Users Guide
リストアが続行されると、ステータスを通知する一連のメッセージが表示されます。
8. ターゲットが以前に保護およびマウントされていた場合、リストアに成功すると、local_mount ユーティリティによって、リ
ストアされたボリュームにカーネルモジュールが自動的にマウントされて再アタッチされます。保護およびマウントされてい
なかった場合、リストアされたボリュームをローカルディスクにマウントして、ファイルがリストアされていることを確認する
必要があります(たとえば、sudo mount コマンドを使用してから、ls コマンドを使用できます)。
Bare Metal Restore の確認。
Bare Metal Restore(BMR)を実行したら、リストアの進捗状況を確認できます。操作が正常に完了したら、リストアしたサーバー
を起動できます。Universal Recovery Console への接続で問題が発生してリストアを完了できない場合や、リストアしたマシンの起
動時の問題を修復する必要がある場合のため、いくつかのトラブルシューティング手順があります。
次のタスクを実行できます。
リカバリの進捗状況の表示
Rapid Recovery Core Console で開始した、リカバリポイントからのデータのリストア(Bare Metal Restore を含む)の進捗状況を表
示するには、次の手順を実行します。
1. リカバリポイントからのデータのリストアプロセスを開始したら、タスクの処理中に、Core Console の 実行中のタスク ドロッ
プダウンメニューから進捗状況を表示できます。
2. 必要に応じて、詳細情報を イベント ページに表示することもできます。Rapid Recovery イベントの監視の詳細については、「タ
スク、アラート、およびイベントの表示」を参照してください。
リストアされたターゲットサーバの起動
リストアされたターゲットサーバーを起動するには、次の手順を実行します。
メモ: リストアされたターゲットサーバーを起動する前に、リカバリが正常に行われたことを確認する必要があります。詳細に
ついては、リカバリの進捗状況の表示 、p. 267 を参照してください。
このタスクは、Windows マシンのベアメタルリストアの実行 、p. 245 の手順です。これは、Bare Metal Restore の確認。 、p. 267
の処理の一部です。
1. ターゲットサーバで Rapid Recovery Universal Recovery Console がアクティブであることを確認します。
2. リストアされたサーバーからブート CD を取り出すか、ブート CD イメージを含む物理メディアを切断します。
3. Universal Recovery Console で、画面の一番上にある電源メニューアイコンをクリックし、再起動 をクリックします。
4. オペレーティングシステムの通常起動を指定します。
5. マシンにログオンします。システムは、リカバリポイントで取得された状態にリストアされます。
Universal Recovery Console への接続に関するトラブルシューティング
ブート CD イメージへの接続に関する次のトラブルシューティング手順は、リカバリポイントの選択と BMR の開始 、p. 254 のプロ
セスの一部です。
Core からリモートサーバーに接続できないことを示すエラーが表示された場合、いくつかの原因が考えられます。
● URC に表示される IP アドレスと現在のパスワードが、リカバリ Console インスタンス ダイアログボックスで入力した情報と同
じであることを確認します。
● データをリストアするサーバーに到達するには、ネットワーク上のサーバーを Core で識別できる必要があります。サーバ識別が
可能であるかどうかを判断するには、Core でコマンドプロンプトを開き、ターゲット BMR サーバの IP アドレスを ping します。
ターゲットサーバでコマンドプロンプトを開き、Rapid Recovery Core の IP アドレスを ping してもかまいません。
● Core とターゲット BMR サーバー間で、ネットワークアダプタ設定に互換性があることを確認します。
起動の問題の修復
この手順には次のタスクの前提条件があります。
● ブート CD の ISO イメージの作成 、p. 250
データのリカバリ 267










