Users Guide
Rapid Recovery ボタンバーの Rapid Recovery アイコンをクリックすることで、Rapid Recovery(迅速な回復)コアコンソールの任意
の場所からリストアを開始できます。この方法でリストアを開始する場合は、リストアするコアで保護されたマシンを指定し、リ
ストアするボリュームまでドリルダウンする必要があります。
または、特定のマシンの Recovery Points(リカバリポイント)ページに移動し、特定のリカバリポイントのドロップダウンメニュ
ーをクリックし、Restore(リストア)を選択します。この方法でリストアを開始する場合は、ステップ 5 から開始することでこ
の手順に従います。
リカバリポイントからシステムボリュームにリストアするか、起動 CD を使用してリカバリポイントからリストアする場合、ベア
メタルリストア(BMR)を実行する必要があります。BMR の詳細については、Windows マシンの Bare Metal Restore について 、p.
244 を参照してください。Windows または Linux オペレーティングシステムの必要条件については、Windows マシンに対して Bare
Metal Restore を実行するための前提条件 、p. 246 および Linux マシンに対して Bare Metal Restore を実行するための前提条件 、p.
259 をそれぞれ参照してください。各オペレーティングシステムのロードマップに記載されているように、コアコンソールから
BMR 機能にアクセスできます。Restore Machines(マシンのリストア)ウィザードから、BMR を実行することもできます。この手
順は、ウィザードの適切な時点で手順 マシンのリストアウィザードを使用した Bare Metal Restore の実行 、p. 247 へユーザーをガイ
ドします。
リカバリポイントからのボリュームのリストア
保護対象マシンには Agent ソフトウェアがインストールされていて、リストア操作を実行できるリカバリポイントがある必要があ
ります。
リカバリポイントからボリュームをリストアするには、次の手順を完了します。
1. リストアアイコンから保護対象マシン上のボリュームをリストアするには、Core Console に移動し、Rapid Recovery ボタンバー
の リストア をクリックします。
マシンのリストア ウィザードが表示されます。
2. 保護対象マシン ページで、データをリストアする保護対象マシンを選択し、次へ をクリックします。
リカバリポイント ページが表示されます。
3. リカバリポイントのリストから、Agent マシンにリストアするスナップショットを検索します。
● 必要に応じて、ページの下部にあるボタンを使用して、その他のリカバリポイントのページを表示します。
● 必要に応じて、ウィザードの リカバリポイント ページに表示されるリカバリポイント数を制限する場合、リカバリポイント
のボリューム(定義されている場合)または作成日でフィルタできます。
4. それを選択するリカバリポイントをクリックし、次へ をクリックします。
宛先 ページが表示されます。
5. 宛先 ページで、次のようにデータをリストアするマシンを選択します。
● 選択したリカバリポイントから同じマシンにデータをリストアする場合、リストアするボリュームにシステムボリュームが
含まれていなければ、保護対象マシンにリカバリ(非システムボリュームのみ) を選択し、宛先マシンが選択されているこ
とを確認して、次へ をクリックします。
ボリュームマッピング ページが表示されます。手順 9 に進みます。
● 選択したリカバリポイントから別の保護対象マシンにデータをリストアする場合(Machine2 のコンテンツを Machine1 のデ
ータで置き換える場合など)、保護対象マシンにリカバリ(非システムボリュームのみ) を選択し、宛先マシンを選択して、
次へ をクリックします。
ボリュームマッピング ページが表示されます。手順 9 に進みます。
● 選択したリカバリポイントから同じマシンにリストアするか、またはブート CD を使用して異なるマシンにリストアする場
合、このプロセスでは bare metal restore(BMR)が考慮されます。BMR については、「Windows マシンの Bare Metal Restore
について 、p. 244」を参照してください。
メモ: BMR を実行する場合、リストアする Agent マシンのオペレーティングシステムによって特定の要件があります。
これらの前提条件を理解するには、「Windows マシンに対して Bare Metal Restore を実行するための前提条件 、p. 246」お
よび「Linux マシンに対して Bare Metal Restore を実行するための前提条件 、p. 259」をそれぞれ参照してください。
リストアするボリュームにシステムボリュームが含まれている場合は、ブート CD を使用して任意のターゲットマシンに
リカバリ を選択します。このオプションではブート CD を作成するように要求されます。
○ そのまま マシンのリストア ウィザードを使用して選択したリカバリポイントの情報でブート CD を作成する場合、
次へ をクリックして Windows マシンのベアメタルリストアの実行 、p. 245 に進みます。
データのリカバリ 241










