Users Guide
マシンに対してはじめて保護が追加されると、保護を当初一時停止するように指定していない限り、定義したスケジュールに
従ってベースイメージ(保護対象ボリューム内の全データのスナップショット)が Rapid Recovery コア上のリポジトリに転送さ
れます。
クラスタの保護
このトピックでは、Rapid Recovery でクラスタを追加して保護する方法について説明します。保護するクラスタを追加する場合は、
クラスタのホスト名または IP アドレス、クラスタアプリケーション、または Rapid Recovery Agent ソフトウェアが含まれるクラス
タノードまたはマシンの 1 つを指定する必要があります。
メモ: リポジトリは、保護されたノードからキャプチャされたデータのスナップショットを保存するために使用します。クラス
タ内のデータの保護を開始する前に、お使いの Rapid Recovery Core に関連付けられているリポジトリを少なくとも 1 つ設定し
ておく必要があります。
リポジトリのセットアップの詳細については、「リポジトリの理解 、p. 14」を参照してください。
1. Rapid Recovery Core Console で、保護 ボタンドロップダウンメニューをクリックし、クラスタの保護 をクリックします。
2. クラスタに接続 ダイアログボックスで、次の情報を入力します。
表 67. 「クラスタに接続」の設定
テキストボックス 説明
ホスト クラスタ、クラスタアプリケーション、またはいずれかのクラスタノードのホスト名または IP アドレス。
ポート Rapid Recovery Core がエージェントと通信するマシン上のポート番号。
デフォルトポートは 8006 です。
ユーザー名 このマシンに接続するために使用するドメイン管理者のユーザー名(たとえば、domain_name
\administrator)。
メモ: ドメイン名は必須です。ローカル管理者のユーザー名では、クラスタに接続できません。
パスワード このマシンに接続するために使用するパスワード。
3. 接続 をクリックします。
4. クラスタを保護 ダイアログボックスで、このクラスタのリポジトリを選択します。
5. Core ベースの暗号化を使用してこのクラスタのリカバリポイントを保護するには、暗号化キーを選択します。
6. この手順を完了した後即座に保護を開始しない場合は、最初に保護を一時停止 を選択します。
7. デフォルト設定に基づいてクラスタを保護するには、デフォルト保護のノードを選択して、手順 10 に進みます。
メモ: デフォルトの設定では、すべてのボリュームのスナップショットを 60 分ごとにスケジュール設定します。
8. クラスタのカスタム設定を入力するには(たとえば、共有ボリュームの保護スケジュールをカスタマイズする)、次のいずれか
を行い、「カスタム保護スケジュールの作成 、p. 132」を参照します。
● 個々のノードの設定をカスタマイズするには、カスタマイズするノードの横にある、設定 をクリックし、関連するボリュー
ムの横にある 機能 をクリックします。
● クラスタの設定をカスタマイズするには、ダイアログボックスの下にある設定ボタンをクリックし、関連するボリュームの
横にある 機能 をクリックします。
ノードのカスタマイズの詳細については、「クラスタ内のノードの保護 、p. 132」を参照してください。
9. すべての必要な変更を行ったら、保存 をクリックします。
10. クラスタを保護 ダイアログボックスで、保護 をクリックします。
クラスタノード設定の変更
クラスタノードに保護を追加したら、これらのマシンまたはノードの基本設定(表示名、ホスト名など)、保護設定(マシン上の
ローカルボリュームの保護スケジュールの変更、ボリュームの追加または削除、保護の一時停止)などを簡単に変更できます。
クラスタノード設定を変更するには、次のタスクを実行してください。
● Rapid Recovery コアコンソールで、変更したいノードを含むクラスタに移動し、変更するマシンまたはノードを選択します。
ワークステーションとサーバーの保護 131










