Users Guide
7. 次のコマンドを入力して、リカバリポイントをマウント解除します。
unmount <path_of_nbd-device>
8. l または list コマンドを実行してリカバリポイントが正常にマウント解除されていることを確認します。
スナップショット作成の強制実行
スナップショット作成の強制実行によって、現在保護対象のマシンのデータ転送を強制できます。スナップショット作成を強制実
行すると、転送が直ちに実行されるか、またはその他のジョブが実行されている場合は、キューに追加されます。
2 種類のスナップショットから選択できます。
増分スナップショットを選択し、以前のリカバリポイントが存在しない場合は、ベースイメージがキャプチャされます。強制的に
スナップショットを作成しても、スケジュールスナップショットのタイミングは変更されません。
メモ: Rapid Recovery では、ベース転送と増分転送の両方で Window 8、Windows 8.1、Windows Server 2012 および Windows Server
2012 R2 がサポートされています。
● ベースイメージは、マシンの選択したボリュームにあるすべてのデータのスナップショットです。
● 増分スナップショットは、最後のスナップショット以降に変更されたすべてのデータをキャプチャします。
1. Rapid Recovery Core Console で、スナップショット作成を強制的に実行するリカバリポイントがあるマシンまたはクラスタに移
動します。
2. サマリ ページで、サマリ ペインの スナップショットを強制的に作成 をクリックします。
スナップショットを強制的に作成 ダイアログボックスが表示されます。
3. スナップショットを強制的に作成 ダイアログボックスで、1 つまたは複数のボリュームまたは保護対象グループのチェックボッ
クスをクリックします。
4. スナップショットを強制的に作成 または ベースイメージを強制的に作成 をそれぞれクリックします。
5. ベースイメージを選択した場合は、クリックしてベースイメージを作成することを確認します。
ベースイメージでは、バックアップするボリュームのデータ量に基づいて、大量の時間かかることがあります。
選択したスナップショットがキューに格納され、その他のジョブが完了した直後に開始されます。
リカバリポイントの削除
特定のマシンのリカバリポイントをリポジトリから容易に削除できます。Rapid Recovery でリカバリポイントを削除する場合は、
次のいずれかのオプションを指定できます。
● すべてのリカバリポイントの削除。選択した保護対象マシンのすべてのリカバリポイントをリポジトリから削除します。
● 一定範囲のリカバリポイントを削除。現在より前からベースイメージまでの指定範囲のすべてのリカバリポイント、つまりマシ
ン上のすべてのデータおよび、現在から次のベースイメージまでのすべてのリカバリポイントを削除します。
メモ: 削除したリカバリポイントは復元することはできません。リカバリポイントに格納されているデータが必要な場合、デー
タのアーカイブを最初に考えます。
1. Rapid Recovery Core Console の 保護対象マシン メニューで、リカバリポイントを表示して削除するマシンの名前または IP アド
レスをクリックします。
選択した保護対象マシンの サマリ ビューが表示されます。
2. マシン名または IP アドレスの横で リカバリポイント メニューをクリックします。
選択したマシンの リカバリポイント ページが表示されます。
3. リカバリポイント ペインまでスクロールダウンします。
ペインタイトルの下に、更新、範囲を削除、すべて削除 などのオプションが表示されます。
4. リカバリポイント ペインタイトルの下で、現在保存されているすべてのリカバリポイントを削除する場合、すべて削除 をクリ
ックし、確認のダイアログボックスでボタンをクリックして削除を確認します。
5. 特定のデータ範囲内で一連のリカバリポイントを削除するには、次の手順を実行します。
a. リカバリポイント ペインタイトルの下で、範囲を削除 をクリックします。
範囲内のリカバリポイントを削除 ダイアログボックスが表示されます。
b. 範囲内のリカバリポイントを削除 ダイアログボックスの 開始日時 フィールドで、リカバリポイントの削除を開始する日時
を選択します。
データのリカバリ 237










