Users Guide
c. 終了日時 フィールドで、削除する最新のリカバリポイントの日時を選択します。
d. 削除 をクリックします。
e. 確認のダイアログボックスでクリックして削除を確認します。
孤立したリカバリポイントチェーンの削除
孤立したリカバリポイントとは、ベースイメージに関連付けられていない増分スナップショットのことです。後続のスナップショ
ットは、継続してこのリカバリポイント上に構築されますが、ベースイメージがないとリカバリポイントが不完全になるため、リ
カバリを完了させるために必要なデータが含まれていない可能性が高くなります。これらのリカバリポイントは、孤立したリカバ
リポイントチェーンの一部として見なされます。この状況が発生した場合の最適な解決法は、チェーンを削除して、新しいベースイ
メージを作成することです。
ベースイメージの強制の詳細については、スナップショット作成の強制実行を参照してください。
1. Rapid Recovery Core Console で、孤立したリカバリポイントチェーンを削除する保護対象マシンに移動します。
2. ページの上部にあるメニューから、リカバリポイント をクリックします。
3. リカバリポイント ペインで、孤立したリカバリポイントを展開します。
このリカバリポイントの場合、タイプ 列に「増分、孤立」というラベルが表示されます。
4. アクション の横の 削除 をクリックします。
リカバリポイントを削除 ウィンドウが表示されます。
5. リカバリポイントを削除 ウィンドウで、はい をクリックします。
注意: リカバリポイントを削除すると、リカバリポイントのチェーン全体(次のベースイメージまでのリカバリポイントの
前後に発生する増分リカバリポイントを含む)が削除されます。この操作は取り消せません。
孤立したリカバリポイントチェーンが削除されます。
異なるリポジトリへの手動によるリカバリポイントの移行
保護対象マシンのリカバリポイントを削除せずにリポジトリから移動する場合は、次の手順に従って手動で異なるリポジトリに移
行します。このプロセスでは、ソースリポジトリからリカバリポイントをアーカイブした後、ターゲットリポジトリにアーカイブを
インポートします。
たとえば、既存のリポジトリが一杯である場合、またはニーズが変わって別の Core とリポジトリを使用してマシンを保護する場合
に、この手順を実行することができます。
注意: リポジトリが以前に AppAssure 5.3 または 5.4 からアップグレードされ、レプリケーションを使用していた場合、Dell
では移行を開始する前にターゲット Core 内の各リポジトリにリポジトリの確認ジョブを実行することを推奨します。このジ
ョブを実行すると、不規則なデータが新しい出力先リポジトリにコピーされることを防止できます。リポジトリの確認ジョブ
が Core に適用可能な場合、それは UI でのみ使用でき、実行に相当な時間がかかる可能性があります。このジョブについて
は、「DVM リポジトリの整合性チェックについて 、p. 68」を参照してください。このジョブの実行については、「DVM リポジ
トリでのリポジトリの確認ジョブの実行 、p. 72」を参照してください。
1. Rapid Recovery Core Console で、保護対象マシンまたはリカバリポイントを移行するマシンの保護を一時停止します。詳細につ
いては、「保護の一時停止と再開 、p. 134」を参照してください。
2. 保護対象マシンまたはリカバリポイントを移行するマシンの現在の操作をすべてキャンセルするか、すべてが完了するまで待
機します。
3. 一時停止したマシンのリカバリポイントをアーカイブします。詳細については、「アーカイブの作成 、p. 84」を参照してくださ
い。
4. アーカイブを行い、アーカイブを検証したら、移行する保護対象マシンの既存のリカバリポイントを削除します。詳細について
は、「リカバリポイントの削除 、p. 237」を参照してください。
メモ: 既存のリカバリポイントを削除せずに、保護対象マシンのリポジトリを変更することはできません。
5. 移行済みのリカバリポイントに対して新しいリポジトリを作成するか、新しい宛先リポジトリが存在することを確認します。
詳細については、「DVM リポジトリの作成 、p. 62」を参照してください。
● 既存のリポジトリを使用する場合は、ステップ 6 に進みます。
6. 次の手順に従って、一時停止した各マシンのリポジトリを変更します。
238 データのリカバリ










