Users Guide
● [r] - 読み取り専用でマウント(デフォルト)。リカバリポイントをマウントできますが、リカバリポイントに対する変更は
できません。
● [w] - 書き込み可能でマウント。リカバリポイントをマウントして、リカバリポイントに対する変更もできます。
● [v] - 以前の書き込みでマウント。リカバリポイントをマウントする際に、前回の書き込み可能マウントで行われたが、現在
は存在しないすべての変更内容を含めることができます。
● [n] - nbd を <path> にマウントしない。nbd(ネットワークブロックデバイス)は、ローカルマウントの実行時に、Core と保
護対象マシン間のソケット接続を作成します。このフラグを使用すると、nbd をマウントせずにリカバリポイントをマウン
トできます。これは、リカバリポイントのファイルシステムを手動でチェックする必要があるときに便利です。
メモ: リカバリポイントの ID 番号の代わりに行番号をコマンドで指定して、リカバリポイントを特定することもできま
す。その場合は、(lm 出力の)マシンの行番号を使用し、その後にリカバリポイントの行番号とボリューム文字を指定
し、さらにその後にパスを指定します(例: m <machine_line_number> <recovery_point_line_number> <volume_letter>
<path>)。たとえば、lm 出力で 3 つの保護対象マシンがリストされた場合に、番号 2 に対して lr コマンドを入力し、
リカバリポイント 23 のボリューム b を /tmp/mount_dir にマウントする場合、コマンドは m 2 23 b /tmp/
mount_dir のようになります。
メモ: 互換性のあるオペレーティングシステムから BTRFS ボリュームをマウントする場合(
『
Dell Data Protection | Rapid
Recovery
インスト
ー
ルおよびアップグレ
ー
ドガイド』の「
Rapid Recovery
リリ
ー
ス
6.1
のオペレ
ー
ティングシステムのイ
ンスト
ー
ルと互換性マトリクス」のトピック
を参照)は、次のパラメータを含める必要があります。
mount -o nodatasum,device=/dev/xxx /dev/xxx /mnt/yyy
9. マウントが成功したことを確認するには、次のコマンドを入力します。これにより、アタッチされたリモートボリュームがリス
トされます。
l
Linux マシン上でのリカバリポイントのアンマウント
Linux マシンでリカバリポイントをマウント解除するには、次の手順を実行します。
1. ルートまたはスーパーユーザーとして Rapid Recovery local_mount ユーティリティを実行します。
sudo local_mount
2. Rapid Recovery のマウントプロンプトで、次のコマンドを入力して保護対象マシンのリストを表示します。
lm
3. プロンプトが表示されたら、Rapid Recovery Core サーバの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
4. Core サーバーのログオン資格情報(ユーザー名とパスワード)を入力します。
Rapid Recovery サーバによって保護されるマシンのリストが表示されます。
5. 次のコマンドを入力して、指定したマシンで使用できるリカバリポイントをリストします。
lr <line_number_of_machine>
メモ: このコマンドには、行アイテム番号の代わりにマシンの ID 番号を入力することもできます。
マシンのベースリカバリポイントと増分リカバリポイントのリストが表示されます。リストには、行アイテム番号、日付/タイ
ムスタンプ、ボリュームの場所、リカバリポイントのサイズ、リカバリポイントを示すシーケンス番号が最後に付けられたボリ
ュームの ID 番号が表示されます。
例:7d658e5f-fa08-4600-95f0-5f486bc1b6a4#de0896fd-571a-4cc5-aeed-264d2c3c72f4#f377e145-
dd4d-3ac3-5b15-37ce8f4913ba:2
6. l または list コマンドを実行してマウントされたネットワークブロックデバイス(NBD デバイス) のリストを表示します。
リカバリポイントをマウントすると、l または list コマンドを実行したときに NBD デバイスへのパスが表示されます。
236 データのリカバリ










