Users Guide
• コマンドとコマンドレットの操作
• Rapid Recovery PowerShell モジュールコマンドレット
• ローカライゼーションろーからいぜーしょん
• 修飾子しゅうしょくし
PowerShell 使用の前提条件
Rapid Recovery PowerShell モジュールを使用する前に、Windows PowerShell 2.0 以降がインストールされている必要があります。
PowerShell 3.0 では、オブジェクトプロパティへの簡単なアクセス、PowerShell Web アクセス、REST 呼び出しのサポートなどの新
機能が導入されているため、Dell では、PowerShell 3.0 以降を使用することをお勧めします。
メモ: powershell.exe.config ファイルが PowerShell ホームディレクトリにあることを確認してください。たとえば、
C:\WindowsPowerShell\powershell.exe.config です。
powershell.exe.config
<?xml version="1.0"?>
<configuration>
<startup useLegacyV2RuntimeActivationPolicy="true">
<supportedRuntime version="v4.0.30319"/>
<supportedRuntime version="v2.0.50727"/>
</startup>
</configuration>
PowerShell の起動とモジュールのインポート
他のシステムモジュールとは異なり、Rapid Recovery PowerShell モジュールはデフォルトではロードされません。各セッションに対
して、管理者権限で Windows PowerShell を開き、モジュールをインポートできます。PowerShell を起動し、Rapid Recovery
PowerShell モジュールをインポートするには、次の手順を実行します。
1. Windows PowerShell の管理者特権でのコマンドプロンプトを開きます。たとえば、「スタート」メニューで「Windows PowerShell」
と入力し、検索された Windows PowerShell アプリケーションを右クリックして「管理者として実行」を選択します。
Windows PowerShell が新しいコマンドウィンドウで開きます。
2. 次のコマンドを入力して <Enter> を押します。
Import-Module “RapidRecoveryPowerShellModule”
現在のセッションの Rapid Recovery PowerShell モジュールがインポートされます。既存のコマンドウィンドウでコマンドレッ
トを実行できるようになります。
コマンドとコマンドレットの操作
コマンドレットは、1 つの関数を実行する Windows PowerShell スクリプト内の特殊コマンドです。通常、コマンドレットは動詞-名
詞のペアで表されます。コマンドレットによって返される結果はオブジェクトです。
PowerShell コマンドにパイプラインを設定し、1 つのコマンドレットの出力を別のコマンドレットの入力としてパイプ処理できま
す。簡単な例として、Rapid Recovery PowerShell モジュール内のコマンドのリストをリクエストし、そのリストを名前順にソート
できます。このスクリプトの例を次に示します。
Get-Command -module rapidrecoverypowershellmodule | sort-object name
354 Rapid Recovery PowerShell モジュールについて










