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ESXi 仮想マシンへのデータのエクスポート
Rapid Recovery では、1 回限りのエクスポートを実行するか、または連続エクスポート(Virtual Standby の場合)を設定して、デー
タを ESXi にエクスポートできます。エクスポートタイプに合わせて、次の手順を実行します。
1 回限りの ESXi エクスポートの実行
ESXi に対して 1 回限りのエクスポートを実行するには、次の手順を実行します。
1. Rapid Recovery Core Console のボタンバーで、リストア ドロップダウンメニューをクリックし、VM のエクスポート をクリック
します。
2. 仮想マシンのエクスポートウィザードで 1 回限りのエクスポート を選択します。
3. 「次へ」をクリックします。
4. マシン ページで、エクスポートする保護対象マシンを選択します。
5. 「次へ」をクリックします。
6. リカバリポイント ページで、エクスポートに使用するリカバリポイントを選択します。
7. 「次へ」をクリックします。
8. 「エクスポート」ウィザードの「宛先」ページにある「仮想マシンにリカバリ」ドロップダウンメニューで、「ESX(i)」を選択します。
9. 次の表の説明に従って、仮想マシンにアクセスするためのパラメータを入力し、「次へ」をクリックします。
表 115. 仮想マシンパラメータ
オプション 説明
ホスト名 ホストマシンの名を入力します。
ポート ホストマシンのポートを入力します。デフォルトは 443 です。
ユーザー名 ホストマシンのログオンユーザー名を入力します。
パスワード ホストマシンのログオンパスワードを入力します。
10. 「仮想マシンのオプション」ページで、次の表で説明されている情報を入力します。
表 116. 仮想マシンオプション
オプション 説明
リソースプール ドロップダウンリストからリソースプールを選択します。
VM 設定の場所 ドロップダウンリストからデータストアを選択します。
仮想マシン名 仮想マシンの名前を入力します。
メモリ 次のいずれかをクリックして、仮想マシンのメモリの使用容量を指定します。
● ソースマシンと同じ容量の RAM を使用
● 特定容量の RAM を使用し、MB 単位で指定
アプリケーションで許可される最低量は 1024 MB で、最大量は 65536 MB です。メモリの使用容量の
最大値はホストマシンが使用できる RAM 容量によって制限されます。
プロセッサ数 エクスポートされた仮想マシンで使用するプロセッサ(CPU)数。最小値は 1 です。
プロセッサあたり
の Core 数
各プロセッサを構成する Core の数。最小値は 1 です。
ディスクのプロビ
ジョニング
次のオプションから、ディスクプロビジョニングのタイプを選択します。
● シン。シンプロビジョニングでは、ボリューム全体のサイズではなく、元のボリュームの使用容量の
サイズに合わせて仮想ディスクが作成されます。たとえば、元のボリュームが 1 TB であり、使用容量
が 2 GB のみである場合、Rapid Recovery では、2 GB の仮想ディスクが作成されます。
● シック。元のボリュームの一部のみが使用されている場合でも、シックプロビジョニングでは、元の
ボリュームと同じサイズの新しいディスクまたはボリュームが保護サーバから作成されます。たとえ
ば、ボリュームが 1 TB であり、使用容量が 2 GB のみである場合、Rapid Recovery では、1 TB の仮想
ディスクが作成されます。
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