)ドロップダウンメニューで、Pause(一時停止)をクリックしま す。 4.
バックアップが実行されている場合は、Current Backup Progress(現在のバックアップ進捗状況)と Start Time(開始時間)に関する情報が表示されます。 Windows バックアップポリシー Windows バックアップポリシーを設定するには、次の手順を実行します。 1. Core Console で、Appliance → Backup(アプライアンス > バックアップ)に移動します。 2. Configure Policy(ポリシーの設定)ボタンをクリックします。 Windows Backup Policy(Windows バックアップポリシー)ウィンドウが表示されます。 3. 以下に示すようにパラメータを入力します。 テキストボック 説明 ス 以下のアイテムが バックアップされ ます。 • OS(C:) • リカバリ • ベアメタルリカバリ • システム状態 上記のすべてのアイテムがデフォルトで選択されます。 バックアップをス ケジュールする時 間を選択してくだ さい。 4.
Windows マシンから仮想マシンへの保護対象データのエクスポートについて AppAssure では、仮想マシンへの Windows バックアップ情報の 1 回限りのエクスポートまたは連続エクス ポートの両方(仮想スタンバイをサポートするため)がサポートされています。仮想スタンバイマシンにデ ータをエクスポートすることにより、データの高可用性コピーが提供されます。保護対象マシンがダウンし ても、仮想マシンを起動してからリカバリを実行することが可能になります。 次の図は、データを仮想マシンにエクスポートするための一般的な導入を示しています。 図 9.
AppAssure バージョン 5.3.1.60393 では、エクスポートがシンプルダイナミックボリュームのみに制限され ることを知らせるチェックボックスがユーザーインタフェースに追加されました。このバージョンでユーザ ーインタフェースが変更される前は、複雑なディスクまたは非シンプルダイナミックディスクをエクスポー トするオプションが選択肢として表示されていました。これらのディスクをエクスポートしようとしても、 そのエクスポートジョブは失敗しました。 Microsoft Windows マシンから仮想マシンへのバックアップ情報のエクスポー ト AppAssure では、リカバリポイントからのバックアップ情報の他、お使いのマシンの保護スケジュール用に 定義されたパラメータをすべてエクスポートすることにより、Microsoft Windows マシンのデータを仮想マ シン(VMware、ESXi、Hyper-V、および Oracle VirtualBox)にエクスポートすることができます。 Windows バックアップ情報を仮想マシンにエクスポートするには、次の手順を実行します。 1.
テキストボック 説明 ス 2. ホスト名 ホストマシンの名前を入力します。 ポート ホストマシンのポートを入力します。デフォルトポートは 443 です。 ユーザー名 ホストマシンのログオン資格情報を入力します。 パスワード ホストマシンのログオン資格情報を入力します。 接続 をクリックします。 連続(仮想スタンバイ)ESXi エクスポートの実行 連続(仮想スタンバイ)ESXi エクスポートを実行するには、次の手順を実行します。 1. 2. Select Export Type(エクスポートタイプの選択)ダイアログボックスで、Continuous (Virtual Standby) (連続(仮想スタンバイ))を選択します。 次へ をクリックします。 Virtual Standby Recovery Point to VMware vCenter Server/ESXi(VMware vCenter Server/ESXi への 仮想スタンバイリカバリポイント)ダイアログボックスが表示されます。 3.
テキストボック 説明 ス ESXi Datacenter ESXi データセンターの名前を入力します。 (ESXi データセンタ ー) ESXi Host(ESXi ホ ESXi ホストの資格情報を入力します。 スト) Data Store(データ データストアの詳細を入力します。 ストア) Version(バージョ 仮想マシンのバージョンを選択します。 ン) メモ: vSphere クライアントを使用して仮想マシンを管理するには、バージ ョン 8 以前を選択します。 Resource Pool(リ リソースプールの名前を入力します。 ソースプール) 6.
テキストボック 説明 ス Target Path(ター ゲットパス) 仮想マシンを作成するローカルフォルダまたはネットワーク共有のパスを指定し ます。 メモ: ネットワーク共有パスを指定した場合は、そのターゲットマシンに登 録されているアカウントの有効なログオン資格情報を入力します。このア カウントには、ネットワーク共有に対する読み取りと書き込みの許可がある 必要があります。 ユーザー名 パスワード 仮想マシンのログオン資格情報を入力します。 • ネットワーク共有パスを指定した場合、ターゲットマシンに登録されたアカ ウント用に有効なユーザー名を入力する必要があります。 • ローカルパスを入力した場合は、ユーザー名は必要ありません。 仮想マシンのログオン資格情報を入力します。 • ネットワーク共有パスを指定した場合、ターゲットマシンに登録されたアカ ウント用に有効なパスワードを入力する必要があります。 • ローカルパスを入力した場合は、パスワードは必要ありません。 2. Export Volumes(ボリュームのエクスポート)ペインで、エクスポートするボリューム(例:C:\ およ び
VM Export - Select Recovery Point(VM エクスポート - リカバリポイントを選択)ダイアログボック スが表示されます。 2. エクスポートするリカバリポイントを選択し、Next(次へ)をクリックします。 Virtual Standby Recovery Point to VMware Workstation/Server(VMware Workstation/Server への仮 想スタンバイリカバリポイント)ダイアログボックスが表示されます。 3.
