Users Guide
Microsoft SQL Server マシン上にデータを保護すると、Rapid Recovery Core Console で単一のインスタンスまたはすべての SQL
Server 用にログイン認証情報を設定できるようになります。
SQL Server ごとに認証情報を設定するには、次の手順を実行します。
1. Rapid Recovery Core Console の左側にあるナビゲーションエリアで、認証情報を設定する保護された SQL Server マシンを選択
します。
その保護された SQL Server の サマリ ページが表示されます。
2. ページの一番上にあるリンクから サマリ ページを開き、SQL メニューの右側に表示される下向き矢印
をクリックして、表示
されるドロップダウンメニューから次のいずれかを実行します。
● すべての SQL Server データベースインスタンスのデフォルトの認証情報を設定する場合は、すべてのインスタンスにデフォ
ルト認証情報を設定 をクリックして、デフォルト認証情報を編集 ダイアログボックスで、次の手順を実行します。
a. ユーザー名 テキストフィールドで、関連付けられているすべての SQL Server に対する権限を持つユーザーの名前を入力
します。たとえば、Administrator(マシンがドメイン内にある場合は [ドメイン名]\Administrator)となります。
b. パスワード テキストフィールドで、SQL Server に接続するために指定したユーザー名に関連付けられているパスワードを
入力します。
c. 「OK」をクリックして、設定を確認し、ダイアログボックスを閉じます。
● 1 つの SQL Server データベースインスタンスの認証情報を設定する場合は、保護されている SQL Server マシンの表示名をク
リックし、インスタンス認証情報の編集 ダイアログボックスで、次の手順を実行します。
a. 資格情報のタイプ(デフォルト、Windows、または SQL)を選択します
b. ユーザー名 テキストフィールドで、その SQL Server に対する権限を持つユーザーの名前を入力します。たとえば、
Administrator(マシンがドメイン内にある場合は [ドメイン名]\Administrator)となります。
c. パスワード テキストフィールドで、SQL Server に接続するために指定したユーザー名に関連付けられているパスワードを
入力します。
d. 「OK」をクリックして、設定を確認し、ダイアログボックスを閉じます。
SQL マシンのログの切り捨ての強制実行
ログの切り捨ては、SQL Server を使用するマシンで使用できます。ログの切り捨てを強制実行するには、次の手順を完了します。
メモ: SQL マシンで実行する場合は、切り捨てによりディスク上の空き容量が特定されますが、ログのサイズは縮小されませ
ん。
1. Rapid Recovery Core Console の左側にあるナビゲーションエリアで、ログの切り捨てを強制する対象となるマシンを選択しま
す。
保護対象マシンの サマリ ページが表示されます。
2. サマリ ページ(またはこの保護対象マシンの任意のページ)から、ページの一番上にある SQL ドロップダウンメニューをクリ
ックし、ログの切り捨てを強制 を選択します。
3. 「はい」をクリックして、ログの切り捨てを強制することを確定します。
SQL アタッチ可否について
SQL アタッチ可否機能を使用すると、Rapid Recovery Core で SQL マスターデータベースファイル(.MDF ファイル)およびログデ
ータベースファイル(.LDF ファイル)を保護対象 SQL Server のスナップショットに添付できます。スナップショットは Microsoft
SQL Server のローカルインスタンスを使用してキャプチャされます。
SQL Server マシンを保護する Rapid Recovery ユーザーに関連する問題には、アタッチ可否を実行する SQL Server のインスタンス、
SQL アタッチ可否の実行方法(オンデマンドまたは夜間ジョブの一部として)などがあります。
アタッチ可否チェックにより、Core が SQL データベースの一貫性を検証でき、すべての MDF および LDF ファイルがバックアップ
スナップショット内に確実に存在するようになります。
アタッチ可否チェックは、必要に応じて、または夜間ジョブの一部として、特定のリカバリポイントで実行できます。
必要に応じて SQL アタッチ可否チェックを実行する場合は、「SQL Server のアタッチ可否チェックの強制実行 、p. 166」を参照して
ください。SQL アタッチ可否を、夜間ジョブ操作の指定時刻に毎日 1 回実行するには、夜間ジョブの SQL データベースのアタッチ
可否チェック を有効にします。Core の夜間ジョブ設定の詳細については、「Core の夜間ジョブの設定 、p. 38」を参照してくださ
い。特定のマシンの夜間ジョブ設定の詳細については(この場合は、保護対象 SQL Server)、「保護対象マシンの夜間ジョブのカス
タマイズ 、p. 143」を参照してください。
以前のバージョンでは、SQL アタッチ可否を使用するには、Core マシン上に Microsoft SQL Server のローカルインスタンスがイン
ストールされ、設定されている必要がありました。Rapid Recovery Core では、Core 上の SQL Server インスタンスまたは保護対象
SQL Server マシンの SQL Server インスタンスからアタッチ可否チェックを実行できるようになりました。選択するインスタンス
ワークステーションとサーバーの保護 165










