Users Guide
3. 変更する設定をクリックします。
選択した設定が編集可能になります。
4. 次の表の説明に従って、設定情報を入力します。
5.
表 12. クライアントのタイムアウト の設定情報
設定 説明
接続タイムアウト ハイパーテキスト転送プロトコル(http)を介してデータを送信する場合の、Core と保護対象マシン間の
接続タイムアウトを制御します。
接続がタイムアウトするまでの経過時間を入力します。HH:MM:SS の形式を使用します。
メモ: デフォルト設定は 0:05:00、つまり 5 分間です。
読み取り / 書き込
みタイムアウト
http を介してストリームデータを読み取りまたは書き込みする場合の、Core と保護対象マシン間の接続
タイムアウトを制御します。例として、増分スナップショットの実行で、保護対象マシンから Core への
変更データブロックの送信する場合などです。
読み取り / 書き込みイベントの最中にタイムアウトが発生するまでの経過時間を入力します。
HH:MM:SS の形式を使用します。
メモ: デフォルト設定は 0:05:00、つまり 5 分間です。
接続 UI タイムアウ
ト
http を介したグラフィックユーザーインタフェースと Rapid Recovery Core サービス間の接続のタイムア
ウトを制御します。
UI 接続がタイムアウトするまでの経過時間を入力します。HH:MM:SS の形式を使用します。
メモ: デフォルト設定は 0:05:00、つまり 5 分間です。
読み取り / 書き込
み UI タイムアウト
http を介したグラフィックユーザーインタフェースと Rapid Recovery Core サービス間のデータ読み取
り / 書き込みのタイムアウトを制御します。
読み取り / 書き込みイベントの最中にタイムアウトが発生するまでの経過時間を入力します。
HH:MM:SS の形式を使用します。
メモ: デフォルト設定は 0:05:00、つまり 5 分間です。
6. 各設定の変更が完了したら、 をクリックして変更を保存して編集モードを終了します。または、 をクリックして変更内
容を保存せずに編集モードを終了します。
重複排除キャッシュと保存場所について
グローバル重複排除により、Core のバックアップデータに必要なディスクストレージ容量が削減されます。各リポジトリは重複排
除されます。つまり、それぞれの一意のブロックを一度物理的にディスクに保存し、後続のバックアップでそれらのブロックへの
仮想参照またはポインタを使用します。重複ブロックを識別するため、Rapid Recovery には重複排除ボリュームマネージャ(DVM)
リポジトリの重複排除キャッシュが含まれています。このキャッシュは、固有ブロックへの参照を保持します。
デフォルトで、DVM リポジトリ用の重複排除キャッシュは 1.5 GB です。これは、多くのリポジトリに適切なサイズです。このキ
ャッシュ容量を超えるまで、データはリポジトリ全体で重複排除されます。冗長な情報の量が多く重複排除キャッシュが満杯にな
ると、リポジトリでは、新しく追加されたデータに対して、それ以降の重複排除を行うことができなくなります。重複排除キャッ
シュが満杯になるまでリポジトリに保存できるデータの容量は、バックアップ対象のデータのタイプに応じて異なり、また、すべ
てのユーザーで異なります。
Rapid Recovery Core では、重複排除キャッシュ設定を変更することで、DVM 重複排除キャッシュのサイズを増やすことができま
す。キャッシュサイズを増やす方法については、「重複排除キャッシュ設定の構成 、p. 41」のトピックを参照してください。
DVM 重複排除キャッシュのサイズを増やす場合は、ディスク容量と RAM の使用量という 2 つの要因について考慮する必要があり
ます。
ディスク容量。ディスクには、DVM 重複排除キャッシュの 2 つのコピー、つまりプライマリキャッシュと、パラレルコピーである
セカンダリキャッシュが保存されます。したがって、DVM リポジトリのデフォルトのキャッシュサイズ 1.5 GB を使用している場
合は、3 GB のディスクストレージがシステムで使用されます。キャッシュサイズを増加するときは、使用ディスク容量は、常にキ
ャッシュサイズの 2 倍になります。適切かつ耐障害性のあるパフォーマンスを実現するため、Core ではプライマリキャッシュとセ
40 DL アプライアンス コアの操作