7. 保存 をクリックします。 Hyper-V エクスポートを使用した Windows データのエクスポート 1 回限りのエクスポートまたは連続エクスポートを実行することにより、Hyper-V エクスポートを使用した データのエクスポートを選択できます。適切なエクスポートタイプのための Hyper-V エクスポートを使用 してエクスポートするには、次の項目の手順を実行します。 お使いの DL Appliance は、次のホストへの第 1 世代 Hyper-V のエクスポートをサポートします。 • Windows 8 • Windows 8.1 • Windows Server 2008 • Windows Server 2008 R2 • Windows Server 2012 • Windows Server 2012 R2 お使いの DL Appliance は、次のホストへの第 2 世代 Hyper-V のエクスポートをサポートします。 • Windows 8.
Hyper-V エクスポート実行のための 1 回限りの設定の定義 Hyper-V エクスポート実行のために 1 回限りの設定を定義するには、次の手順を実行します。 1. Hyper-V ダイアログボックスで Use local machine(ローカルマシンを使用)をクリックして、HyperV 役割が割り当てられたローカルマシンへの Hyper-V エクスポートを実行します。 2.
連続(仮想スタンバイ)Hyper-V エクスポートの実行 メモ: 1 回限りのエクスポートと連続エクスポート(仮想スタンバイ)の機能がサポートされるのは、2 つの VM を持つ 3 TB の構成の DL1000 のみです。 連続(仮想スタンバイ)Hyper-V エクスポートを実行するには、次の手順を実行します。 1. Virtual Standby(仮想スタンバイ)タブの Core Console で、Add(追加)をクリックして Export Wizard (エクスポートウィザード)を起動します。Export Wizard(エクスポートウィザード)の Protected Machines(保護対象マシン)ページで次の手順を実行します。 2. エクスポートするマシンを選択し Next(次へ)をクリックします。 3. Summary(サマリ)タブで、Export(エクスポート) → Virtual Standby(仮想スタンバイ)とクリッ クします。 4.
• VHD メモ: ターゲットマシンで Windows 8(Windows Server 2012)以上が実行されている場合、HyperV エクスポートは VHDX ディスク形式をサポートします。VHDX がお使いの環境でサポートされ ていない場、このオプションは無効になります。Network Adapters(ネットワークアダプタ)ペ ージで、スイッチに接続する仮想アダプタを選択します。 11. Volumes(ボリューム)ページで、エクスポートするボリュームを選択します。仮想マシンを保護対象 マシンの効果的なバックアップにするには、保護対象マシンの起動ドライブを含めます(たとえば、C: \) 。 VHD では選択するボリュームは 2040 GB 以下にする必要があります。選択したボリュームが 2040 GB より大きく、VHD フォーマットが選択されている場合は、エラーを受け取ります。 12.
オプション 説明 Virtual Machine 作成中の仮想マシンの名前を入力します。 Name(仮想マシン メモ: デフォルト名は、ソースマシンの名前です。 名) Target Path(ター ゲットパス) ローカルまたはリモートのターゲットパスを指定して、仮想マシンを作成します。 メモ: ルートディレクトリはターゲットパスにしないでください。 ネットワーク共有パスを指定した場合は、ターゲットマシンで登録されたアカウ ントに対する有効なログイン資格情報(ユーザー名およびパスワード)を入力す る必要があります。アカウントにはネットワーク共有への書き込みおよび読み取 り許可が必要です。 Memory(メモリ) 次のいずれかをクリックして、仮想マシン用のメモリ使用率を指定します。 6. 7.
• Virtual Standby(仮想スタンバイ)タブで、Add(追加)をクリックしてエクスポートウィザードを 起動します。エクスポートウィザードの Protected Machines(保護対象マシン)ページで、エクス ポートする保護対象マシンを選択し、Next(次へ)をクリックします。 • 2. エクスポートするマシンへ移動して、そのマシンの Actions(アクション)ドロップダウンメニュー の Summary(サマリ)タブで、Export(エクスポート)> Virtual Standby(仮想スタンバイ)とク リックします。 エクスポートウィザードの Destination(宛先)ページで、Recover to Virtual machine(仮想マシンへ の回復)ドロップダウンメニューから VirtualBox を選択して Next(次へ)をクリックします。 3. Virtual Machine Options(仮想マシンオプション)ページで Use Windows machine(Windows マシ ンの使用)を選択します。 4.
メモ: Virtual Standby(仮想スタンバイ)または Events(イベント)タブを表示して、エクスポー トのステータスおよび進捗状況を監視することができます。 仮想マシンの管理 VM Management(VM 管理)タブには、保護対象マシンのステータスが表示されます。ネットワークアダ プタを開始、停止、および追加することができます(Hyper-V および ESXi 仮想マシンのみに適用されます)。 VM Management(VM 管理)タブに移動するには、Appliance(アプライアンス) → VM Management(VM 管理)をクリックします。 メモ: Appliance(アプライアンス) → VM Management(VM 管理)タブが選択されると、Start(開 始)、Stop(停止)、および Add Network Adapter(ネットワークアダプタの追加)ボタンが表示され るまで最大 30 秒かかることがあります。 Hyper-V および ESXi 仮想スタンバイの VM 管理 フィールド 説明 Agent / VM Agent Name(エージェント名) :仮
フィールド 説明 • Stopping(停止中) • Unknown(不明)(一時的なステータス) メモ: 上記のステータス値は、ハイパーバイザータイプによって異なります。す べてのハイパーバイザーで、すべてのステータス値が表示されるわけではありま せん。 Location(場所):VM の場所を示します(たとえば、D:\export)。VM の場所には、 仮想マシンに必要な VM メタデータと仮想ドライブを格納するのに十分な容量が必要 です。 エクスポートステ ータス ステータス 1. 2.
フィールド 説明 Location(場所):VM の場所を示します(たとえば、D:\export)。VM の場所には、 仮想マシンに必要な VM メタデータと仮想ドライブを格納するのに十分な容量が必要 です。 エクスポートステ ータス ステータス 1. 2.
