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Local Mount Utility を使用したリカバリポイントのマウント
LMU では、保護対象マシン、レプリケートされたマシン、およびリカバリポイントのみのマシンなど、接続されている Core マシ
ンに関連付けられたリカバリポイントをマウントすることができます。
リカバリポイントをマウントする前に、リカバリポイントが保存されている Core に Local Mount Utility(LMU)を接続する必要が
あります。手順 Local Mount Utility への Core マシンの追加 、p. 105 に記載されているとおり、LMU に追加できる Core の数は無制
限ですが、アプリケーションが一度に接続できる Core は 1 つのみです。たとえば、1 つの Core によって保護されているマシンのリ
カバリポイントをマウントしたあとに、別の Core に保護されているマシンのリカバリポイントをマウントする場合、LMU は最初
の Core との接続を自動的に切断し、2 つ目の Core との接続を確立します。
1. Local Mount Utility ユーザーインタフェースから、ナビゲーションツリーで Core を展開して、保護対象マシンを表示します。
2. ナビゲーションツリーから、リカバリポイントのマウント元であるマシンを選択します。
リカバリポイントがメインフレーム内に表示されます。
3. 必要に応じて、マウントするリカバリポイントを展開して、個々のディスクのボリュームまたはデータベースを表示します。
4. マウントするリカバリポイントを右クリックして、次のいずれかを選択します。
オプション 説明
マウント このオプションを使用すると、読み取り専用としてリカバリポイントをマウントすることが
できます。
書き込み可能でマウント このオプションを使用すると、マウントされたリカバリポイントを変更することができま
す。
以前の書き込みとともに読み取
り専用でマウント
このオプションでは、リカバリポイントを読み取り専用としてマウントし、以前に行われた
変更が含まれます。
高度なマウント... このオプションでは、高度なマウント ダイアログボックスが開きます。
5. 高度なマウント を選択した場合は、次の表に説明されているオプションを完了します。
表 54. 「高度なマウント」のオプション
オプション 説明
マウントポイント
のパス
参照 をクリックして、デフォルトマウントポイントのパス以外のリカバリポイントのパスを選択する
か、または手動で優先パスを入力します。
マウントタイプ 次のオプションのいずれかを選択します。
● 読み取り専用でマウント
● 書き込み可能でマウント
● 以前の書き込みとともに読み取り専用でマウント
各オプションの説明については、手順 4 を参照してください。
● 「マウント」をクリックします。
マウントされたリカバリポイントを含むフォルダを自動的に開きます。
メモ: 既にマウントされているリカバリポイントを選択すると、マウント中 ダイアログボックスでリカバリポイントを
マウント解除するかどうかを尋ねるプロンプトが表示されます。
Local Mount Utility を使用したマウント済みリカバリポイントの検索
リカバリポイントを検索すると、Windows エクスプローラ ウィンドウでバックアップされたデータが開き、リカバリ対象のアイテ
ム(複数可)のボリュームとフォルダを検索できます。
Windows エクスプローラなどのファイルマネージャーを使用して(またはプログラムによっては Windows API を使用して)優先場
所にコピーすることでアイテムを回復することができます。現在マウントされているリカバリポイントを検索するには、次の手順
を実行します。
メモ: リカバリポイントをマウントした後すぐに検索する場合、マウント手順が完了したときにリカバリポイントを含むフォ
ルダが自動的に開くため、この手順は必要ありません。
108 DL アプライアンス コアの操作










