Users Guide
Exchange マシンのログの切り捨ての強制実行
ログの切り捨てを強制実行する機能を表示するには、保護対象ボリュームに Exchange データベースが存在している必要がありま
す。Rapid Recovery によりデータベースの存在が検出されない場合は、ログの切り捨てチェックは Core Console に表示されません。
保護対象 Exchange サーバにログの切り捨てを強制実行すると、ログのサイズが縮小されます。オンデマンドでログの切り捨てを強
制実行するには、次の手順を完了します。
1. Rapid Recovery Core コンソールの左側にあるナビゲーションエリアで、ログの切り捨てを強制する対象となる保護された
Exchange サーバを選択し、次の手順を実行します。
保護対象マシンの サマリ タブが表示されます。
2. ページの一番上にある Exchange ドロップダウンメニューをクリックし、ログの切り捨てを強制 を選択します。
3. 表示されるダイアログでクリックし、ログの切り捨ての強制を実行することを確認します。
ダイアログボックスが閉じます。システムでは Exchange Server のログの切り捨てが開始されます。Toast アラートがこのタイ
プのイベントに対して有効になっている場合は、ログの切り捨てのプロセスが開始されているというメッセージが表示されま
す。
Exchange データベースのマウント可否チェックについて
Microsoft Exchange Server のバックアップをとるために Rapid Recovery を使用している場合、各スナップショットの後にすべての
Exchange データベースでマウント可否チェックを実行できます。この破損検出機能は、管理者に潜在的な障害を通知し、障害が発
生した場合に Exchange サーバー上のすべてのデータが正常にリカバリされるようにします。
この機能を有効または無効にするには、保護対象マシンの 設定 メニューに移動し、自動マウント可否チェックを有効にする オプ
ションを はい または いいえ にそれぞれ設定します。保護対象マシンの設定の変更に関する詳細については、「保護対象マシンの
設定の表示と変更 、p. 137」を参照してください
マウント可否チェックは夜間設定の一部ではありません。ただし、自動マウント可否チェックを有効にした場合に、Exchange ログ
を切り捨ての夜間ジョブが有効になっている場合、マウント可否チェックはログの切り捨てが完了した後にトリガされます。
保護対象 Exchange Server マシンの リカバリポイント ペインから、オンデマンドでマウント可否チェックを実行することもできま
す。詳細については、「Exchange データベースのマウント可否チェックの強制実行 、p. 163」を参照してください。
メモ: マウント可否チェックは、Microsoft Exchange 2007、2010、および 2013 にのみ適用されます。さらに、Rapid Recovery
Agent サービスアカウントに Exchange の組織の管理者役割が割り当てられている必要があります。
Exchange データベースのマウント可否チェックの強制実行
マウント可否チェックを強制実行するには、保護対象ボリュームに Exchange データベースが存在している必要があります。Rapid
Recovery によりデータベースの存在が検出されない場合は、マウント可否チェック機能が Core Console に表示されません。
特定の Exchange Server リカバリポイントに対してマウント可否チェックをオンデマンドでシステムに強制実行させるには、次の
手順を実行します。
1. Rapid Recovery Core Console の左のナビゲーション領域で、マウント可否チェックの強制実行先となる保護対象 Exchange
Server マシンを選択し、リカバリポイント メニューをクリックします。
2. リカバリポイント ペインまで下にスクロールします。
3. リカバリポイント間を移動して、目的のリカバリポイントを見つけます。必要に応じて、リスト内のリカバリポイントの右側
にある
の矢印をクリックしてビューを展開します。
展開されたリカバリポイント情報で、リカバリポイントに含まれている各ボリュームを確認することができます。
4. リカバリポイント ペインで、適切なリカバリポイントを表す行にある をクリックし、ドロップダウンメニューで マウント
可否チェックを強制 を選択します。
5. 表示されるダイアログボックスでクリックして、マウント可否チェックを強制実行することを確認します。
ダイアログボックスが閉じます。システムがマウント可否チェックを実行します。このタイプのイベントに対するトーストア
ラートが有効になっている場合は、マウント可否チェックの開始を示すメッセージが表示されます。
マウント可否チェックのステータスを表示する手順については、「タスク、アラート、およびジャーナルを使用したイベントの表示 、
p. 93」を参照してください。
Exchange データベースファイルのチェックサムチェックの強制実行
チェックサムチェックを強制実行するには、保護対象ボリュームに Exchange データベースが存在している必要があります。Rapid
Recovery によりデータベースの存在が検出されない場合は、チェックサムチェック機能は Core Console に表示されません。
ワークステーションとサーバーの保護 163