5. Create(作成)をクリックします。 メモ: 仮想ネットワークアダプタを削除するには、ハイパーバイザー管理インタフェースを使用し ます。 VM 操作の開始 VM 操作を開始するには、次の手順を実行します。 1. VM Management(VM 管理)ウィンドウに移動します。 2.
• Machines(マシン)タブをクリックし、次を行います。 a. 保護対象マシンのリストで、エクスポートするマシンの横にあるチェックボックスをオンにします。 b. そのマシンの Actions(アクション)ドロップダウンメニューで、Rollback(ロールバック)をクリ ックします。 c. Rollback - Select Recovery Point(ロールバック - リカバリポイントの選択)ダイアログボックス で、エクスポートするリカバリポイントを選択し、Next(次へ)をクリックします。 • AppAssure Core Console の左側にあるナビゲーションエリアで、ロールバックするマシンを選 択すると、このマシンの Summary(サマリ)タブが開きます。 d. Recovery Points(リカバリポイント)タブをクリックし、リストからリカバリポイントを選択しま す。 e. 選択したリカバリポイントの詳細情報を展開し、Rollback(ロールバック)をクリックします。 2.
メモ: ロールバック機能は、Core Console 内の保護対象 Windows マシンに対してサポートされていま す。詳細については、「ロールバックの実行」を参照してください。 Linux マシン上のボリュームのロールバックを実行するには、次の手順を実行します。 1. 次のように、AppAssure aamount ユーティリティをルートとして実行します。 sudo aamount 2. AppAssure のマウントプロンプトで、次のコマンドを入力して保護対象マシンのリストを表示します。 lm 3. プロンプトが表示されたら、AppAssure Core サーバーの IP アドレスまたはホスト名を入力します。 4.
たとえば、sudo mount コマンドを使用し、次に ls コマンドを使用できます。 注意: 保護対象 Linux ボリュームを手動でマウント解除しないでください。保護対象 Linux ボリュ ームを手動でマウント解除する必要がある場合は、ボリュームをマウント解除する前に、bsctl d [path to volume] コマンドを実行する必要があります。 このコマンドで、[path to volume] はボリュームのマウントポイントではなく、ボリュームのファ イル記述子を参照しています。形式は /dev/sda1 のようにする必要があります。 Windows マシンのベアメタル復元について サーバーは、予期されるとおりに動作している場合には設定されたタスクを実行しますが、サーバーを操作 不能にする破壊的なイベントが発生したときは、サーバーを以前の動作状態に復元するために迅速な対策を 講じることが必要です。このプロセスには通常、マシンの再フォーマット、オペレーティングシステムの再 インストール、バックアップからのデータのリカバリ、およびソフトウェアアプリケーションの再インスト ールを伴います。 AppA
Windows マシンのベアメタル復元を実行するためのロード マップ Windows マシンの BMR を実行するには、次の手順を実行します。 1. 起動 CD を作成します。「起動可能 CD ISO イメージの作成」を参照してください。 2. イメージをディスクにコピーします。 3. 起動 CD からターゲットサーバーを起動します。 「起動 CD のロード」を参照してください。 4. リカバリディスクに接続します。 5. ボリュームをマッピングします。 「ボリュームのマッピング」を参照してください。 6. リカバリを開始します。「AppAssure Core からの復元の開始」を参照してください。 7.
メモ: ファイル拡張子は .iso にする必要があります。パスを指定するとき、英数字、ハイフン、および ピリオド(ホスト名とドメインを区切る場合のみ)のみを使用します。英字 a~z は大文字と小文字が 区別されません。スペースは使用しないでください。その他の記号および句読点は使用できません。 接続の作成 接続を作成するには、次の手順を実行します。 1. Connection Options(接続オプション)で、次のいずれかを実行します。 • Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)を使用して IP アドレスを動的に取得するには、 Obtain IP address automatically(IP アドレスを自動的に取得する)を選択します。 • 2.
ISO イメージ作成の進捗状況の表示 ISO イメージ作成の進捗状況を表示するには、Events(イベント)タブを選択します。その後、Tasks(タス ク)で ISO イメージ作成の進捗状況を監視できます。 メモ: ISO イメージ作成の進捗状況は、Monitor Active Task(アクティブタスクの監視)ダイアログボ ックスでも表示できます。 ISO イメージ作成が完了すると、Boot CDs(起動 CD)ページで使用可能になり、Tools(ツール)メニュ ーからアクセスできます。 ISO イメージへのアクセス ISO イメージにアクセスするには、指定した出力パスに移動するか、リンクをクリックして、新規のシステ ムにそのイメージをロードする元となる場所(ネットワークドライブなど)にイメージをダウンロードしま す。 起動 CD のロード 起動 CD イメージを作成したら、新たに作成した起動 CD を使用してターゲットサーバーを起動します。 メモ: DHCP を使用して起動 CD を作成した場合は、IP アドレスおよびパスワードを控えておいてくだ さい。 起動 CD をロードするには、次の手順を実行し
ターゲットサーバーにドライバを導入するには、次の手順を実行します。 1. メーカーのウェブサイトからサーバー用のドライバをダウンロードし、解凍します。 2. ファイル圧縮ユーティリティ(Win Zip など)を使用して、それらのドライバが保存されているフォル ダを圧縮し、ターゲットサーバーにコピーします。 3. Universal Recovery Console で、Driver Injection(ドライバ導入)をクリックします。 4. 圧縮されたドライバファイルの場所までファイルシステム内を移動し、そのファイルを選択します。 5. 手順 3 で Driver Injection(ドライバ導入)をクリックした場合は、Add Driver(ドライバの追加)をク リックします。手順 3 で Load driver(ドライバのロード)をクリックした場合は、Open(開く)をク リックします。 選択したドライバが導入され、ターゲットサーバーの再起動後にオペレーティングシステムへロードさ れます。 Core からの復元の開始 Core から復元を開始するには、次の手順を実行します。 1.
