Users Guide
メモ: 暗号化を有効にすると、このマシンのすべての保護対象ボリュームのデータに適用されます。この設定は、後で Rapid
Recovery Core Console の 暗号化キー ページから変更できます。暗号化の詳細については、「暗号化キーの理解 、p. 15」を参
照してください。
注意: Rapid Recovery は、256 ビットキーを持つ CBC(Cipher Block Chaining、暗号文ブロック連鎖)モードの AES 256
ビット暗号化を採用しています。暗号化の使用は任意ですが、Dell 暗号化キーを設定し、定義したパスフレーズを保護する
ことを強くお勧めします。パスフレーズはデータのリカバリに欠かせない重要なものであるため、安全な場所に保存してく
ださい。パスフレーズがない場合は、データをリカバリできません。
15. これらの保護対象マシンを Rapid Recovery Core にすでに定義されている暗号化キーを使用して暗号化する場合は、既存の暗号
化キーを使用してデータを暗号化 を選択して、ドロップダウンメニューから適切なキーを選択します。
手順 17 に進みます。
16. Core に新しい暗号化キーを追加して、そのキーをこれらの保護対象マシンに適用する場合は、次の表の説明に従って情報を入
力します。
表 95. 暗号化キーの設定
テキストボックス 説明
名前 暗号化キーの名前を入力します。
暗号化キーの名前には、1 ~ 130 文字の英数字を入力する必要があります。逆スラッシュ、順スラッシ
ュ、パイプ、コロン、アスタリスク、引用符、疑問符、開き/閉じ括弧、アンパサンド、ナンバー記号な
どの特殊文字を含めることはできません。
説明 暗号化キーのコメントを入力します。
この情報は、Core Console から暗号化キーを表示するときに 説明 フィールドに表示されます。
パスフレーズ アクセスを制御するために使用されるパスフレーズを入力します。
ベストプラクティスは、上記の特殊文字を使用しないことです。
パスフレーズは安全な場所に保管してください。デルサポートでは、パスフレーズをリカバリできませ
ん。暗号化キーを作成して 1 つ以上の保護対象マシンに適用した後でパスフレーズを損失した場合は、
データをリカバリできません。
パスフレーズの確
認
直前のテキストボックスに入力したパスフレーズを再度入力します。
17. 終了 をクリックし、設定を保存して適用します。
ウィザードが閉じます。
18. 警告 ページが表示され、それでも選択に問題がない場合、完了 をもう一度クリックします。
Rapid Recovery Agent ソフトウェアが指定したマシンに導入されます。必要に応じて、マシンは Core の保護対象に追加されます。
複数マシンの保護の監視
Rapid Recovery がマシンに対して保護ポリシーおよびスケジュールを適用する進捗状況を監視することができます。
Rapid Recovery Core Console で、Rapid Recovery の ホーム ページに移動し、 (イベント)をクリックします。
タスク、アラート、および イベント で分類された イベント ページが表示されます。ボリュームの転送に応じて、ステータス、開始
時刻および終了時刻が [タスク] ペインに表示されます。
ステータス(アクティブ、待機中、完了済み、キューに登録済み、失敗)でタスクをフィルタすることもできます。詳細について
は、「タスクの表示 、p. 93」を参照してください。
メモ: 実行を待機しているタスクのみを表示するには、待機中のタスクアイコンを選択します。
各保護対象マシンの追加中、操作が正常に行われたか、またはエラーがログされたかをリストするアラートがログされます。詳細
については、「アラートの表示 、p. 95」を参照してください。
すべてのイベントの表示については、「すべてのイベントの表示 、p. 95」を参照してください。
ワークステーションとサーバーの保護 161










