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連続(Virtual Standby)Hyper-V エクスポートの実行
Rapid Recovery を使用して Hyper-V 仮想マシン(VM)に対して連続エクスポートを実行するには、この説明の各手順を実行しま
す。
1. Rapid Recovery Core Console で、次のいずれかを実行します。
● Core Console のボタンバーで リストア ドロップダウンメニューをクリックし、VM のエクスポート を選択します。
a. 仮想マシンのエクスポートウィザードで 連続(Virtual Standby) を選択します。
b. 次へ をクリックします。
● Core Console のアイコンバーで
(Virtual Standby)をクリックします。
○ Virtual Standby ページで 追加 をクリックして、仮想マシンのエクスポートウィザードを起動します。
2. 仮想マシンのエクスポートウィザードの マシン ページで、エクスポートする保護対象マシンを選択します。
3. 「次へ」をクリックします。
4. リカバリポイント ページで、エクスポートに使用するリカバリポイントを選択します。
5. 「次へ」をクリックします。
6. 宛先 ページの 仮想マシンへエクスポート ドロップダウンメニューで Hyper-V を選択し、次のいずれかの手順を実行します。
● Hyper-V 役割が割り当てられたローカルマシンにエクスポートするには、「ローカルマシンを使用」をクリックします。
● Hyper-V サーバがリモートマシンに存在することを示すには、リモートホスト をクリックし、次の表の説明に従って、リモ
ートホストのパラメータを入力します。
表 110. リモートホスト情報
テキストボックス 説明
ホスト名 Hyper-V サーバーの IP アドレスまたはホスト名を入力します。リモート Hyper-V サーバーの IP アドレ
スまたはホスト名を示します。
ポート マシンのポート番号を入力します。Core がこのマシンと通信するときに使用するポートを示します。
ユーザー名 Hyper-V サーバーを備えたワークステーションに対する管理者権限を持つユーザーのユーザー名を入力
します。これは、仮想マシンのログオン資格情報の指定に使用されます。
パスワード Hyper-V サーバーを備えたワークステーションに対する管理者権限を持つユーザーアカウントのパスワ
ードを入力します。これは、仮想マシンのログオン資格情報の指定に使用されます。
7. 「次へ」をクリックします。
8. 仮想マシンオプション ページの VM マシンの場所 テキストボックスに、仮想マシンのパス(D:\export など)を入力します。
これは、仮想マシンの場所を識別するために使用されます。
メモ: 仮想マシンの場所は、ローカルおよびリモートの両方の Hyper-V サーバーで指定する必要があります。このパスは
Hyper-V サーバーの有効なローカルパスであるようにしてください。存在しないディレクトリが自動的に作成されます。手
動で作成しようとしないでください。共有フォルダ(例えば \\data\share)へのエクスポートは許可されません。
9. 仮想マシン名 テキストボックスに、仮想マシンの名前を入力します。
入力する名前は、Hyper-V Manager Console の仮想マシンリストに表示されます。
10. メモリの使用容量を指定するには、次のいずれかをクリックします。
● ソースマシンと同容量の RAM を使用。仮想マシンとソースマシンの間で RAM の使用量が同じであることを示す場合、この
オプションを選択します。
● 指定の RAM 容量を使用する。RAM の容量を MB を単位として指定する場合、このオプションを選択します。
アプリケーションで許可される最低量は 1,024 MB で、最大量は 65,536 MB です。メモリの使用容量の最大値はホストマシ
ンが使用できる RAM 容量によって制限されます。
11. ディスクフォーマットを指定するには、「ディスクフォーマット」の横にある次のいずれかをクリックします。
● VHDX
● VHD
メモ: ターゲットマシンで Windows 8(Windows Server 2012)以降が実行されている場合、Hyper-V エクスポートでは
VHDX ディスクフォーマットがサポートされます。お使いの環境で VHDX がサポートされていない場合、このオプショ
ンは無効になります。
184 ワークステーションとサーバーの保護










