Users Guide
複数のマシンの保護について
複数のマシンの保護ウィザードを使用して、Rapid Recovery Core 上の複数の保護対象 Windows マシンを同時に追加できます。
Rapid Recovery を使用してデータを保護するには、Rapid Recovery Core Console でワークステーションおよびサーバ(お使いの
Exchange Server、SQL Server、Linux サーバなど)を追加する必要があります。
個々のマシンを保護する場合と同様に、複数のマシンを同時に保護する場合は、保護する各マシンに Rapid Recovery エージェント
ソフトウェアをインストールする必要があります。
メモ: このルールの例外は、VMware または ESXi ホストで仮想マシンを保護する場合、エージェントレスの保護を使用できる
ということです。エージェントレスの保護の制限事項など、詳細については、「仮想の高速スナップに対する理解 、p. 166」を
参照してください。
保護対象マシンには、リモートインストールが行えるようにセキュリティポリシーを設定しておく必要があります。
マシンに接続する場合、マシンは電源が入っており、アクセス可能な状態になっている必要があります。
Agent ソフトウェアを複数のマシンに同時に導入する方法は複数あります。たとえば、次のとおりです。
● エージェントソフトウェア展開ウィザードを使用して、複数のマシンに Rapid Recovery エージェントソフトウェアをインストー
ルできます。詳細については、「Rapid Recovery Agent ソフトウェアの 1 つまたは複数のマシンへの展開 、p. 121」を参照してく
ださい。
● 複数のマシンの保護ウィザードの一部として、Rapid Recovery エージェントソフトウェアを展開できます。
複数のマシンを保護するプロセスには、詳細設定 を選択した場合に実行できる省略可能な手順があります。高度なオプションとし
て、リポジトリ機能と暗号化があります。たとえば、既存の Rapid Recovery リポジトリを指定してスナップショットを保存した
り、新しいリポジトリを作成したりできます。既存の暗号化キーを指定して(または、新しい暗号化キーを追加して)、保護してい
るマシンの Core に保存されるデータに適用することもできます。
環境によっては、「複数のマシンの保護」ウィザードのワークフローが若干異なる場合もあります。たとえば、保護するマシンに
Rapid Recovery エージェントソフトウェアがインストールされている場合、ウィザードでエージェントソフトウェアをインストール
するように求められることはありません。同様に、Core にリポジトリがすでに存在している場合、リポジトリを作成するように求
められることはありません。
複数のマシンを保護する場合、設定に基づいて適切な手順に従ってください。複数のマシンを保護するために、次のオプションを
参照してください。
● Active Directory ドメインの複数のマシンを保護 、p. 149
● Vmware Vcenter/ESX(i) 仮想ホスト上の複数マシンの保護 、p. 153
● 手動での複数マシンの保護 、p. 158
Active Directory ドメインの複数のマシンを保護
この手順を使用して、Active Directory ドメインの 1 つまたは複数のマシンを同時に保護します。
1. Rapid Recovery コアコンソールで、Protect(保護)ドロップダウンメニューをクリックし、Protect Multiple Machines(複数
のマシンの保護)をクリックします。
Protect Multiple Machines(複数のマシンの保護)ウィザードが開きます。
2. ウィザードの Welcome(ようこそ)ページで、次のオプションのいずれかを選択します。
● 標準
● Advanced (show optional steps)(詳細(オプションの手順を表示))
3. 次へ をクリックします。
4. ウィザードの Connection(接続)ページで、Source(ソース)ドロップダウンリストから Active Directory を選択します。
5. 次の表の説明に従ってドメイン情報とログオン資格情報を入力します。
表 79. ドメイン情報と資格情報
テキストボックス 説明
Host(ホスト) Active Directory ドメインのホスト名または IP アドレス。
ユーザー名 ドメインへの接続に使用するユーザー名。たとえば、Administrator。または、マシンがドメイン内にある
場合は、[domain name]\Administrator。
パスワード このドメインへの接続に使用するセキュアなパスワード。
6. 次へ をクリックします。
ワークステーションとサーバーの保護 149










