Users Guide
2. リカバリポイントからのボリュームの復元 、p. 240 および コマンドラインを使用した Linux マシンのボリュームのリストア 、
p. 266 に記載されているとおりに、標準の Rapid Recovery 手順を使用してマシンに対してリストアを実行します。
3. リストアが終了したら、クラスタボリュームのすべてのデータベースをマウントします。
4. ほかのすべてのノードの電源をオンにします。
5. Exchange の場合、Exchange Management Console に移動し、各データベースに対して、Update Database Copy(データベースコ
ピーの更新)操作を実行します。
SCC(Exchange、SQL)クラスタのリストアの実行
SCC(Exchange、SQL)クラスタのリストアを実行するには、以下の手順を行います。
1. 1 台を除くすべてのノードの電源をオフにします。
2. リカバリポイントからのボリュームの復元 、p. 240 および コマンドラインを使用した Linux マシンのボリュームのリストア 、
p. 266 に記載されているとおりに、標準の Rapid Recovery 手順を使用してマシンに対してリストアを実行します。
3. リストアが終了したら、クラスタボリュームのすべてのデータベースをマウントします。
4. 他のすべてのノードの電源を 1 つずつオンにします。
メモ: クォーラムディスクをロールバックする必要はありません。クォーラムディスクは、自動で、またはクラスタサービス
機能を使用して再生できます。
添付されたアーカイブからのリストア
アーカイブからデータを復元する場合には、2 つの方法があります。アーカイブをベアメタルリストア(BMR)のソースとして使用
する方法、またはアーカイブのアタッチし、アーカイブからリカバリポイントをマウントしてから、アーカイブされたデータをリス
トアする方法です。
アーカイブをアタッチすると、コアコンソールの Archive(アーカイブ)ページの Attached Archives(アタッチされたアーカイブ)
の下に表示されます。また、アーカイブのコンテンツは左のナビゲーション領域からアクセスできるようになります。コンテンツ
はアーカイブの名前の下に表示されます。アーカイブされたマシンは、リカバリポイントのみのマシンとして表示されますので、
現時点で保護されているマシンと同様の方法でリカバリポイントにアクセスできます。リカバリポイントをマウントし、リカバー
するアイテムを配置し、Windows エクスプローラを使用して、宛先にコピーアンドペーストします。
リポジトリへのアーカイブのインポートではなく、アタッチされたアーカイブから接続されたリストアを行う場合、利点がありま
す。
● アタッチされたアーカイブからのリストアを行うと、リポジトリにアーカイブ全体をインポートする場合より時間を節約できま
す。
● また、アーカイブをインポートするときに、アーカイブされたリカバリポイントがリポジトリに追加されます。
これらのアーカイブされたリカバリポイントはリポジトリで最も古いアイテムである可能性が高いため、次の夜間ジョブの実行
中は保持ポリシーに基づいてロールアップすることができます。(ただし、このアクションでは、アーカイブからは削除しませ
ん。次の日に再度インポートすることができます。 )
● 最後に、アーカイブをデタッチした後でも、アーカイブとのアタッチの関連付けを Core は記憶しています。これにより、アー
カイブのアタッチを後でもう一度行う際、簡単かつすばやく行うことができます。
アタッチされているアーカイブを削除することにより、関連付けを削除できます。
アタッチされたアーカイブからデータをリストアするには、関連リンクを使用して次の手順を完了します。
メモ: アタッチされたアーカイブからのリストア手順は、ロールアップされたアーカイブリカバリポイントをセットアップ済み
であることを前提としています。
1. アーカイブをアタッチします。
2. リカバリを行うデータを含むリカバリポイントをマウントします。
3. 次のいずれかの方法を使用してデータをリストアします。
● リカバリポイントからファイルやフォルダなどのデータをリストアします。
● 全体のリカバリポイントをリストアします。
● 仮想マシンにリカバリポイントをエクスポートします。
Windows マシンの Bare Metal Restore について
本項では、同種または異種のベアメタルハードウェアから保護対象 Windows マシンをリストアする方法について説明します。
244 データのリカバリ










