Users Guide
表 65. ストレージ構成の詳細 (続き)
テキストボックス 説明
メモ: ライトキャッシングポリシーを On(オン)に設定すると、パフォーマンスを高速化で
きます。Windows Server 2008 SP2 または Windows Server 2008 R2 SP2 を使用している場
合、推奨の設定は Off(オフ)です。
Off(オフ)に設定すると、Rapid Recovery がキャッシングを制御します。
Sync(同期)に設定すると、Windows が同期入出力に加えてキャッシングも制御します。
セクタあたりのバ
イト
各セクタに包含するバイト数を指定します。デフォルト値は 512 です。
Average bytes per
record(レコードあ
たりの平均バイト
数)
レコードあたりの平均バイト数を指定します。デフォルト値は 8192 です。
f. 次へ をクリックします。
手順 1 で Advanced(詳細)オプションを選択すると、Encryption(暗号化)ページが表示されます。
13. オプションで、Encryption(暗号化)ページで、暗号化を有効にし、Enable Encryption(暗号化を有効化)を選択します。
Encryption key(暗号化キー)フィールドが Encryption(暗号化)ページに表示されます。
メモ: 暗号化を有効にする場合は、このマシンの保護されたすべてのボリュームのデータに適用されます。 暗号化設定を後
で、Rapid Recovery コアコンソールから変更できます。 暗号化についての詳細は、トピック 暗号化キーの理解 、p. 15 を参
照してください。
注意: Rapid Recovery は、256 ビットキーの暗号ブロック連鎖(CBC)モードで AES 256 ビット暗号化を使用します。暗
号化はオプションですが、暗号化キーを設定し、定義したパスフレーズを保護することを強くお勧めします。データの回復
に非常に重要であることから、パスフレーズを安全な場所に保管してください。パスフレーズがないとデータは回復できま
せん。
14. Encryption(暗号化)ページで、次のオプションのいずれかを選択します。
● Rapid Recovery コアで既に定義されている暗号化キーを使用してこの保護対象マシンを暗号化するには、Encrypt data
using an existing Encryption key(既存の暗号化キーを使用してデータを暗号化)を選択してから、ドロップダウンメニュ
ーから適切なキーを選択します。次の手順に進みます。
● Core に新しい暗号化キーを追加し、そのキーをこの保護対象マシンに適用する場合は、次の表の説明に従って情報を入力し
ます。
表 66. 暗号化キーの設定
テキストボックス 説明
Name(名前) 暗号化キーの名前を入力します。
暗号化キーの名前には、1 ~ 130 文字の英数字文字を含める必要があります。バックスラッシュ、スラ
ッシュ、パイプ、コロン、アスタリスク、引用符、疑問符、開くまたは閉じる括弧、アンパサンドま
たはハッシュなどの特殊文字は使用できません。
説明 暗号化キーのコメントを入力します。
この情報は、コアコンソールからの暗号化キーを表示する際に、Description(説明)フィールドに表示
されます。
Passphrase(パスフ
レーズ)
アクセスの制御に使用するパスフレーズを入力します。
上記にリストされている特殊文字を避けるのが慣例です。
安全な場所にパスフレーズを記録します。Dell Support はパスフレーズを復元できません。いったん
暗号化キーを作成し、1 つまたは複数の保護対象マシンにそれを適用した場合、パスフレーズを失うと
データを復元できません。
パスフレーズの確
認
テキストボックスに先ほど入力したパスフレーズを再度入力します。
15. Finish(終了)をクリックして、設定を保存し適用します。
130 ワークステーションとサーバーの保護










