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Rapid Recovery PowerShell モジュールについ
て
Dell Data Protection | Rapid Recovery はいくつかのソフトウェアコンポーネントで構成されます。このトピックに関連する重要なコ
ンポーネントには、次のようなものがあります。
● Rapid Recovery Core は、保護対象マシンの認証の管理、バックアップとレプリケーションのデータ転送のスケジュール設定、仮
想マシンへのエクスポート、レポート作成、類似または異種ハードウェアへの Bare Metal Restore(BMR)を行います。
● Rapid Recovery Agent は、ボリュームスナップショットの取得と、Core が管理するリポジトリへの高速なデータ転送を行いま
す。
● Rapid Recovery PowerShell モジュールは、Windows PowerShell
®
スクリプトを使用してユーザーが Core サーバを操作できるよう
にする Windows ユーティリティです。このモジュールは、Rapid Recovery Core Console のグラフィカルユーザーインタフェース
(GUI)で提供される機能と同じ機能をいくつか提供します。たとえば、Rapid Recovery PowerShell モジュールでは、Rapid
Recovery リカバリポイントをマウントしたり、保護対象マシンのスナップショットの作成を強制的に実行したりできます。
図 14. Rapid RecoveryCore と通信する PowerShell モジュール
PowerShell は、管理の自動化のために設計された Microsoft .NET Framework 関連環境です。本項では、Rapid Recovery Core GUI を
操作せずに特定の機能のスクリプトに管理者が使用できる Rapid Recovery PowerShell モジュールとコマンドレットについて説明し
ます。
メモ: 事前スクリプトや事後スクリプトとして PowerShell スクリプトを実行することもできます。詳細およびサンプルスクリ
プトについては、「スクリプトによる Rapid Recovery ジョブの拡張 、p. 437」を参照してください。
トピック:
• PowerShell 使用の前提条件
B
Rapid Recovery PowerShell モジュールについて 353










