Users Guide
LMU は Rapid Recovery Core マシンへのリモートアクセス用に設計されたものですが、Rapid Recovery Core と同じマシン上に LMU
をインストールすることもできます。Core 上で LMU を実行すると、Rapid Recovery Core Console から実行されたマウントを含む、
その Core のすべてのマウントが認識され表示されます。同様に、LMU で実行されたマウントも Core Console 内に表示されます。
LMU が Mailbox Restore と同じマシン上にインストールされているときには、Exchange データベースを開いたときに LMU が
Mailbox Restore を自動的に起動します。Mailbox Restore は、Microsoft Exchange データストアとアイテムをリストアするために使
用される Dell Rapid Recovery アプリケーションです。Mailbox Restore は、LMU または Rapid Recovery Core のインストール時にイン
ストールすることができます。Mailbox Restore の詳細については、『Dell Data Protection | Rapid Recovery Mailbox Restore for
Microsoft Exchange
ユ
ー
ザ
ー
ガイド
』を参照してください。
メモ: Linux マシンは、コマンドラインユーティリティ local_mount を使用して、保護対象マシンの Core およびそれに対応する
リカバリポイントを照会します。同様に、このツールを使用すると、ユーザーが、リモートからのリカバリポイントボリューム
のマウント、ファイルレベルでのボリュームコンテンツの検索、リカバリポイントからの個別のファイルまたはボリューム全
体(システムボリュームの BMR を含む)のリストアを実行できます。詳細については、それぞれ「Linux マシンでのリカバリポ
イントボリュームのマウント 、p. 235」、「コマンドラインを使用した Linux マシンのボリュームのリストア 、p. 266」、および
「Linux マシンでの Bare Metal Restore の実行 、p. 258」を参照してください。
Local Mount Utility での Rapid Recovery Core マシンの操作
Local Mount Utility (LMU) を使用すると、制限のない数の Core マシンをローカルまたはリモートで操作できます。LMU を Rapid
Recovery Core マシンにインストールする場合、そのマシンは LMU で自動的にローカルホストとして表示されます。すべての追加
のリモート Core は、それらを追加したときに入力した情報に応じてマシン名または IP アドレスとして表示されます。LMU を使用
して、Core マシンを追加、編集および削除できます。詳細については、次の手順を参照してください。
Local Mount Utility への Core マシンの追加
リカバリポイントをマウントするには、LMU に Core マシンを追加する必要があります。追加可能な Core の数に制限はありませ
ん。
Core を追加して LMU をセットアップするには、次の手順を実行します。
1. LMU がインストールされているマシンから、デスクトップアイコンをダブルクリックして LMU を起動します。
2. 次の手順のいずれかを実行します。
● Local Mount Utility メニューの左上隅で、Core の追加 をクリックします。
● 左側のパネルでブランクスペースを右クリックし、Core の追加 をクリックします。
フォルダの追加 ダイアログボックスが表示されます。
3. Core の追加 ダイアログボックスで、次の表の説明に従って、要求された資格情報を入力します。
表 51. Rapid Recovery Core の資格情報
オプション 説明
ホスト名 リカバリポイントのマウント元である Core の名前または IP アドレス。
メモ: Rapid Recovery Core マシンに LMU をインストールしている場合、LMU は自動的に localhost マ
シンを追加します。
ポート Core と通信するために使用されるポート番号。
デフォルトポート番号は 8006 です。
自分の Windows ユ
ーザー資格情報を使
用します
Core にアクセスするために使用する資格情報が Windows 資格情報と同じである場合は、このオプション
を選択します。
特定の資格情報を
使用してください
Core にアクセスするために使用する資格情報が Windows 資格情報と異なる場合は、このオプションを選
択します。
ユーザー名 Core マシンにアクセスするために使用するユーザー名。
メモ: 特定の資格情報を使用することを選択した場合のみ、このオプションを使用できます。
パスワード Core マシンにアクセスするために使用するパスワード。
DL アプライアンス コアの操作 105










