Users Guide
レプリケーションの設定
Rapid Recovery を使用してデータをレプリケートするには、ソースコアおよびターゲットコアをレプリケーション用に設定する必要
があります。レプリケーションの設定後、保護対象マシンのデータのレプリケーション、レプリケーションの監視と管理、およびリ
カバリの実行を行うことができます。
Rapid Recovery でのレプリケーションの実行には、以下の操作の実行が含まれます。
● ターゲットコア上にリポジトリをセットアップします。ターゲットコアへリポジトリの追加する詳細については、DVM リポジ
トリの作成 、p. 62 を参照してください。
● 自己管理複製の設定。自己管理ターゲットコアへの複製の詳細については、「自己管理ターゲット Core へのレプリケーション 、
p. 210」を参照してください。
● 第三者のレプリケーションを設定します。第三者ターゲットコアへレプリケーションを行う詳細については、サードパーティの
ターゲット Core へのレプリケート 、p. 215 を参照してください。
● 既存の保護対象マシンをレプリケートします。ソースコアによってすでに保護されているマシンをレプリケートする詳細につ
いては、既存のレプリケーションへのマシンの追加 、p. 219 を参照してください。
● シードドライブを消費します。ターゲットコアにおけるシードドライブデータの消費の詳細については、ターゲット Core 上の
シードドライブの消費 、p. 221 を参照してください。
● レプリケーションの優先順位を保護対象マシンに対して設定します。保護対象マシンのレプリケーションの優先順位付けの詳
細については、保護対象マシンのレプリケーション優先度の設定 、p. 228 を参照してください。
● 保護対象マシンのレプリケーションスケジュールを設定します。レプリケーションスケジュールの設定の詳細については、レプ
リケーションのスケジュール 、p. 222 を参照してください。
● 必要に応じてレプリケーションを監視します。レプリケーションの監視の詳細については、入力方向および出力方向のレプリ
ケーションの表示 、p. 213 を参照してください。
● 必要に応じた複製設定の管理。複製設定の管理の詳細については、「レプリケーション設定の管理 、p. 222」を参照してくださ
い。
● 災害またはデータ損失の発生時の複製済みデータのリカバリ。複製済みデータのリカバリの詳細については、「レプリケートされ
たデータのリカバリ 、p. 230」を参照してください。
サードパーティのターゲット Core へのレプリケート
サードパーティ Core は、MSP によって管理、維持されているターゲット Core です。サードパーティによって管理されている Core
にレプリケートする場合、ユーザーはターゲット Core にアクセスする必要がありません。
サードパーティ Core へのレプリケートプロセスには、ユーザーおよびサードパーティが実行する必要のあるタスクがあります。ユー
ザーがソース Core または Core でのレプリケーションのリクエストを送信した後で、MSP がそのリクエストを確認して、ターゲッ
ト Core の設定を完了する必要があります。
メモ: この設定は、ホストされたレプリケーションおよびクラウドレプリケーションに適用されます。Rapid Recovery Core は、
すべてのソース Core マシンにインストールされている必要があります。マルチポイントツーポイントレプリケーション用に
Rapid Recovery を設定している場合は、すべてのソース Core でこのインストールタスクを実行する必要があります。
サードパーティによって管理されているターゲット Core をレプリケートするには、次のタスクを実行します。
● サードパーティサービスプロバイダへのレプリケーションリクエストの送信 、p. 215
● カスタマからのレプリケーションリクエストの確認 、p. 218
● カスタマからのレプリケーションリクエストの無視 、p. 219
サードパーティサービスプロバイダへのレプリケーションリクエストの送信
サードパーティによって管理されている Core をサブスクライブしている MSP などのエンドユーザーの場合、サードパーティサービ
スプロバイダにレプリケーションリクエストを送信するには、次の手順を実行します。
1. Rapid Recovery Core に移動します。
2. アイコンボタンのバーで レプリケート をクリックします。
レプリケーションウィザード が表示されます。
3. レプリケーションウィザード の ターゲット Core ページで、オフサイトバックアップとディザスタリカバリサービスを提供する
サードパーティに対するサブスクリプションがある を選択し、次の表の説明に従って情報を入力します。
ワークステーションとサーバーの保護 215










