Users Guide
表 260. New-ScheduledArchive コマンドオプション (続き)
オプション 説明
● "erasecompletely" - 新しいアーカイブへの書き込みの前に、ディレクトリからすべてのアーカイブデータ
をクリアします。
● "incremental" - 既存のアーカイブにリカバリポイントを追加できます。リカバリポイントを比較して、
アーカイブに既に存在するデータの重複を回避します。
-
scheduletype
スケジュールインターバルのタイプ。次の 4 つの値のうち、いずれかを使用してオプションを指定します。
● "daily" - 毎日、アーカイブを自動的に作成する場合。
● "weekly" - 毎週、アーカイブを自動的に作成する場合。"-dayofweek" パラメーターを指定する必要があり
ます。
● "monthly" - 毎月、アーカイブを自動的に作成する場合。"-dayofmonth" パラメーターを指定する必要があ
ります。日付("31" など)が指定されない限り、その月のアーカイブは実行されません。
● "lastdayofmonth" - 各月の最終日にアーカイブを自動的に作成する場合。
-dayofweek
"-scheduletype" パラメーター "weekly" オプションでのみ使用します。アーカイブを自動的に作成する曜日
("Monday" など)。
-dayofmonth
"-scheduletype" パラメーターの "month" オプションでのみ使用します。アーカイブを自動的に作成する対象
月の日付("15" など)。
-time
アーカイブを作成する時間。
-
initialpause
省略可能。アーカイブスケジュールの設定後、最初にアーカイブを一時停止する場合は、このオプションを
指定します。
例:
Core 上のすべてのマシンで、作成日が 2012 年 4 月 30 日 02:55 PM 以降のリカバリポイントをすべてアーカイブし、Core に残って
いたこれまでのアーカイブデータを置き換えます。
>New-ScheduledArchive -core 10.10.10.10 -user administrator -password 23WE@#$sdd -path
"d:\work\archive" -s
tartdate "04/30/2012 02:55 PM" -all -recycleaction replacethiscore
2 台の保護対象マシンのデータ範囲内に入っているリカバリポイントをアーカイブし、新しいアーカイブが書き込まれる前にそのデ
ィレクトリからすべてのアーカイブデータをクリアします。
>New-ScheduledArchive -core 10.10.10.10 -user administrator -password 23WE@#$sdd -
protectedserver "10.20.30.40" "20.20.10.1" -path "d:\work\archive" -startdate "04/30/2012
02:55 PM" -enddate "05/31/2012 11:00 AM" -recycleaction erasecompletely
Core 上のすべてのマシンで、作成日が 2012 年 4 月 30 日 02:55 PM 以降の全リカバリポイントの増分アーカイブに対し、「mazon
S3」 という名前のクラウドアカウントと 「Container」という名前のコンテナを作成します。
>New-ScheduledArchive -core 10.10.10.10 -user administrator -password 23WE@#$sdd -path
"ArchiveOnCloud" -cloudaccountname "Amazon S3" -cloudcontainer "Container" -startdate
"04/30/2012 02:55 PM" -all -recycleaction incremental
New-Snapshot
New-Snapshot コマンドは、スナップショット作成を強制的に実行します。これにより、現在の保護対象マシンのデータが転送さ
れます。スナップショット作成を強制的に実行すると、転送がただちに開始されるか、キューに追加されます。以前のリカバリポ
イントから変更されたデータのみが転送されます。以前のリカバリポイントが存在しない場合は、保護対象ボリューム上のすべて
のデータが転送されます。
Rapid Recovery PowerShell モジュールについて 393










