Users Guide
このデフォルトのポリシーに従う場合、最も古いリカバリポイントは通常は 92 日前のものです。デフォルトポリシーのその作成日
時を過ぎているデータは削除されます。
Core レベルで自動的に保持ポリシーを設定すると、Core によって保護されるマシンのすべてにそれが適用されます。デフォルトポ
リシーを必要に応じて変更できます。
任意のマシンでは、カスタム保持ポリシーを作成することもできます。マシンレベルでポリシーを設定すると、デフォルトの Core
ポリシーとは異なる保持ポリシーを指定できます。保持ポリシーの設定の詳細については、デフォルト保持ポリシーの設定 、p. 200
および 保護対象マシンの保持ポリシー設定のカスタマイズ 、p. 201 を参照してください。
デフォルト保持ポリシーの設定
Core の保持ポリシーは、保護対象マシンのリカバリポイントがリポジトリ内に保存される期間を指定します。
Core の保持ポリシーが、夜間ジョブの実行のいずれかのコンポーネントとして実行されるロールアップ処理によって実施されます。
次に、保持ポリシーで指定された経過時間を越えたリカバリポイントが、大まかな期間をカバーする少数のリカバリポイントに「ロ
ールアップ」され(組み合わされ)ます。保持ポリシーを毎晩適用すると、古いバックアップのロールアップが続行して行われま
す。この結果、その保持ポリシーに指定されている要件に基づいて最も古いリカバリポイントが削除されます。
別の保持設定を、ソースおよびターゲット Core 用に指定することができます。
メモ: このトピックは、Rapid Recovery コアの保持ポリシー設定のカスタマイズに特有のものです。Core 上でカスタマイズさ
れた保持ポリシー設定を保存すると、デフォルト保持ポリシー設定が確立され、この設定内容をこの Core によって保護されて
いるすべてのマシンに適用できます。個々の保護対象マシンに対する保持ポリシー設定のカスタマイズの詳細については、保
護対象マシンの保持ポリシー設定のカスタマイズ 、p. 201 を参照してください。
1. Rapid Recovery コアコンソールへ移動します。
2. アイコンバーで、
(Settings(設定))をクリックしてから、次のいずれかを実行します。
● Setting(設定)ページの左側にある Core 設定のリストから、Nightly Jobs(夜間ジョブ)ををクリックします。
● Settings(設定)ページの右側にスクロールダウンして、Nightly Jobs(夜間ジョブ)見出しを表示します。
Nightly Jobs(夜間ジョブ)設定を表示します。
3. Nightly Jobs(夜間ジョブ)の下で、
Change(変更)をクリックします。
Nightly Jobs(夜間ジョブ)ダイアログボックスが表示されます。
4. 必要に応じてバックアップデータを保持する時間間隔を指定するには、Nightly Jobs(夜間ジョブ)ペインで、Rollup(ロールア
ップ)を選択して、 Settings(設定)をクリックします。
Core のデフォルト保持ポリシーのための Configuration(設定)ダイアログボックスが表示されます。
5. Core の保持ポリシー設定をデフォルト値に任意のタイミングでリストアするには、Configuration(設定)ダイアログボックスの
下で、Restore Defaults(デフォルトの復元)をクリックし、Yes(はい)をクリックして、確定します。
すべての設定が、手順 6 の表で説明されているデフォルトの値へリストアされます。
6. 保持ポリシーを定義するには、まず初期バックアップのスナップショットが保持される期間を決定するプライマリ設定を指定し
ます。次に、リカバリポイントをロールアップする間隔を決定するロールアップ要件のカスケードセットの定義に進みます。
次の表では、保持ポリシーの各オプションについて説明します。
表 125. デフォルトの保持ポリシーのスケジュールオプション
テキストボックス 説明
Keep all recovery points for n
[retention time period](すべて
のリカバリポイントを n [保持
期間] 保持)
リカバリポイントの保持期間を指定します。
保持期間を示す数字を入力し、期間を選択します。デフォルトは 3 日間です。
日、週、月、または年から選択できます。
...and then keep one recovery
point per hour for n [retention
time period](...さらに、1 時間
につき 1 つのリカバリポイン
トを n [保持期間] 保持)
より詳細なレベルの保持を指定します。このオプションはビルディイングブロックとしてプ
ライマリ設定と共に使用され、リカバリポイントを維持する期間をさらに詳細に定義します。
保持期間を示す数字を入力し、期間を選択します。デフォルトは 2 日間です。
日、週、月、または年から選択できます。
200 ワークステーションとサーバーの保護










