Users Guide
a. Core Console で、ナビゲーションツリーの保護対象マシンをクリックします。
b. 保護対象マシンの サマリ ページで、設定 をクリックします。
c. 設定 ページの 一般 ペインで、リポジトリ ドロップダウンリストをクリックし、手順 4 で作成したリポジトリの名前を選択
します。
● 既存のリポジトリを使用する必要がある場合は、既存のリポジトリの名前を選択します。
メモ: リカバリポイントを既存のリポジトリに移行する場合は、既存のリポジトリに移行対象リカバリポイントを格
納するための十分な空き領域があることを確認してください。
d. OK をクリックします。
7. 一時停止したマシンの保護を再開します。詳細については、「保護の一時停止と再開 、p. 134」を参照してください。
8. 移動した各保護対象マシンの新規ベースイメージを取得します。詳細については、「スナップショット作成の強制実行 、p. 237」
を参照して、ベースイメージを強制的に作成 オプションを使用してください。
9. 移行する必要があるマシンのアーカイブ済みデータをインポートします。詳細については、「アーカイブのインポート 、p. 91」を
参照してください。
データのリストア
本項では、バックアップデータをリストアする方法について説明します。
Rapid Recovery を使用したデータのリストについて
Rapid Recovery Core は、物理または仮想マシンに対し、リカバリポイントから即時にデータのリストアまたはマシンのリカバリを
行います。リカバリポイントには、ブロックレベルでキャプチャされた Agent ボリュームのスナップショットが含まれています。
これらのスナップショットはアプリケーションアウェアです。つまり、スナップショットを作成する前に、すべての処理中のトラ
ンザクションとローリングトランザクションログのロールが完了され、キャッシュがディスクにフラッシュされることを意味しま
す。アプリケーションアウェアスナップショットを Verified Recovery と組み合わせて使用すると、Core で次のようないくつかのタ
イプのリカバリを実行できます。
● ファイルとフォルダのリカバリ
● Live Recovery でのデータボリュームのリカバリ
● Live Recovery を使用した、Microsoft Exchange Server および Microsoft SQL Server のデータボリュームのリカバリ
● Universal Recovery を使用した、Bare Metal Restore
● Universal Recovery を使用した、異種ハードウェアへの Bare Metal Restore
● 仮想マシンへのアドホックおよび継続エクスポート
メモ: データをリストアするときまたは仮想エクスポートを実行するときには、使用するリカバリポイントが完全なリカバリポ
イントチェーンの一部である必要があります。リカバリポイントチェーンの詳細については、「リカバリポイントチェーンとオ
ーファン 、p. 207」を参照してください。
Live Recovery について
Live Recovery は、Rapid Recovery Core にデータを復元する機能です。保護対象マシンで非システムの Windows ボリュームにデータ
障害が発生した場合、Rapid Recovery Core 上のリカバリポイントからデータを復元することができます。Restore Wizard で Live
Recovery を選択すると、ユーザーはほぼダウンタイムなしで業務をすぐに継続できます。復元中の Live Recovery では、Rapid
Recovery によるデータの復元がバックグラウンドで継続されている間も、データにすぐにアクセスできます。この機能により、テ
ラバイト単位のデータを復元する場合でも、リカバリ時間をほとんどなくすことができます。
Rapid Recovery Core は、リカバリプロセス中にターゲットサーバへの完全なユーザアクセスを提供する、独自のブロックベースのバ
ックアップとリカバリテクノロジを使用します。要求されたブロックはシームレスなリカバリとしてオンデマンドで復元されま
す。
Live Recovery は、次の例外を除き、Rapid Recovery Core によって保護された物理マシンおよび仮想マシンに適用されます。
● Live Recovery は、非システムの Windows ボリュームにアクセスできます。Live Recovery を使用して、C:\ ドライブとシステム
に予約されたパーティションを復元することはできません。
● Live Recovery は、Rapid Recovery Agent を使用して Windows ベースのボリュームにアクセスできます。エージェントレスボリ
ュームまたは Linux ボリュームでは Live Recovery の利点は得られません。
Live Recovery では物理サーバまたは仮想サーバを直接バックアップファイルから直ちに復元できます。非システムのボリュームが
復元されると、Rapid Recovery にオペレーティングシステムへのボリュームメタデータが直ちに表示され、オンデマンドでデータが
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