Users Guide
Start-VBExport
start-VBExport コマンドは、Oracle VirtualBox サーバの仮想マシンに対して、選択されたリカバリポイントから仮想エクスポー
トの起動を開始します。
必須パラメータには、エクスポートするリカバリポイントを含む保護対象マシンの名前、エクスポート先となる仮想マシンの名前、
仮想マシンに割り当てられる RAM 容量、Linux サーバーホストのホスト名とポート、および生成された仮想マシンファイルを保存
するローカルフォルダ、ネットワークフォルダ、または Linux フォルダへのパスがあります。
使用法:
コマンドの使用法を次に示します。
Start-VBExport -core -user [user name] -password [password] -protectedserver [machine name]
or [IP address]] -volumes [volume names] -rpn [number | numbers] |
-time [time string] -vmname [virtual machine name] [-ram [total megabytes] |
-usesourceram] -linuxhostname [linux hostname] -hostport [linux port] -targetpath [location]
pathusername [user name] - pathpassword [password]
コマンドオプション
次の表は、Start-VBExport コマンドで使用できるオプションを説明しています。
表 289. Start-VBExport コマンドオプション
オプション 説明
-?
ヘルプメッセージを表示します。
-core
省略可能。リモート Core のホストマシンの IP アドレス(省略可能なポート番号を含む)。デフォルトでは、
ローカルマシンにインストールされている Core に接続されます。
-user
省略可能。リモート Core のホストマシンに対するユーザー名。ユーザー名を指定した場合は、パスワードも
入力する必要があります。指定しない場合は、ログオンユーザーの資格情報が使用されます。
-password
省略可能。リモート Core のホストマシンに対するパスワード。パスワードを指定した場合は、ユーザー名も
入力する必要があります。指定しない場合は、ログオンユーザーの資格情報が使用されます。
-
protectedser
ver
リカバリポイントをエクスポートする保護対象マシン。
-volumes
省略可能。エクスポートするボリューム名のリスト。指定しない場合、指定されたリカバリポイントのすべ
てのボリュームがエクスポートされます。ボリュームを二重引用符で囲み、ボリューム間はスペースで区切
る必要があります。ボリューム名の末尾にスラッシュを使用しないでください。たとえば、「C:/」ではなく、
「C:」と指定します。
-rpn
省略可能。エクスポートするリカバリポイントの連番(Get-RecoveryPoints コマンドを使用して、リカ
バリポイント番号を取得できます)
メモ: このコマンドで「time」と「rpn」のどちらのオプションも指定しない場合は、最新のリカバリポイン
トがエクスポートされます。
-time
省略可能。エクスポート対象として選択されるリカバリポイントを特定します。“MM/DD/YYYY hh:mm tt”
(例:“04/24/2015 09:00 AM”)の形式で正確な時刻を指定する必要があります。ローカルマシンで設定され
ているタイムゾーンでの日時の値を指定します。
メモ: このコマンドで「time」と「rpn」のどちらのオプションも指定しない場合は、最新のリカバリポイン
トがエクスポートされます。
-vmname
仮想マシンのウィンドウ名。
424 Rapid Recovery PowerShell モジュールについて










