Users Guide
メモ: ブート CD を作成 ダイアログボックスで IP アドレスを指定した場合、Universal Recovery Console によってこのアドレ
スが使用され、ネットワークアダプタの設定 画面に表示されます。
マシンを Core に接続する準備ができたら、リカバリポイントを選択し、Bare Metal Restore プロセスを続行します。
BMR への Universal Recovery Console の使用
Windows 用の bare metal restore (BMR)を起動するには、次の条件が必要です。
● Core に保存されているリカバリポイントをリストアするには、適切なハードウェアが配置されている必要があります。詳細に
ついては、「Windows マシンに対して Bare Metal Restore を実行するための前提条件 、p. 246」を参照してください。
● BMR の宛先 Windows マシンは、ブート CD イメージを使用して起動する必要があります。詳細については、Windows マシンの
ブート CD の作成について 、p. 249 を参照してください。
BMR によって、選択したリカバリポイントを使用してマシンが起動されます。リカバリポイントには、以前のハードウェアのドラ
イバが含まれています。異種のハードウェアにリストアする場合は、データをドライブにリストアした後で、URC を使用して、リ
ストア中のオペレーティングシステムにストレージコントローラドライバを導入する必要があります。これにより、一連の新しい
ハードウェアを使用して、リストアされたオペレーティングシステムを起動できるようになります。OS を起動したら、OS で新し
いハードウェアとやり取りするために必要な他のドライバをダウンロードし、インストールできます。
Rapid Recovery Core Console から BMR を起動するには、次のタスクを実行します。
● リカバリポイントの選択と BMR の開始 、p. 254
● Bare Metal Restore のボリュームをマップについて 、p. 254
● Universal Recovery Console を使用したドライバのロード 、p. 252
この処理は、Windows マシンのベアメタルリストアの実行 、p. 245 の手順です。
Universal Recovery Console ツールについて
Universal Recovery Console(URC)には、bare metal restore(BMR)の実行に役立つ可能性のあるツールへのアクセス権が含まれま
す。
URC で起動する BMR ターゲット上でデルスプラッシュ画面の上部中央のアイコンをクリックすると、次のツールを見つけること
ができます。
● Far Manager:このツールは Windows エクスプローラに似ています。BMR を完了し、Windows エクスプローラなどの独自の参
照機能でオペレーティングシステムをインストールするまで、サーバ上でファイルを参照する手段を提供します。
● Chromium:このブラウザは Google chrome™ のオープンソースを基本としており、URC からロードされたネットワークコント
ローラのあるサーバ上でインターネットをブラウズできます。
● PuTTY:このツールはオープンソースのターミナルエミュレータです。Rapid Recovery BMR においては、ユーザーインタフェース
が含まれていない NAS ストレージデバイスに接続することができます。この機能は NAS 上にあるアーカイブから復元する場
合に必要になることがあります。
● Notepad:Windows オペレーティングシステムと同様に、このツールを使用して書式のないメモを入力したり、ログファイルを
表示したりすることができます。
● タスクマネージャ:Windows オペレーティングシステムと同様に、このツールを使用してプロセスを管理したり、復元の進行中
にサーバのパフォーマンスを監視したりすることができます。
● レジストリエディタ:Windows オペレーティングシステムと同様に、このツールを使用して BMR ターゲットのシステムレジス
トリを変更することができます。
● コマンドプロンプト:このツールを使用して、ユーザーインタフェースをインストールするまでの間、URC の外部で BMR ターゲ
ットでコマンドを実行することができます。
Universal Recovery Console を使用したドライバのロード
この機能を使用すると、Bare Metal Restore を正常に実行するために必要だが ISO イメージに含まれていないドライバを追加できま
す。
このタスクは、Windows マシンのベアメタルリストアの実行 、p. 245 の手順です。これは、BMR への Universal Recovery Console
の使用 、p. 252 の処理の一部です。
ブート CD の作成時には、必要なドライバを ISO イメージに追加できます。ターゲットマシンで起動したら、Universal Recovery
Console(URC)からストレージドライバまたはネットワークドライバをロードすることもできます。
252 データのリカバリ










