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れていないことが判明した場合は、URC を使用してターゲットマシンでドライバをロードすることもできます。詳細については、
Universal Recovery Console を使用したドライバのロード 、p. 252 を参照してください。
ドライバ導入は、ブート CD の作成時に、ターゲットサーバー上のリカバリ Console、ネットワークアダプタ、およびストレージ間の
操作性を容易にするために使用されます。
リカバリポイントからリストアされたデータには、以前に存在したハードウェアのドライバが含まれます。異種のハードウェアに
Bare Metal Restore を実行する場合は、データをドライブにリストアした後で、URC を使用して、リストア中のオペレーティングシ
ステムにストレージコントローラドライバも導入する必要があります。これにより、一連の新しいハードウェアを使用して、リスト
アされたオペレーティングシステムを起動できるようになります。リストア後に OS を起動したら、OS で新しいハードウェアとや
り取りするために必要な他のドライバをダウンロードし、インストールできます。
ブート CD の ISO イメージの作成
ブート CD は、Rapid Recovery で、bare metal restore(BMR)を実行するために予約されている ISO イメージのポータブルストレー
ジの場所を示すために使用されます。このイメージには、Rapid Recovery Universal Recovery Console(URC)が含まれています。
BMR をマシン上で実行するには、ブート CD を使用してマシンを起動する必要があります。これにより URC が起動します。URC
を使用することで、リストアを実行するために使用する必要があるリカバリポイントの場所に BMR ターゲットを接続できます。
1. リストアする必要があるサーバが保護されている Rapid Recovery Core Console でアイコンバーの詳細メニューをクリックし、ブ
ート CD をクリックします。
2. ブート CD ページで ブート CD を作成 をクリックします。
ブート CD を作成 ダイアログボックスが表示されます。
3. ブート CD を作成 ダイアログボックスの 出力パス テキストボックスに、ブート CD の ISO イメージを保存する場所を入力しま
す。
メモ: ファイルの拡張子は .iso である必要があります。パスを指定する場合には、英数字、ハイフン、バックスラッシュ
(パス区切り文字としてのみ)、ピリオド(ホスト名とドメインを区切るためのみ)のみを使用します。a から z までの文字
では、大文字と小文字は区別されません。スペースは使用できません。他の記号または句読点文字は無効です。
4. 接続オプションで、次のいずれかの操作を実行します。
● 動的ホスト構成プロトコル(DHCP)を使用して IP アドレスを動的に取得するには、IP アドレスを自動的に取得 を選択し
ます。
● URC の静的 IP アドレスを指定するには、次の IP アドレスを使用 を選択し、次の情報を入力します。
○ IP アドレス
○ サブネットマスク
○ デフォルトゲートウェイ
○ DNS サーバー
メモ: この 4 つのフィールドは、すべて指定する必要があります。
5. リカバリコンソールにリモートアクセスする必要があり、UltraVNC がインストールされている場合は、UltraVNC オプションで、
次の手順を実行します。
メモ: UltraVNC を使用して、URC を使用中にリモートから管理できます。ブート CD の使用中は、Microsoft ターミナルサー
ビスにはログオンできません。
a. UltraVNC を追加 を選択します。
b. UltraVNC パスワード を入力します。
c. UltraVNC ポート を入力します。デフォルトポートは 5900 です。
メモ: UltraVNC オプションは、UltraVNC が既にインストールされている場合のみ使用できます。これらのオプションを使
用するには、http://www.uvnc.com/downloads/ultravnc/ に移動して、x64 アーキテクチャ用の UltraVNC バージョン 1.0.9.1
以降をダウンロードします。インストールして、winvnc.exe ファイルを C:\Program Files\AppRecovery\Core\BootCdKit
\UltraVnc_x64\ に保存します。
6. 異なるハードウェアへのリストアを計画している場合は、次の手順を実行して、ターゲットシステムに適したストレージコント
ローラと他のドライバを導入します。
メモ: すべてのバージョンの Windows が自動ドライバ導入と互換性があるわけではありません。使用しているオペレーテ
ィング システムと互換性がない場合は、C:\Program Files\AppRecovery\Core\BootCdKit\Drivers\ にドライバを手動で保存
します。
250 データのリカバリ










