Users Guide
メモ: VMware ESXi ホストでエージェントレスの保護を使用しない限り、保護するマシンに Rapid Recovery エージェントソフト
ウェアをインストールして、そのマシンを保護する必要があります。この手順を行う前にエージェントソフトウェアをインス
トールする選択を行えます。または、Protect Machine(マシンの保護)ウィザードを完了する手順の一部としてソフトウェア
をターゲットマシンに導入することができます。
エージェントレスの保護と制限事項の詳細については、仮想の高速スナップに対する理解 、p. 166 を参照してください。
エージェントソフトウェアのインストールの詳細については、「Rapid Recovery エージェントソフトウェアのインストール」
を
参
照してください。
Dell Data Protection | Rapid Recovery
ライセンスポ
ー
タル
Installation and Upgrade Guide(Dell データ保護 |
Rapid Recovery ライセンスポータルインストール/アップグレードガイド)。 エージェントソフトウェアがマシンの保護を前に
インストールされていない場合、このウィザードの一部として保護のための特定のボリュームを選択することはできません。こ
の場合、デフォルトでは、エージェントマシン上のすべてのボリュームが保護のために含まれます。 Rapid Recovery は、 EISA
パーティションで構成されるマシンのリカバリの保護をサポートします。サポートは、Windows 回復環境(Windows RE)を使
用する Windows 8 と 8.1、Windows 2012 および Windows 2012 R2 のマシンにも拡張されます。
1 つのプロセスを同時に使用する複数のマシンを保護する場合は、複数のマシンの保護について 、p. 149 を参照してください。
保護を追加する場合には、IP アドレスやポートなどの接続情報を定義し、保護するマシンの資格情報を提供する必要があります。
オプションで、IP アドレスの代わりにコアコンソールに表示名が表示されるようにすることもできます。これを変更すると、コア
コンソールで詳細を表示する際に、保護されたマシンの IP アドレスが表示されません。マシンの保護スケジュールも定義します。
詳細設定を選択すると、保護プロセスでオプションの手順にアクセスできるようになります。詳細オプションには、リポジトリの
機能と暗号化が含まれます。たとえば、既存の Rapid Recovery リポジトリを指定して、スナップショットを保存するように指定し
たり、新規のリポジトリを作成したりすることができます。既存の暗号化キーを指定(または新しい暗号化キーを追加)し、この
マシンに対して Core に保存されているデータを適用することもできます。暗号化キーの詳細については、暗号化キーの理解 、p. 15
を参照してください。
保護ウィザードのワークフローが環境に若干異なる場合があります。たとえば、Rapid Recovery エージェントソフトウェアが保護す
るマシンにインストールされている場合、ウィザードからそれをインストールするように要求されません。同様に、リポジトリが
Core にすでに存在する場合も、作成するように要求されません。
注意: Rapid Recovery は、ext2 ブートパーティションのある Linux マシンのベアメタルリストア(BMR)をサポートしませ
ん。このパーティションタイプのあるマシンで BMR が実行されると、マシンが起動しなくなります。将来的に、このマシン
で BMR を実行できるようにする場合は、マシンの保護とバックアップを開始する前に、ext2 パーティションを ext4 または
ext3 に変換する必要があります。
1. 次の手順のいずれか 1 つを実行します。
● Protect Machine(マシンの保護)ウィザードから開始する場合は、手順 2 に進んでください。
● Rapid Recovery コアコンソールから開始する場合は、ボタンバーで Protect(保護)をクリックしてください。
Protect Machine(マシンの保護)ウィザードが表示されます。
2. Welcome(ようこそ)ページで、適切なインストールオプションを選択します。
● リポジトリの定義または暗号化の確立が必要ない場合は、Typical(標準)を選択します。
● 選択したマシン用に、リポジトリを作成するか、バックアップのために別のリポジトリを定義する必要がある場合、あるい
はウィザードを使用して暗号化を確立する場合は、Advanced(show optional steps)(詳細(オプションの手順を表示))
を選択します。
● 今後 Protect Machine (マシンの保護)ウィザードの Welcome(ようこそ)ページを表示したくない場合は、Skip this
Welcome page the next time the wizard opens(次回ウィザードを開く際に Welcome(ようこそ)ページをスキップする)
オプションを選択します。
3. Welcome(ようこそ)ページで、選択内容を設定し終わったら Next(次へ)をクリックします。
Connection(接続)ページが表示されます。
4. Connection(接続)ページで、次の表に説明されているとおり、接続先のマシンに関する情報を入力し、Next(次へ)をクリ
ックします。
表 61. マシンの接続設定
テキストボックス 説明
Host(ホスト) 保護するマシンのホスト名または IP アドレス。
ポート Rapid Recovery コアがマシン上のエージェントと通信するときに使用するポートの番号。
デフォルトポート番号は 8006 です。
126 ワークステーションとサーバーの保護










