Users Guide
異種のハードウェアにリストアする場合、ストレージコントローラ、RAID、AHCI、チップセット、および他のドライバがブート CD
にすでに存在していなければ、導入する必要があります。これらのドライバを使用すると、リストア処理後にシステムを再起動し
たときに、ターゲットサーバ上のすべてのデバイスをオペレーティングシステムで正常に操作できるようになります。
URC を使用してドライバをロードするには、次のいずれかの手順を実行します。
● Universal Recovery Console でのポータブルメディアを使用したドライバのロード 、p. 253
● Chromium を使用した URC でのドライバのロード 、p. 253
Universal Recovery Console でのポータブルメディアを使用したドライバのロード
この手順には次のタスクの前提条件があります。
● ブート CD の ISO イメージの作成 、p. 250
● ブート CD の ISO イメージのメディアへの転送 、p. 251
● ブート CD のロードおよびターゲットマシンの起動 、p. 251
Universal Recovery Console(URC)でポータブルメディアデバイスを使用してドライバをロードするには、次の手順を実行します。
1. インターネットに接続されたマシンで、メーカーのウェブサイトからサーバ用のドライバをダウンロードし、解凍します。
2. 適切な圧縮ユーティリティ(WinZip など)を使用して、各ドライバを .zip ファイルに圧縮します。
3. ドライバの .zip ファイルをコピーして、USB ドライブなどのポータブルメディアデバイスに保存します。
4. 接続済みのマシンからメディアを削除し、それをブートターゲットサーバーに挿入します。
5. ターゲットサーバで、ブート CD をロードしてから、マシンを起動します。
デルスプラッシュ画面が表示されます。
6. URC を起動するには、デルアイコン をクリックします。
URC でブート CD ドライバマネージャ タブが開きます。
7. その他のデバイス リストを展開します。
このリストには、ハードウェアに必要なドライバでも、ブート CD に含まれていないドライバが表示されます。
8. リスト上のデバイスを右クリックしてから、ドライバをロード をクリックします。
9. ドライバロードモードの選択 ウィンドウで、次のいずれかのオプションを選択します。
● 単一のドライバパッケージをロードします (デバイスサポートを確認せずにドライバをロードします)
● フォルダをスキャンしてドライバパケットを探します (選択されたフォルダで選択されたデバイスのドライバを検索しま
す)
10. ポータブルメディアデバイスのドライブを展開し、ドライバ(ファイル拡張子が. inf)を選択して、OK をクリックします。
ドライバが、現在のオペレーティングシステムにロードされます。
11. 情報ウィンドウで、OK をクリックし、ドライバが正常にロードされていることを確認します。
12. 必要に応じて、ロードするドライバごとにこの手順を繰り返します。
Chromium を使用した URC でのドライバのロード
この手順には次のタスクの前提条件があります。
● ブート CD の ISO イメージの作成 、p. 250
● ブート CD の ISO イメージのメディアへの転送 、p. 251
● ブート CD のロードおよびターゲットマシンの起動 、p. 251
ブート CD にインストールされている Chromium ブラウザを使用して URC でドライバをロードするには、次の手順を実行します。
1. ターゲットサーバで、ブート CD をロードしてから、マシンを起動します。
デルスプラッシュ画面が表示されます。
2. URC を起動するには、デルアイコン をクリックします。
URC でブート CD ドライバマネージャ タブが開きます。
3. BMR ターゲットで、画面の一番上にあるツール(中央のアイコン)をクリックし、Chromium をクリックします。
4. Chromium ブラウザで必要なドライバをダウンロードできるウェブサイトに移動します。
5. ローカルフォルダやネットワークファイル共有などの選択した場所にドライバをダウンロードします。
6. その他のデバイス リストを展開します。
このリストには、ハードウェアに必要なドライバでも、ブート CD に含まれていないドライバが表示されます。
データのリカバリ 253










