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リポジトリの理解
リポジトリは、保護対象ワークステーションおよびサーバーからキャプチャされたバックアップのスナップショットデータが保存さ
れ、管理される中心的場所です。データは、リカバリポイントの形式でリポジトリに保存されます。
リポジトリは、ストレージエリアネットワーク(SAN)、ダイレクトアタッチトストレージ (DAS)、またはネットワーク接続スト
レージ(NAS)などの異なるストレージテクノロジで存在することができます。
メモ: Rapid Recovery コアのリポジトリをプライマリストレージデバイスに保存します。ストレージボリュームの速度は最も重
要な要素です。Data Domain などのアーカイブ用のストレージデバイスはパフォーマンス制限によりサポートされていません。
同様に、クラウドに階層化される NAS ファイラ上のリポジトリも保存されません。これらのデバイスが、プライマリストレー
ジとして使用される場合に、パフォーマンス制限がある傾向があるからです。
DAS は最高のデータ帯域幅と高速のアクセスレートを提供し、実装が容易です。最適な結果を得るには、RAID 6 のストレージの冗
長アレイで DAS を使用します。詳細については、Dell Knowledge Base article 118153(Dell Knowledge Base 記事 118153)、"Repository
Options: Direct Attached Storage, Storage Area Network or Network Attached Storage(リポジトリのオプション:ダイレクトアタッ
チトストレージ (DAS)、ストレージエリアネットワーク(SAN)またはネットワーク接続ストレージ(NAS))"を参照してくださ
い。
リポジトリのストレージ場所は、常に指定するサブディレクトリないに確保する必要があります(たとえば、 E:\Repository な
ど)。ボリュームのルートに確保することはできません(たとえば、 E:\など)。
Rapid Recovery(迅速な回復)リポジトリ形式は、重複排除ボリュームマネージャ(DVM)を使用します。DVM リポジトリは、複
数のボリュームを、単一の Core で最大 255 のリポジトリまでエクステントを使用してサポートします。DVM リポジトリの作成
は Windows オペレーティングシステムのみのマシンで行えます。新規の Rapid Recovery インストールを使用する際に、このリポジ
トリタイプとを使用できます。DVM リポジトリは作成時にサイズを指定できます。エクステントは後で追加できます。
DVM Repository(DVM リポジトリ)機能と属性には次のものが含まれます。
● Rapid Recovery 6.X のアーカイブとリカバリポイントからのリカバリをサポートします。
● Windows OS のみのストレージの場所をサポートします。リポジトリボリュームは、ローカル(Core サーバーに接続されたスト
レージ)、または共通インターネットファイルシステム(CIFS)共有ロケーションのストレージの場所に指定できます。
● サポートされるストレージタイプには、ストレージエリアネットワーク(SAN)、ダイレクトアタッチトストレージ(DAS)、また
はネットワーク接続ストレージ(NAS)が含まれます
● 8 GB の RAM が必須で、ECC メモリの使用を推奨します。
● Core マシンでクアッドコアプロセッサが必須です(この長期にわたる要件は現在施行されています。
● ホスト単位で複数の DVM リポジトリをサポートします。
● 追加のサービスが不要です。DVM リポジトリは、Core との通信、ならびにイベントを追跡するための通信のために、リポジト
リのネイティブの Core サービスを使用します。
● 各 DVM リポジトリは最大 4096 のリポジトリエクステント(ストレージの場所とも呼ばれます)をサポートします。
● 固定のサイズです。DVM リポジトリでは、ボリュームのリポジトリサイズを指定する必要があります。指定するサイズは、ボ
リュームのサイズを超えることはできません。ストレージの場所として定義する各ボリュームでは、最小でも 1 GB の空き領域
が利用可能である必要があります。
● リポジトリのストレージ場所は、最も重要な要因である速度に応じて、シンプルなもの、またはダイナミックディスクを利用す
るものから選択できます。
● コアコンソール(Core ベースの暗号化)で作成され、管理される標準の暗号化キーを使用できます。
● リポジトリ全体にわたって(暗号化キーが使用されている場合は各リポジトリ内で暗号化ドメインにわたって)データの重複排
除
● サイズ変更可能な専用の重複排除キャッシュを使用します。Core 設定で設定可能なストレージの場所を使用します。
● Core へローカルでリポジトリにデータの書き込んだり、スナップショットのデータを保存したりするために最適化されていま
す。データはすべて、Core によって処理されます。
● 作成後に名前を変更できません。
● このタイプの新しいリポジトリを REST API(Rapid RecoveryCommand Line Management Utility(cmdutil.exe)または Windows
PowerShell® cmdlet)を使用して作成できます。
14 DL アプライアンスについて