a. RollbackURC ダイアログボックスで、Automatically Map Volumes(ボリュームの自動マッピング) タブを選択します。 b. Disk Mapping(ディスクマッピング)領域の Source Volume(ソースボリューム)の下で、ソース ボリュームが選択されていること、および適切なボリュームが下に一覧表示され、選択されているこ とを確認します。 c. 自動マッピングの宛先ディスクが正しいターゲットボリュームになっていれば、Destination Disk (宛先ディスク)を選択します。 d. Rollback(ロールバック)をクリックし、手順 3 に進みます。 2. ボリュームを手動でマップするには、次を行います。 a. RollbackURC ダイアログボックスで、Manually Map Volumes(ボリュームの手動マッピング)タ ブを選択します。 b.
ーティングシステムがお使いのターゲットサーバー上にあるすべてのデバイスを正常に動作させることが可 能になります。 起動時の問題を修復するには、次の手順を実行します。 1. 復元したターゲットサーバーの起動時に問題が発生する場合は、起動 CD を再ロードして Universal Recovery Console を開きます。 2. Universal Recovery Console で、Driver Injection(ドライバ導入)をクリックします。 3. Driver Injection(ドライバ導入)ダイアログで、Repair Boot Problems(起動の問題の修復)をクリッ クします。 ターゲットサーバーの起動レコードの起動時パラメータが自動的に修復されます。 4.
lr メモ: このコマンドでは、ラインアイテム番号の代わりにマシン ID 番号を入力することもできま す。 そのマシンのベースおよび増分リカバリポイントのリストが表示されます。このリストには、ラインア イテム番号、日付 / タイムスタンプ、ボリュームの場所、リカバリポイントのサイズ、およびリカバリ ポイントを特定するシーケンス番号を末尾に含むボリュームの ID 番号(例: 293cc667-44b4-48ab-91d8-44bc74252a4f:2)が表示されます。 8.
Linux マシンでの起動可能パーティションの作成 Linux マシン上でコマンドラインを使用して起動可能パーティションを作成するには、次の手順を実行しま す。 1. bsctl ユーティリティを使用してすべてのデバイスに接続します。これには、sudo bsctl --attachto-device /dev/ コマンドを root で実行します。 メモ: この手順を復元ボリュームごとに繰り返します。 2. 次のコマンドを使用して、各復元ボリュームをマウントします。 mount /dev/ /mnt mount /dev/ /mnt メモ: システム構成によっては、ルートボリュームの一部として起動ディレクトリが含まれる場合 があります。 3.
5 サーバークラスタの保護 サーバークラスタ保護について AppAssure では、サーバークラスタ保護は個々のクラスタノード(つまり、クラスタ内の個々のマシン)に インストールされている AppAssure エージェントと Core に関連付けられており、これにより、これらのエ ージェントは 1 つの複合マシンとして保護されます。 Core は、クラスタの保護および管理を行うために簡単に設定することができます。Core Console では、ク ラスタは別のエンティティとして組織されており、関連するノードを含めるための「コンテナ」として機能 します。たとえば、左のナビゲーション領域では、Core はナビゲーションツリーの最上位に表示され、クラ スタは Core の下にリストされます。クラスタに関連する個々のノード(AppAssure エージェントがインス トールされているもの)は各クラスタ内に表示されます。 Core レベルとクラスタレベルにおいて、関連するノードと共有ボリュームのリストなど、クラスタについて の情報を表示できます。クラスタは Machines(マシン)タブの Core Console に表
• 2 TB を超える GUID パーティションテーブル(GPT)ディスク • ダイナミックディスク • ベーシックディスク サポートされるマウントタイプは以下のとおりです。 • ドライブ文字で接続されている共有ドライブ(たとえば、D:) • 単一物理ディスク上のシンプルダイナミックボリューム(ストライピング、ミラーリング、スパニングの いずれも行われていないボリューム) • マウントポイントとして接続されている共有ドライブ クラスタの保護 このトピックでは、AppAssure での保護のためにクラスタを追加する方法について説明します。クラスタを 保護に追加するときは、クラスタ、クラスタアプリケーション、または AppAssure Agent を搭載しているク ラスタノードまたはマシンのいずれかのホスト名または IP アドレスを指定する必要があります。 メモ: 保護対象ノードからキャプチャされたデータのスナップショットを保存するために、リポジトリ が使用されます。クラスタ内のデータの保護を開始する前に、AppAssure Core に関連付けられている リポジトリを少なくとも 1 つセ
メモ: デフォルト設定では、すべてのボリュームが 60 分ごとのスケジュールで保護されます。 5. クラスタのカスタム設定を入力するには(たとえば、共有ボリュームの保護スケジュールをカスタマイ ズする)、以下を行います。 a. settings(設定)をクリックします。 b. Volumes(ボリューム)ダイアログボックスで、保護するボリュームを選択して、Edit(編集)をク リックします。 c.
