Owners Manual
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サーバークラスタの保護
サーバークラスタ保護について
AppAssure では、サーバークラスタ保護は個々のクラスタノード(つまり、クラスタ内の個々のマシン)に
インストールされている AppAssure エージェントと Core に関連付けられており、これにより、これらのエ
ージェントは
1 つの複合マシンとして保護されます。
Core は、クラスタの保護および管理を行うために簡単に設定することができます。Core Console では、ク
ラスタは別のエンティティとして組織されており、関連するノードを含めるための「コンテナ」として機能
します。たとえば、左のナビゲーション領域では、
Core はナビゲーションツリーの最上位に表示され、クラ
スタは Core の下にリストされます。クラスタに関連する個々のノード(AppAssure エージェントがインス
トールされているもの)は各クラスタ内に表示されます。
Core レベルとクラスタレベルにおいて、関連するノードと共有ボリュームのリストなど、クラスタについて
の情報を表示できます。クラスタは Machines(マシン)タブの Core Console に表示されます。クラスタに
含まれるノードは Show/Hide(表示 / 非表示)でビューを切り替えて表示します。クラスタレベルでは、ク
ラスタ内のノードに対応する Exchange および SQL クラスタメタデータも表示できます。クラスタ全体お
よびそのクラスタ内の共有ボリュームの設定を指定、またはクラスタ内の個々のノード
(マシン)に移動し
て、そのノードと関連するローカルボリュームに対してのみ設定を行うこともできます。
サポートされるアプリケーションとクラスタタイプ
クラスタを適切に保護するには、そのクラスタ内の個々のマシンまたはノードに AppAssure Agent ソフトウ
ェアをインストールしておく必要があります。AppAssure では、次の表に示されているアプリケーションバ
ージョンとクラスタ設定がサポートされています。
表 4. サポートされるアプリケーションとクラスタタイプ
アプリケーション アプリケーションバージョンと関
連するクラスタ設定
Windows Failover Cluster
Microsoft Exchange
2007 シングルコピークラスタ
(SCC)
2007 クラスタ連続レプリケーシ
ョン(CCR)
2003、2008、2008 R2
2010 データベース可用性グルー
プ
(DAG)
2008、2008 R2
Microsoft SQL
2005、2008、2008 R2 シングル
コピークラスタ
(SCC)
2003、2008、2008 R2
2012 シングルコピークラスタ
(SCC)
2008、2008 R2、2012
サポートされるディスクタイプは以下のとおりです。
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