Users Guide
14. サマリ ページで、重要! この操作で、選択したボリュームが選択したリカバリポイントのデータで上書きされることを理解して
います。 を選択し、ボリュームのリストアによる結果を理解していることを確認します。
警告: このオプションでは、選択済みリカバリポイントの日時の後に選択済みボリューム上に保存されたデータはリストア
時に失われるという結果が強調されています。
15. 終了 をクリックします。
Windows Explorer を使用したディレクトリまたはファイルのリストア
Windows Explorer を使用して、マウント済みリカバリポイントから任意の Windows マシンにディレクトリおよびファイルをコピー
して貼り付けることができます。これは、リカバリポイントの一部だけをユーザーに配布する場合に便利です。
ディレクトリおよびファイルをコピーする場合、コピー操作を実行するユーザーのアクセス権限が使用され、貼り付けたディレクト
リおよびファイルに適用されます。元のファイル権限を保持したまま、ユーザーのディレクトリおよびファイルを復元する場合(フ
ァイルサーバ上のユーザーのフォルダを復元する場合など)は、「Windows Explorer を使用したディレクトリまたはファイルのリス
トアおよび権限の保持 、p. 243」を参照してください。
1. リストアするデータを含むリカバリポイントをマウントします。詳細については、リカバリポイントのマウント 、p. 233 を参
照してください。
2. Windows Explorer で、マウント済みリカバリポイントに移動し、リストアするディレクトリおよびファイルを選択します。右ク
リックして、「コピー」を選択します。
3. Windows Explorer で、データのリストア先となるマシンの場所に移動します。右クリックして、「貼り付け」を選択します。
Windows Explorer を使用したディレクトリまたはファイルのリストアおよび権限
の保持
Windows Explorer を使用して、ファイルアクセス権限を保持したまま、マウント済みリカバリポイントから任意の Windows マシン
にディレクトリおよびファイルをコピーして貼り付けることができます。
たとえば、特定のユーザーのみがアクセスできるファイルサーバー上のフォルダをリストアする必要がある場合、「コピー」および「権
限付きの貼り付け」コマンドを使用すれば、リストアされるファイルは、アクセスを制限する権限を保持できます。こうすること
で、リストアされたディレクトリおよびファイルに手動で権限を適用することを回避できます。
メモ: 権限付きの貼り付け コマンドは、Rapid Recovery Core および Agent ソフトウェアとともにインストールされます。Local
Mount Utility では使用できません。
1. リストアするデータを含むリカバリポイントをマウントします。詳細については、リカバリポイントのマウント 、p. 233 を参
照してください。
2. Windows Explorer で、マウント済みリカバリポイントに移動し、リストアするディレクトリおよびファイルを選択します。右ク
リックして、「コピー」を選択します。
3. Windows Explorer で、データのリストア先となるマシンの場所に移動します。右クリックして、「権限付きの貼り付け」を選択し
ます。
メモ: この手順の右クリックメニューで「権限付きの貼り付け」コマンドが無効になっている場合、コピーするファイルが
Windows Explorer で認識されません。手順 2 を繰り返して、右クリックメニューの 権限付きの貼り付け コマンドを有効に
します。
クラスタとクラスタノードのリストアの実行
リストアとは、マシン上のボリュームをリカバリポイントから復元するプロセスです。サーバークラスタの場合、リストアはノード
またはマシンのレベルで実行します。本項では、クラスタボリュームに対してリストアを実行する際のガイドラインについて説明
します。
CCR および DAG(Exchange)クラスタのリストアの実行
CCR および DAG(Exchange)クラスタのリストアを実行するには、以下の手順を行います。
1. 1 台を除くすべてのノードの電源をオフにします。
データのリカバリ 243