テキストボック 説明 ス Host(ホスト) クラスタ内の保護可能なノードのドロップダウンリストです。 Port(ポート) Core がノード上のエージェントと通信するときに使用するポート番号。 User name(ユーザ このノードに接続するために使用するドメイン管理者のユーザー名です(たとえ ー名) ば、administrator@example_domain.com の example_domain \administrator)。 Password(パスワ このマシンに接続するために使用するパスワード。 ード ) 4. Protect(保護)をクリックして、デフォルト保護設定でこのマシンの保護を開始します。 メモ: デフォルト設定では、マシン上のすべてのボリュームが 60 分ごとのスケジュールで保護さ れます。 5. このマシンのカスタム設定を入力するには(たとえば、表示名の変更、暗号化の追加、または保護スケ ジュールのカスタマイズを行う)、Show Advanced Options(詳細オプションの表示)をクリックしま す。 6.
• 変更するノードを含むクラスタに移動し、Machines(マシン)タブをクリックして、変更するマシ ンまたはノードを選択します。 • または、Navigation(ナビゲーション)ペインから、Cluster(クラスタ)見出しの下で、変更した いマシンまたはノードを選択します。 構成設定を変更、表示するには、「構成設定の表示および変更」を参照してください。 2. 3. システムイベントの通知グループを設定するには、 「システムイベントの通知グループの設定」を参照し てください。 4. 保持ポリシー設定をカスタマイズするには、「保持ポリシー設定のカスタマイズ」を参照してください。 5. 保護スケジュールを変更するには、「保護スケジュールの変更」を参照してください。 6.
テキストボック 説明 ス メモ: このクラスタのスナップショットがすでに作成されている場合、この 設定は通知目的でのみここに表示され、変更はできません。 Encryption Key(暗 必要に応じて暗号化キーを編集して選択します。 号化キー) リポジトリに保存されるこのクラスタ上の各ボリュームのデータに暗号化を適用 するかどうかを指定します。 クラスタイベント通知の設定 通知グループを作成することにより、クラスタのシステムイベントの報告方法を設定できます。これらのイ ベントにはシステムアラートやエラーがあります。 クラスタイベント通知を設定するには、次の手順を実行します。 1. 次の手順のいずれか 1 つを実行します。 • Core Console で Machines(マシン)タブをクリックし、変更するクラスタを選択します。 • 左のナビゲーション領域で、変更するクラスタを選択します。 2. Configuration(設定)タブをクリックし、Events(イベント)をクリックします。 3.
テキストボック 説明 ス • Info(情報) メモ: タイプで選択する場合、該当するイベントがデフォルトで自動的に有 効になります。たとえば警告を選択すると、アタッチ可否、ジョブ、ライセ ンス、アーカイブ、コアサービス、エクスポート、保護、レプリケーショ ン、およびロールバックイベントが有効になります。 Notification 通知の処理方法を選択して指定します。次のオプションから選択できます。 Options(通知オプ • Notify by Email(E-メールで通知)— To(宛先)、CC、および BCC テキス ション) トボックスに、イベントを送信する E-メールアドレスを指定します。 • Notify by Windows Event log(Windows イベントログで通知)— Windows イベントログが通知を制御します。 • Notify by syslogd(syslogd で通知)— イベントを送信するホスト名およびポ ートを指定します。 6. OK をクリックして変更を保存し、Apply(適用)をクリックします。 7.
クラスタ保護スケジュールの変更 クラスタが共有ボリュームを持つ場合のみ保護スケジュールを変更できます。 クラスタ保護スケジュールを変更するには、次の手順を実行します。 1. 2. 次の手順のいずれか 1 つを実行します。 • Core Console で Machines(マシン)タブをクリックし、変更するクラスタを選択します。 • 左のナビゲーション領域で、変更するクラスタを選択します。 Configuration(設定)タブをクリックし、Protection Settings(保護設定)をクリックします。 3.
• 左のナビゲーション領域から、変換したいマシンが含まれているクラスタを選択して、Machines(マ シン)タブをクリックします。 2. 変換するマシンを選択して、Machines(マシン)タブの上部にある Actions(アクション)ドロップダ ウンメニューをクリックし、Convert to Agent(エージェントに変換)をクリックします。 3. マシンをクラスタに戻すには、マシンを選択して、Summary(サマリ)タブ、Actions(アクション) メニュー、Convert to Node(ノードに変換)とクリックします。 サーバークラスタ情報の表示 クラスタシステム情報の表示 クラスタシステム情報を表示するには、次の手順を実行します。 1. 2.
3.
クラスタのスナップショットの強制実行 クラスタのスナップショットを強制実行するには、次の手順を実行します。 1. 次の手順のいずれか 1 つを実行します。 • Core Console で Machines(マシン)タブをクリックして、リカバリポイントを表示したいクラス タをクリックします。 • 2. 左のナビゲーション領域の Clusters(クラスタ)で、リカバリポイントを表示したいクラスタを選 択します。 Summary(サマリ)タブの Actions(アクション)ドロップダウンメニューで、Force Snapshot(スナ ップショットの強制)をクリックします。 クラスタスナップショットの一時停止と再開 クラスタスナップショットを一時停止および再開するには、次の手順を実行します。 1. 次の手順のいずれか 1 つを実行します。 • Core Console で Machines(マシン)タブをクリックして、リカバリポイントを表示したいクラス タをクリックします。 • 2. 3.
クラスタとクラスタノードのロールバックの実行 ロールバックとは、マシン上のボリュームをリカバリポイントから復元するプロセスです。サーバークラス タの場合、ロールバックはノード(マシン)レベルで実行します。本項では、クラスタボリュームに対して ロールバックを実行する際のガイドラインについて説明します。 CCR(Exchange)と DAG クラスタのロールバックの実行 SCC(Exchange、SQL)クラスタのロールバックを実行するには、次の手順を実行します。 1. 1 台を除くすべてのノードの電源をオフにします。 2. 「ロールバックの実行」および「コマンドラインを使用した Linux マシンのロールバックの実行」に記載 されている AppAssure の標準手順を使用してロールバックを実行します。 3. ロールバックが終了したら、クラスタボリュームのすべてのデータベースをマウントします。 4. ほかのすべてのノードの電源をオンにします。 5.
