Users Guide
表 60. 導入オプション (続き)
オプション 説明
最大パラレルイン
ストール
同時にインストールする、インストール最大数を入力します。デフォルト値と制限値は 100 です。
インストール後の
自動再起動
はい の場合はチェックボックスを選択し、いいえ の場合はクリアします。
導入後に保護 はい の場合はチェックボックスを選択し、いいえ の場合はクリアします。
保護スケジュールについて
保護スケジュールは保護対象のエージェントマシンから Rapid Recovery Core にいつバックアップを転送するかを定義します。
Core に保存される最初のバックアップ転送は、ベースイメージスナップショットと呼ばれます。指定した全ボリュームの全データ
(オペレーティングシステム、アプリケーション、設定を含む)が、Core に保存されます。この処理では、転送されるデータの量に
よっては、非常に長い時間がかかる可能性があります。以降は、増分スナップショット(前回のバックアップ以降に保護対象マシ
ンで変更されたデータのみで構成される小さなバックアップ)が、定義した間隔(60 分ごとなど)に基づいて定期的に Core に保
存されます。このバックアップに含まれるデータは、ベースイメージのデータより少ないため、転送にかかる時間は短くなります。
保護スケジュールは、まず「マシンの保護」ウィザードまたは「複数のマシンの保護」ウィザードを使用して定義します。ウィザード
で(期間または毎日の保護時刻のいずれかを選択して)保護スケジュールをカスタマイズして、業務上のニーズに対応できます。
特定の保護対象マシンの サマリ ページで、保護スケジュール ダイアログボックスを表示すると、いつでも既存のスケジュールを変
更したり、新しいスケジュールを作成したりできます。
Rapid Recovery にはデフォルトの保護スケジュールが用意されています。このスケジュールは、すべての曜日にまたがる単一の期
間で、1 つの期間(12:00 AM ~ 11:59 PM)が定義されています。デフォルトの間隔(スナップショット間の間隔)は 60 分です。
保護を初めて有効にするときに、スケジュールもアクティブにすることができます。そのため、デフォルト設定を使用すると、現
在の時刻に関係なく、毎時(12:00 AM、1:00 AM、2:00 AM など)に最初のバックアップが発生します。
期間を選択した場合、デフォルトの保護スケジュールを表示して、必要に応じて調整できます。毎日の保護時間を選択すると、
Rapid Recovery Core によって、指定した保護対象マシンが 1 日 1 回指定の時間にバックアップされます。
平日と週末の使用可能な時間を使ってスケジュールをカスタマイズすると、ピークとオフピークの時間帯を定義できます。たとえ
ば、平日に、保護対象マシンがほとんど使用状態になっている場合、平日の間隔を 20 分に減らすと、1 時間に 3 つのスナップショ
ットが生成されることになります。または、週末の期間の間隔を 60 分から 180 分に延長して、トラフィックが少ないときに 3 時
間ごとにスナップショットが取得されるようにできます。
あるいは、ピーク時間とオフピーク時間を毎日定義するようにデフォルトのスケジュールを変更することもできます。これを行うに
は、デフォルトの開始時刻と終了時刻をより小さい時間範囲(0:00 AM ~ 4:59 PM など)に変更し、適切な間隔(20 分など)を設
定します。これは、ピーク期間には頻繁にバックアップを行うことを表しています。次に、残りの期間のために週末の時間帯(5:00
PM ~ 11:59 PM)を追加して、適切な(通常はより大きな)間隔(180 分など)を設定することができます。この設定は、オフピー
ク期間として、毎日 5:00 PM から夜の 12 時までを定義します。このカスタマイズにより、5:00 PM から 11:59 PM までは 3 時間ご
とに、12:00 AM から 4:59 PM までは 20 分ごとにスナップショットが作成されるようになります。
Rapid Recovery で 保護スケジュール ダイアログボックスを使用して保護スケジュールの変更または作成を行う場合、他の保護対象
マシンに適用できる再使用可能なテンプレートとしてスケジュールを保存するオプションが表示されます。
保護ウィザードのその他のオプションには、毎日の保護時間の設定などがあります。これにより、定義した時間(デフォルト設定
は 12:00 PM) で 1 日 1 回バックアップが実行されます。
ウィザードを使用して 1 台以上のマシンを保護する場合、最初に保護を一時停止することで、マシンを保護せずに保護スケジュー
ルを定義できます。確立された保護スケジュールでマシンの保護を開始する準備が整ったら、明示的に保護を再開する必要があり
ます。保護の再開の詳細については、「保護の一時停止と再開 、p. 134」を参照してください。マシンをすぐに保護する必要がある
場合、スナップショットを強制実行できます。詳細については、「スナップショット作成の強制実行 、p. 237」を参照してください。
マシンの保護
Rapid Recovery エージェントソフトウェアが保護するマシンにすでにインストールされていて、まだ再起動していない場合は、す
ぐにマシンを再起動します。
このトピックでは、Protect Machine(マシンの保護)ウィザードを使用して、指定の単一のマシンでデータ保護を開始する方法を、
説明します。
ワークステーションとサーバーの保護 125










