Users Guide
アプライアンスの管理
Core Console には Appliance(アプライアンス)タブがあります。このタブを使用して、容量のプロビジョニング、アプライアン
スの状態の監視、および管理ツールへのアクセスを行うことができます。
トピック:
• アプライアンスのステータスの監視
• Windows のバックアップ
• ストレージのプロビジョニング
• 仮想ディスク用の容量割り当ての削除
• Recovery and Update Utility
アプライアンスのステータスの監視
アプライアンスサブシステムのステータスは、Appliance > Health(アプライアンス正常性)ページを使用して監視できます。Health
(正常性)ページには、ステータスライト(各サブシステムの横にある)とサブシステムの正常性を示すステータスの説明が表示さ
れます。
Health(正常性)ページには、ツールへのリンクも提供され、ドリルダウンすると各サブシステムの詳細が表示されます。これら
は警告またはエラーのトラブルシューティングを行う際に役立つことがあります。Provisioning Status(プロビジョニングステー
タス)リンクは、Storage Provisioning サブシステムで利用できるもので、Provisioning(プロビジョニング)画面が開き、サブシ
ステムのプロビジョニングステータスを表示します。 Rapid Appliance Self Recovery(アプライアンスの迅速なセルフ回復)リン
クは、Rapid Appliance Self Recovery サブシステムで利用できるもので、Backup(バックアップ)ページを開き、そこで RASR USB
キーを作成し、Windows バックアップステータスを監視し、Windows のバックアップポリシーを設定できます。VM Management
(VM 管理)リンクは、Virtual Standby(仮想スタンバイ)ページを開き、そこで仮想マシンを管理することができます。 Server
Administrator(サーバー管理者)リンクは、Storage Hardware サブシステムで利用できるもので、正常性ページを開き、そこでコ
ントローラ、エンクロージャ、物理ドライブなどの正常性を分析できます。Controllers(コントローラ)リンクは、Appliance Hardware
で利用できるもので、Controllers(コントローラ)ページを開き、コントローラに関連付けられるコントローラと物理ドライブの
詳細を表示します。
Windows のバックアップ
Windows のバックアップ機能は DL 1000 以外のすべての DL フレーバで使用できます。Appliance > Backup(アプライアンスバッ
クアップ)タブにより、Windows のバックアップポリシーを設定し、最後のバックアップのステータスを表示し、以前にバックア
ップしたアイテムも表示することができます。この Windows バックアップ機能を使用するには、Windows バックアップ仮想ディ
スクが存在している必要があります。
● お使いのアプライアンスを最新の RUU(3.0.x)でアップグレードした後、(AppAssure 環境で作成された)Windows バックアッ
プ仮想ディスクが存在しない場合は、DL Appliance Configuration(DL アプライアンス構成)ウィザードを完了した後に、Windows
Backup 仮想ディスクが作成されます。Windows バックアップ仮想ディスクが存在しない場合は、Windows Backup Policy
(Windows のバックアップポリシー)セクションの Backup(バックアップ)ページの下にある+ Create WinBackups VD(+
WinBackups VD の作成)をクリックします。DL 4000 および DL 4300 では 295 GB のサイズの仮想ディスクが作成され、
DL1300 では 210 GB のサイズの仮想ディスクが作成されます。
● 最新の RUU でアプライアンスをアップグレードした後、AppAssure 環境で作成した Windows バックアップ仮想ディスクが存在
する場合、次の手順を実行し、RR 環境で Windows バックアップ仮想ディスクを作成します。
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