3. 次のオプションのいずれかを選択します。 オプション 説明 Keep Recovery このクラスタ用に現在保存されているすべてのリカバリポイントを維持します。 Points(リカバリポ イントを維持) Remove Recovery このクラスタ用に現在保存されているすべてのリカバリポイントをリポジトリか Points(リカバリポ ら削除します。 イントを削除) 保護からのクラスタノードの削除 以下の手順に従ってクラスタノードを保護から削除します。クラスタからノードを 1 つだけ削除する場合 は、 「保護対象クラスタノードのエージェントへの変換」を参照してください。保護からクラスタノードを削 除するには次を実行します。 1. 次の手順のいずれか 1 つを実行します。 • Core Console で Machines(マシン)タブをクリックし、削除するノードが含まれているクラスタ を選択します。クラスタの Machines(マシン)タブで、削除するノードを選択します。 • 左のナビゲーション領域の関連するクラスタで、削除したいノードを選択します。 2.
オプション 説明 With Recovery レプリケーションからソースコアを削除して、そのマシンから受信した複製され Points(リカバリポ たリカバリポイントをすべて削除します。 イントあり) クラスタまたはノードレポートの表示 クラスタおよび個々のノードに関する AppAssure のアクティビティについて、コンプライアンスレポートお よびエラーレポートを作成し、表示することができます。レポートには、クラスタ、ノード、および共有ボ リュームについての AppAssure アクティビティ情報が含まれます。AppAssure レポートの詳細については、 「レポートについて」を参照してください。 レポートツールバーにあるエクスポートオプションおよび印刷オプションの詳細については、 「レポートツー ルバーについて」を参照してください。 クラスタまたはノードレポートを表示するには、次の手順を実行します。 1. 次の手順のいずれか 1 つを実行します。 • Core Console で Machines(マシン)タブをクリックして、レポートを作成するクラスタまたはノ ードを選択します。 • 2.
6 レポート レポートについて お使いの DL アプライアンスでは、複数のコアマシンおよびエージェントマシンについてのコンプライアン ス、エラー、およびサマリ情報を生成し、表示することができます。 レポートはオンラインで表示するか、印刷するか、エクスポートしてサポート対象のいずれかのフォーマッ トで保存できます。次のフォーマットから選択できます。 • PDF • XLS • XLSX • RTF • MHT • HTML • TXT • CSV • イメージ レポートツールバーについて すべてのレポートに使用可能なツールバーでは、2 とおりの方法でレポートを印刷および保存することがで きます。次の表で、印刷オプションおよび保存オプションについて説明します。 アイコン 説明 レポートを印刷します。 現在のページを印刷します。 レポートをエクスポートしてディスクに保存します。 レポートをエクスポートして新しいウィンドウに表示します。 他のユーザーがレポートをウェブブラウザで表示できるように、このオプションを使 用して URL をコピー、貼り付けし、電子メールで送信します。
ジョブの詳細は、次のカテゴリを含む列ビューに表示されます。 • Core(コア) • Protected Agent(保護されたエージェント) • Type(タイプ) • Summary(サマリ) • Status(ステータス) • Error(エラー) • Start Time(開始時刻) • End Time(終了時刻) • Time(時刻) • Total Work(作業合計) エラーレポートについて エラーレポートはコンプライアンスレポートのサブセットであり、Core と AppAssure Agent に対して使用 できます。エラーレポートには、コンプライアンスレポートにリストされている失敗ジョブのみが含められ、 それらのジョブを印刷およびエクスポート可能な単一のレポートにまとめられています。 エラーの詳細は、次のカテゴリを含む列ビューに表示されます。 • Core(コア) • Agent(エージェント) • Type(タイプ) • Summary(サマリ) • Error(エラー) • Start Time(開始時刻) • End
• Used Space(使用容量) • Free Space(空き容量) • Compression/Dedupe Ratio(圧縮 / 重複排除比) エージェントサマリ Core Summary Report(コアサマリレポート)の Agents(エージェント)部分には、選択されたコアによ って保護されているすべてのエージェントのデータが含まれます。 エージェントの詳細は、次のカテゴリの列に表示されます。 • Name(名前) • Protected Volumes(保護対象ボリューム) • Total protected space(保護対象容量の合計) • Current protected space(現在保護されている容量) • Change rate per day(1 日あたりの変化率)(Average(平均)、Median(中央値)) • Jobs Statistic(ジョブ統計)(Passed(合格)、Failed(失敗)、Canceled(キャンセル)) コアまたはエージェントのレポートの生成 コアまたはエージェントのレポートを生成するには、次の手順を
レポートの生成後、ツールバーを使用してそのレポートを印刷またはエクスポートできます。 Central Management Console Core レポートについて DL アプライアンスでは、複数の Core についてのコンプライアンス、エラー、およびサマリ情報を生成し、 表示することができます。Core についての詳細は、本項で説明したものと同じカテゴリがある列ビューに表 示されます。 Central Management Console からのレポートの生成 Central Management Console からレポートを生成するには、次の手順を実行します。 1. Central Management Console Welcome(Central Management Console へようこそ)画面から、右 上隅にあるドロップダウンメニューをクリックします。 2.
