Users Guide
1. 新しいサーバーに移動し、適切な場所から Live DVD イメージをロードします。サーバーを Live DVD イメージから起動することを
指定します。
2. マシンを起動します。
Rapid Recovery スプラッシュ画面が表示されてターミナルウィンドウが開き、マシンの IP アドレスと認証パスワードが表示され
ます。
メモ: Live DVD を使用してマシンを起動するたびに、新しい一時パスワードが生成されます。
3. 最初の画面に表示される IP アドレスと認証パスワードをメモしてください。この情報は、データリカバリプロセスで Console に
ログインしなおすときに必要になります。
Rapid Recovery Core から BMR ターゲットへの接続
Live DVD を使用してターゲット Linux マシンを起動した後で、Core からこのマシンに接続して、Bare Metal Restore プロセスを開始
できます。このプロセスを実行するには、次のいずれかの方法を使用できます。
● Rapid Recovery Core Console からリストアを起動する。詳細については、「Linux 用の Bare Metal Restore の開始 、p. 263」を参照
してください。
● aamount ユーティリティを使用して、コマンドラインからリストアを起動する。詳細については、コマンドラインを使用して
Linux マシンに対して Bare Metal Restore を起動する 、p. 264 を参照してください。
Linux パーティションの管理
BMR を実行する場合、データのリストア先となる宛先ドライブには、リストア中のリカバリポイントと同じパーティションが必要
です。この要件を満たすように、パーティションを作成する必要があります。
復元の起動は、aamount ユーティリティを使用してコマンドラインから行うか、Rapid Recovery Core Console から行うことができ
ます。ユーザーインタフェースからリストアする場合は、まずパーティションをマウントする必要があります。
Linux パーティションの管理は、Linux マシンでの Bare Metal Restore の実行 、p. 258 のステップです。
次のタスクを実行できます。
宛先ドライブでのパーティションの作成
BMR を実行する場合、宛先ドライブが 1 つのパーティションで構成される新規ボリュームであることがよくあります。宛先マシン
のドライブには、ボリュームサイズを含め、リカバリポイントと同じパーティションテーブルが必要です。宛先ドライブに同じパー
ティションが含まれていない場合は、Bare Metal Restore を実行する前に作成する必要があります。fdisk ユーティリティを使用し
て、ソースドライブのパーティションと同じものを宛先ドライブに作成します。
注意: 下の手順は例です。カスタマ環境は異なります。使用するコマンドは、お使いの環境の詳細に合わせて変更する必要が
あります。
このタスクは、Linux マシンでの Bare Metal Restore の実行 、p. 258 の手順です。これは、Linux パーティションの管理 、p. 261 の
処理の一部です。
1. 必要に応じて、Screen ユーティリティを使用できます。このユーティリティはデフォルトで起動し、マシンを再起動するまで、
アクティブ状態が維持されます。
メモ: 明示的にダイアログボックスを閉じてから、もう一度開く場合は、Screen ユーティリティの開始 、p. 264 を参照して
ください。
2. コマンドラインから次のコマンドを入力して <Enter> を押し、管理者として実行するように権限を変更してから、既存のディ
スクパーティションを表示します。
sudo fdisk -l
すべてのボリュームのリストが表示されます。
この例では、パーティション化するボリュームを /dev/sda と想定しています。ボリュームが異なる(古いドライブでは /dev/hda
と表示されるなど)場合は、コマンドを適宜変更します。
データのリカバリ 261










