Users Guide
次の図は、単純な導入を示しています。この図では、AppAsure エージェントソフトウェアが、ファイルサーバー、電子メールサー
バー、データベースサーバー、仮想マシンなどのマシン上にインストールされ、単一のコアで保護されています。これには、構成要
素として中央リポジトリも存在しています。ライセンスポータルは、ライセンスサブスクリプション、および環境内の保護対象マ
シンとコアに対するグループとユーザーを管理します。ライセンスポータルでは、お使いの環境に対してライセンス単位で、ログイ
ン、アカウントのアクティブ化、ソフトウェアのダウンロード、および保護対象マシンとコアの導入を行うことができます。
図 1. 基本的な導入アーキテクチャ
次の図に示されているように、複数の Core を導入することもできます。中央のコンソールが複数のコアを管理します。
図 2. 複数コアの導入アーキテクチャ
Smart Agent
Smart Agent は、ディスクボリューム上の変更されたブロックを追跡して、事前に定義された保護間隔で変更されたブロックのイ
メージのスナップショットをとります。永続的に増分するブロックレベルのスナップショットのアプローチにより、保護対象マシ
ンから Core に同じデータのコピーが繰り返し行われるのを回避します。。Rapid Recovery Smart Agent は、Rapid Recovery(迅速な
回復)コアにより保護されるマシンにインストールされます。
Smart Agent は、アプリケーションアウェアであり、インストールされているアプリケーションのタイプとデータの場所も検出しま
す。Smart Agent は、効果的な保護と迅速なリカバリを実現するためにデータベースなどの依存関係を持つデータボリュームを自動
的にグループ化し、それらをまとめてログに記録します。 Rapid Recovery(迅速な回復)エージェントソフトウェアは、設定完了
後に高性能テクノロジを使用して、保護対象ディスクボリューム上の変更されたブロックを追跡します。スナップショットの準備
が整うと、そのスナップショットはインテリジェントなマルチスレッドのソケットベース接続を使用してコアへ速やかに転送され
ます。保護対象マシン上での CPU 帯域幅とメモリの消費を抑えるために、Smart Agent はソース側でデータの暗号化や重複排除を
実行せず、保護対象マシンは保護のために Core とペアリングされます。
12 DL アプライアンスについて