7 DL4000 アプライアンスのフルリカバリの 完了 オペレーティングシステムの RAID 1 パーティションの作成 注意: これらの操作は、オペレーティングシステムを格納する RAID 1 仮想ディスクに対してのみ実行す ることが重要です。データを格納する RAID 6 仮想ディスクに対してはこれらの操作を実行しないで ください。 RAID 1 パーティションを作成するには、次の手順を実行します。 1. スロット 0 と 1 のディスクが動作中のディスクとして認識されていることを確認します。 2. DL4000 Backup to Disk Appliance を起動します。 3. 起動プロセス中にプロンプトが表示されたら、 を押します。 4.
OS のインストール お使いのアプライアンスで Unified Server Configurator - Lifecycle Controller Enabled(USC-LCE)ユーテ ィリティを使用して、オペレーティングシステムを回復します。 1. オペレーティングシステムのインストールメディアを準備します。 2. メディアを実行するドライブがあることを確認します。 USB 光学ドライブまたは仮想メディアデバイスを使用できます。仮想メディアは、iDRAC を介してサポ ートされます。iDRAC を介した仮想メディアのセットアップについては、お使いのシステムの iDRAC デバイスに関するユーザーガイドを参照してください。 インストールメディアが破損している、または読み取り不可能であると、USC が対応光学ドライブを検 出できない場合があります。この場合、使用可能な光学ドライブがないことを示すエラーメッセージを 受信する可能性があります。メディアが有効でない場合は(CD または DVD が適切でない場合など)、 適切なインストールメディアを挿入するように要求するメッセージが表示されます。 3.
Windows Server の役割と機能、ASP .NET MVC3、LSI Provider、DL Applications、OpenManage Server Administrator、および AppAssure Core Software が Recovery and Update Utility の一部としてインスト ールされます。 7. プロンプトが再び表示されたら、システムを再起動します。 8. すべてのサービスとアプリケーションのインストールが完了したら、Proceed(続行)をクリックしま す。 AppAssure Appliance Recovery(AppAssure Appliance リカバリ)ウィザードが起動します。 9. AppAssure Appliance Recovery ウィザードの Collecting Information and Configuring(情報の収集と 設定)フェーズの手順を実行し、Next(次へ)をクリックします。 Disk Recovery(ディスクリカバリ)フェーズが開始されます。 10.
8 手動によるホスト名の変更 ホスト名は、DL4000 Backup to Disk Appliance の初期設定時に選択することをお勧めします。後で Windows System Properties(Windows システムのプロパティ)を使用してホスト名を変更する場合は、新 しいホスト名を有効にし、アプライアンスを正常に機能させるために、次の手順を手動で実行する必要があ ります。 1. AppAssure Core サービスの停止 2. AppAssure サーバー証明書の削除 3. コアサーバーとレジストリキーの削除 4. AppAssure での表示名の変更 5. Internet Explorer での信頼済みサイトのアップデート Core サービスの停止 AppAssure Core サービスを停止するには、次の手順を実行します。 1. Windows Server Manager を開きます。 2. 左側のツリーで、Configuration → Services と選択します。 3.
新しいホスト名を持つ Core の起動 手動で作成した新しいホスト名を使用して Core を起動するには、次の手順を実行します。 1. AppAssure Core サービスを開始します。 2. デスクトップ上の AppAssure 5 Core アイコンを右クリックし、Properties(プロパティ)をクリック します。 3. 古いサーバー名を新しい に置換します。 たとえば、https://:8006/apprecovery/admin/Core となります。 4. OK をクリックし、AppAssure 5 Core アイコンを使用して AppAssure Core Console を起動します。 表示名の変更 表示名を変更するには、次の手順を実行します。 1. 管理者として AppAssure Console にログオンします。 2. Configuration(設定)タブを選択し、General(一般)バーにある変更ボタンをクリックします。 3.
付録 A — スクリプティング 9 PowerShell スクリプティングについて Windows PowerShell は、管理の自動化を目的とした Microsoft .
メモ: 設定ファイル powershell_ise.exe.config には、powershell.exe.config ファイルと同じ内容が存 在する必要があります。 注意: PowerShell スクリプトの前後の処理が失敗すると、ジョブも失敗します。 入力パラメータ 使用可能なすべての入力パラメータがサンプルスクリプトで使用されています。各パラメータについて次の 表で説明します。 メモ: スクリプトファイルは、サンプルスクリプトファイルと同じ名前を処理する必要があります。 表 5. AgentTransferConfiguration (namespace Replay.Common.Contracts.
方法 説明 でのみ使用され、ライターの名前と完全に一致する 必要はありません。 public ushort TransferDataServerPort { get; set; } エージェントから Core へのデータの実際の転送の ための Core からの接続を受け入れる TCP ポートを 含む値を取得または設定します。エージェントはこ のポートに対してリッスンしようとしますが、この ポートが使用中の場合、別のポートを代わりに使用 することができます。Core は、各スナップボリュー ムのために VolumeSnapshotInfo オブジェクトの BlockHashesUri プロパティと BlockDataUri プロパティに指定されたポート番号を使用します。 public TimeSpan SnapshotTimeout { get; set; } VSS スナップショット操作が停止およびタイムアウ トするまでの待機時間を取得または設定します。 public TimeSpan TransferTimeout { get; set; } スナップショットを破棄するまでの、Core からの
方法 説明 public uint RamInMegabytes { get; set; } エクスポートされた VM のメモリサイズを取得また は設定します。ゼロ(0)に設定すると、ソースマシ ンのメモリサイズが使用されます。 public VirtualMachineLocation Location { get; set; } このエクスポートのターゲットの場所を取得または 設定します。これは、抽象基底クラスです。 public VolumeImageIdsCollection VolumeImageIds { get; private set; } VM エクスポートに含めるボリュームイメージを取 得または設定します。 public ExportJobPriority Priority { get; set; } エクスポートリクエストの優先度を取得または設定 します。 NightlyAttachabilityJobRequest (namespace Replay.Core.Contracts.
