Users Guide
オペレーティングシステムにドライバを導入するために、次の作業を完了しています。
● Rapid Recovery Core Console で Boot CD Builder を使用してブート CD を作成しました。詳細については、「ブート CD の ISO イ
メージの作成 、p. 250」を参照してください。
● ブート CD を BMR ターゲットにロードしました。詳細については、ブート CD のロードおよびターゲットマシンの起動 、p. 251
を参照してください。
● ストレージおよびネットワークの必要なドライバまたはコントローラをロードしました。詳細については、Universal Recovery
Console を使用したドライバのロード 、p. 252 を参照してください。
● Rapid Recovery Core Console で マシンのリストアウィザード を使用するか、Universal Recovery Console (URC) からアーカイブ
を使用してリストアを実行しました。詳細については、「マシンのリストアウィザードを使用した Bare Metal Restore の実行 、
p. 247」および「アーカイブからの BMR の実行 、p. 256」を参照してください。
リストアを実行した後で、bare metal restore(BMR)ターゲット上のオペレーティングシステムにドライバを導入するまで処理は完
了しません。このタスクは、URC でのドライバのロードに加えて行います。
1. 選択した BMR 手順でリストアをクリックした後で(前提条件を参照してください)、既存の Windows ドライバマネージャ タ
ブをクリックします。
2. ドロップダウンリストから、オペレーティングシステムを選択します。
URC で使用可能なドライバが検索されます。
3. 追加のドライバをロードするには、ロードを強制 をクリックします。
4. ファイリングシステムで圧縮済みのドライバファイルを検索し、ファイルを選択します。
5. 「OK」をクリックします。
URC によって、選択したオペレーティングシステムにドライバがロードされます。
6. ロードする必要がある追加のドライバごとに手順 3 ~手順 5 を繰り返します。
7. BMR ターゲットマシンを再起動します。
BMR が完了します。再起動したときに問題が発生した場合は、「起動の問題の修復 、p. 267」を参照してください。
Linux マシンでの Bare Metal Restore の実行
Rapid Recovery では、システムボリュームの復元を含め、Linux マシンの bare metal restore(BMR)を実行できます。Linux マシン
をリストアすると、ブートボリュームのリカバリポイントにロールバックします。local_mount コマンドラインユーティリティや
Core Console UI から、BMR 機能を使用できます。
注意: BMR プロセスを開始する前に、リストアする Linux マシンに ext2 ブートパーティションが存在しないことを確認してく
ださい。ext2 パーティションタイプが存在するマシンで BMR を実行すると、通常、そのプロセスの結果、マシンが起動しな
くなります。このようなマシンで BMR を実行するには、マシンの保護とバックアップを開始する前に、ext2 パーティション
を ext3、ext4 または XFS に変換する必要があります。
注意: BMR の実行後初めて復元された Linux マシンを起動する際に、Rapid Recovery が復元されたマシンのベースイメージを
取得します。このプロセスの所要時間は、マシン上のデータ量によっては、増分スナップショットを取得する場合よりも長く
なることがあります。ベースイメージと増分スナップショットの詳細については、保護スケジュールについて 、p. 125 を参照
してください。
Linux マシンに対して Bare Metal Restore を実行するには、次のタスクを実行します。
● Linux ブートイメージの管理。この Linux Live DVD ブートの ISO イメージは、宛先ドライブの起動に使用されます。このドライブ
から Universal Recovery Console にアクセスして Core 上のバックアップと通信できます。「Linux ブートイメージの管理 、p. 259」
を参照してください。
○ BMR の起動イメージを取得するには、必要なイメージをあらかじめ調べておき、ライセンスポータルからダウンロードする
必要があります。Linux 用のブート ISO イメージについて 、p. 260 を参照してから、Linux 用のブート ISO イメージのダウン
ロード 、p. 260 を参照してください。
○ 宛先 Linux マシンの起動に物理メディアが必要な場合は、ISO イメージをメディアに転送する必要があります。「メディアへ
の Live DVD の ISO イメージの保存 、p. 260」を参照してください。
○ どの場合にも、宛先サーバーにブートイメージをロードして、ブートイメージからサーバーを起動する必要があります。「Live
DVD のロードおよびターゲットマシンの起動 、p. 260」を参照してください。
○ メディアをロードした後、Linux マシンを Rapid Recovery Core に接続する必要があります。「Rapid Recovery Core から BMR
ターゲットへの接続 、p. 261」を参照してください。
● パーティションの管理。Linux マシンで BMR を実行する前に、パーティションを作成またはマウントしなければならない場合が
あります。「Linux パーティションの管理 、p. 261」を参照してください。
258 データのリカバリ










