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表 146. ターゲット Core の設定
オプション 説明
ホスト ターゲット Core のホストを入力します。
ポート ソース Core との通信に使用するターゲット Core のポートを入力します。
メモ: デフォルトポートは 8006 です。
4. 「保存」をクリックします。
保護対象マシンのレプリケーション優先度の設定
レプリケーションの優先度よって、Core に最初に送信されるレプリケーションジョブが決定されます。優先度は、順番に 1 ~ 10 の
スケールで設定します。優先度 1 が最優先され、優先度 10 が最後になります。任意のマシンのレプリケーションを最初に確立する
と、その優先度は 5 に設定されます。ソース Core からの保護対象マシンレベルで、優先度を表示および変更することができます。
場合によっては、一部のレプリケーションジョブが破棄される可能性があります。たとえば、お使いの環境で変更レートが非常に
遅くなった場合や、ネットワークに十分な帯域幅がない場合に、レプリケーションジョブが破棄されることがあります。このよう
な状況は、お使いの環境でレプリケーションを実行する時間帯を制限するようなスケジュールを設定している場合に、起こりやす
くなります。レプリケーションスケジュールの設定の詳細については、「レプリケーションのスケジュール 、p. 222」を参照してくだ
さい。
重要なマシンに関するレプリケーションが最初に実行されるようにするには、重要なサーバの優先度を小さい数値(1 ~ 5)に設定
します。重要度の低いマシンの優先度は、より大きい値(6 ~ 10)に設定します。
任意の保護対象マシンのレプリケーション優先度を 4 に設定すると、そのレプリケーションジョブはデフォルトのレプリケーショ
ン優先度 5 を持つマシンよりも先に開始されます。同様に、優先度が 3 であるマシンのレプリケーションジョブは、4 よりも前の
キューに入れられます。優先度の数字が小さいほど、レプリケーションジョブは先に送信されます。優先度 1 が最も重要であるこ
とは簡単にわかります。レプリケーションの優先度が 1 であるマシンは、レプリケーションの最初のマシンとしてキューに入れられ
ます。
保護対象マシンのレプリケーション優先度を編集するには、次の手順を実行します。
1. ソース Core で Rapid Recovery Core Console を開き、アイコンバーで
(レプリケーション)をクリックします。
レプリケーション ページが表示されます。
2. 出力方向のレプリケーション ペインで、ソース Core の右側にある
矢印をクリックします。
ビューが展開されて、ターゲット Core にレプリケートされる、このソース Core の各保護対象マシンが表示されます。
3. 優先度を付ける保護対象マシンの (設定)ドロップダウンメニューをクリックし、設定 をクリックします。
ダイアログボックスが表示されます。
4. 優先度 ドロップダウンリストをクリックし、要件に基づいて 1(最大) から 10(最小) の間で優先度を選択します。
5. 「保存」をクリックします。
ダイアログボックスが閉じて、選択したマシンのレプリケーション優先度がアップデートされます。
レプリケーションの削除
レプリケーションとは、1 つの Rapid Recovery Core(ソース Core)から別の Core(ターゲット)に、保護対象マシンのリカバリポ
イントを意図的に複写することです。
レプリケーションの目的は、元の保護対象マシンのデータの高可用性複製を維持することです。データセキュリティを最適にするた
めに、Dell では別の地理的な場所にターゲット Core を配置することをお勧めします。
レプリケーションスケジュールを設定してデフォルトの動作を変更しない限り、Core では、すべてのバックアップスナップショッ
ト、チェックサムチェック、アタッチ可否検証、夜間ジョブが完了した直後にレプリケーションジョブが開始されます。詳細につ
いては、「レプリケーションのスケジュール 、p. 222」を参照してください。
レプリケーションを削除すると、それ以降のソース Core からターゲット Core へのリカバリポイントのコピーが中止されます。レプ
リケーションを削除しても、元の(ソース)Core に保存されたデータには影響しません。
また、レプリケーションを削除すると、元のマシンから複製されたリカバリポイントをターゲット Core に残したままにするか、削
除するかを選択できます。削除したレプリケート済みマシンのリカバリポイントを保持している場合は、そのマシンのリカバリポ
イントが、リカバリポイント専用マシンとして Core に表示されます。これらの保持されているリカバリポイントがターゲット
Core に残っている間は、このリカバリポイントからデータを参照するか、ファイルレベルでファイルを復元することができます。
レプリケーションは、次のアプローチのいずれかを使用して削除することができます。
228 ワークステーションとサーバーの保護










