Users Guide
シードドライブの破棄
ターゲット Core で消費するためにシードドライブを作成した後、消費しないことにした場合は、シードドライブを破棄することが
できます。
シードドライブを破棄または消費するまで、未処理のシードドライブのリンクは、ソース Core 上の 出力方向のレプリケーション ペ
インに残ります。
シードドライブから情報を送信するまでは、孤立したリカバリポイント(元の保護対象マシンには存在するが、ターゲット Core に
は存在しない)を使用してデータを復元することはできません。
注意: シードドライブを破棄した場合は、元のリカバリポイント(シードドライブファイルに定義されている)が、次のレプリ
ケーションジョブ時にネットワーク経由でターゲット Core に送信されます。古いリカバリポイントをネットワーク経由で送
信すると、特にリカバリポイント数が多い場合に、ネットワークのパフォーマンスが大幅に低下する可能性があります。
未処理のシードドライブを破棄するには、次の手順を実行します。
メモ: Core Console 内のシードドライブを破棄しても、所定のストレージ場所にあるシードドライブファイルには影響しません。
1. ソース Core で、Rapid Recovery Core Console を開き、アイコンバーで (レプリケーション)をクリックします。
レプリケーション ページが表示されます。
2. レプリケーション ページの 出力方向のレプリケーション ペインで シードドライブ(#) をクリックします。
出力方向のレプリケーション ペインに、未処理のシードドライブに関する情報を含むセクションが表示されます。
3. 必要に応じて、下矢印
をクリックし、縮小表示メニューを展開します。
未処理のシードドライブについての情報が表示されます。情報には、ターゲット Core や、シードドライブに含まれるリカバリ
ポイントの日付範囲などがあります。
4.
をクリックして、破棄するシードドライブファイルのドロップダウンメニューをクリックし、放棄 を選択します。
5. 確認ウィンドウで、シードドライブを破棄することの確認操作を行います。
シードドライブが削除されます。
ソース Core にその他のシードドライブがない場合は、シードドライブ(#)リンクおよび未処理のシードドライブのセクション
が、出力方向のレプリケーション ペインから削除されます。
レプリケーション設定の管理
Rapid Recovery では、Core レベル、保護対象マシンレベル、または全体レベルで、レプリケーションをモニタ、スケジュール、お
よび調整できます。
次のレプリケーション設定を編集できます。
● レプリケーションジョブをスケジュールするには、「レプリケーションのスケジュール 、p. 222」を参照してください。
● レプリケーション用にペアリング済みの保護対象マシンのシードドライブを作成するには、を参照してください。Copy 機能を
使用したシードドライブの作成 、p. 223
● レプリケーションジョブの進捗状況をモニタするには、「入力方向および出力方向のレプリケーションの表示 、p. 213」を参照し
てください。
● レプリケーションジョブを一時停止するか、一時停止したジョブを再開するには、「レプリケーションの一時停止と再開 、p. 226」
を参照してください。
● 保護対象マシンの受信または送信レプリケーションを強制実行するには、「レプリケーションの強制実行 、p. 226」を参照してく
ださい。
● すべてのターゲット Core およびレプリケーション手順の設定を管理するには、「送信レプリケーションの設定の管理 、p. 227」を
参照してください。
● 個別のターゲット Core の設定を管理するには、「ターゲット Core の設定の変更 、p. 227」を参照してください。
● ターゲット Core にレプリケートする個別の保護対象マシンの優先度設定を管理するには、「保護対象マシンのレプリケーション
優先度の設定 、p. 228」を参照してください。
レプリケーションのスケジュール
レプリケーションのスケジュールを設定してデフォルトの動作を変更しないかぎり、バックアップスナップショット、チェックサ
ムチェック、アタッチ可否検証、および夜間ジョブの完了後、ただちに Core はレプリケーションジョブを開始します。詳細につい
ては、「レプリケーションのスケジュール 、p. 222」を参照してください。
222 ワークステーションとサーバーの保護