方法 説明 public bool ForceBaseImage { get; set; } ベースイメージが強制されたかどうかを示す値を取 得または設定します。 public bool IsLogTruncation { get; set; } ジョブがログの切り捨てかどうかを示す値を取得ま たは設定します。 表 7. TransferPostscriptParameter (namespace Replay.Common.Contracts.
方法 説明 public AgentTransferConfiguration TransferConfiguration { get; set; } 転送設定を取得または設定します。 public AgentProtectionStorageConfiguration StorageConfiguration { get; set; } ストレージ設定を取得または設定します。 public string Key { get; set;} 転送リクエストを認証するための一度限りのパスワ ードとして使用できる疑似乱数(ただし暗号化でセ キュア化されていない)キーを生成します。 public bool ForceBaseImage { get; set; } ベースイメージが強制されたかどうかを示す値を取 得または設定します。 public bool IsLogTruncation { get; set; } ジョブがログの切り捨てかどうかを示す値を取得ま たは設定します。 public uint LatestEpochSeenByCore { get; set; } 最新のエポック値を
VolumeNameCollection (namespace Replay.Common.Contracts.Metadata.Storage) パラメータ System.Collections.ObjectModel.Collection から値を継承します。 方法 説明 public override bool Equals(object obj) このインスタンスと指定されたオブジェクト (VolumeNameCollection オブジェクトであるこ とも必要)が同じ値を持っているかどうかを判別し ます(Object.Equals(Object) を上書きします)。 public override int GetHashCode() この VolumeNameCollection のハッシュコード を返します(Object.GetHashCode() を上書きし ます)。 表 11. VolumeSnapshotInfo (namesapce Replay.Common.Contracts.
$TransferPrescriptParameterObject.StorageConfiguration } Posttransferscript.ps1 PostTransferScript は、スナップショットの転送後にエージェント側で実行されます。 # receiving parameter from transfer job param([object] $TransferPostscriptParameter) # building path to Agent's Common.Contracts.dll and loading this assembly $regLM = [Microsoft.Win32.Registry]::LocalMachine $regLM = $regLM.OpenSubKey('SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall \AppRecovery Agent 5') $regVal = $regLM.
if($ExportJobRequestObject -eq $null) { echo 'ExportJobRequestObject parameter is null' } else { echo 'Location:' $ExportJobRequestObject.Location echo 'Priority:' $ExportJobRequestObject.StorageConfiguration } Postexportscript.ps1 PostExportScript は、エクスポートジョブの後にコア側で実行されます。 メモ: PostExportScript を初期スタートアップ後にエクスポートされたエージェントで 1 度実行する 場合には、入力パラメータはありません。標準的なエージェントでは、このスクリプトは PostExportScript.
$regVal = $regVal + 'CoreService\Common.Contracts.dll' [System.Reflection.Assembly]::LoadFrom($regVal) | out-null # Nightlyjob has four child jobs: NightlyAttachability Job, Rollup Job, Checksum Check Job and Log Truncation Job.
[Replay.Core.Contracts.Exchange.ChecksumChecks.ChecksumCheckJobRequest]; echo 'Exchange checksumcheck job results:'; if($ChecksumCheckJobRequestObject -eq $null) { echo 'ChecksumCheckJobRequestObject parameter is null'; } else { echo 'RecoveryPointId:' $ChecksumCheckJobRequestObject.RecoveryPointId; echo 'AgentId:' $ChecksumCheckJobRequestObject.AgentId; echo 'IsNightlyJob:' $ChecksumCheckJobRequestObject.
handle those child jobs separately switch ($JobClassMethod) { # working with NightlyAttachability Job NightlyAttachabilityJob { $NightlyAttachabilityJobRequestObject = $NightlyAttachabilityJobRequest -as [Replay.Core.Contracts.Sql.NightlyAttachabilityJobRequest]; echo 'Nightly Attachability job results:'; if($NightlyAttachabilityJobRequestObject -eq $null) { echo 'NightlyAttachabilityJobRequestObject parameter is null'; } else { echo 'AgentId:' $NightlyAttachabilityJobRequestObject.
$ChecksumCheckJobRequestObject.RecoveryPointId; echo 'AgentId:' $ChecksumCheckJobRequestObject.AgentId; echo 'IsNightlyJob:' $ChecksumCheckJobRequestObject.IsNightlyJob; } break; } # working with Log Truncation Job TransferJob { $TransferJobRequestObject = $TransferJobRequest -as [Replay.Core.Contracts.Transfer.
10 困ったときは マニュアルおよびソフトウェアのアップデートの入手方法 AppAssure Core コンソールには、AppAssure Appliance のマニュアルおよびソフトウェアアップデートへの 直接リンクがあります。リンクにアクセスするには、 Appliance(アプライアンス)タブをクリックしてか ら Overall Status (全体ステータス)をクリックします。ソフトウェアアップデートおよびマニュアルへの リンクは Documentation(マニュアル)セクションの下にあります。 デルへのお問い合わせ メモ: お使いのコンピュータがインターネットに接続されていない場合は、購入時の納品書、出荷伝票、 請求書、またはデルの製品カタログで連絡先をご確認ください。 デルでは、オンラインおよび電話ベースのサポートとサービスオプションをいくつかご用意しています。ア クティブなインターネット接続がない場合は、 ご購入時の納品書、出荷伝票、請求書、またはデル製品カタ ログで連絡先をご確認いただけます。これらのサービスは国および製品によって異なり、お住まいの地域で は一部のサービスがご利用いただけない