Users Guide
Rapid Recovery API
このセクションの目的は、Rapid Recovery Representational State Transfer(REST) API の概要、使用、機能を説明することです。
Rapid Recovery ウェブサービス API は RESTful で、Rapid Recovery ソフトウェアソリューションの特定の機能やタスクを自動化およ
びカスタマイズして、ビジネス目標の達成をサポートします。
これらの API は、Dell Data Protection | Rapid Recovery ライセンスポータル の ダウンロード ページからアクセスできます。
トピック:
• 対象読者
• Rapid Recovery REST API の使用
• Core および Agent API のダウンロードと表示
• 推奨されている追加ガイド
対象読者
Rapid Recovery API は、Rapid Recovery を各自のアプリケーションで統合および拡張するアプリケーション開発者や、Rapid Recovery
Core サーバとスクリプトでやり取りする管理者が使用することを想定しています。
Rapid Recovery REST API の使用
Rapid Recovery API は、REST スタイルの API です。つまり、HTTP リクエストを使用して、URI 経由でリソース(データエンティテ
ィ)にアクセスします。Rapid Recovery API では、標準的な HTTP メソッド(GET、PUT、POST、および DELETE など)を使用し
ます。REST API は、オープン標準に基づいているため、HTTP 呼び出しをサポートする任意の言語またはツールを使用できます。
アプリケーション開発者および管理者が Rapid Recovery API を操作する方法は 2 つあります。その方法は次のとおりです。
● C# または他の .DLL 言語を使用して、Rapid Recovery .NET クライアント DLL ファイルを直接使用する。
● HTTP エンドポイントと直接通信して、独自の XML を生成する。
最初の方法をお勧めします。クライアント DLL は Rapid Recovery SDK に含まれています。Rapid Recovery API を呼び出す方法
は、.NET 4.5X Windows Communication Foundation(WCF)サービスを使用する方法と同じです。
Core および Agent API のダウンロードと表示
Dell Data Protection | Rapid Recovery
ソフトウェア開
発
キット(
SDK
)
には、Rapid Recovery Core と Rapid Recovery Agent コンポー
ネント用の REST API、サンプルおよびサポートファイルが含まれています。これらの内容は、次のフォルダに格納され、圧縮され
たアーカイブには、次のコンポーネントが含まれています。
表 318. SDK アーカイブに含まれているコンポーネント
フォルダ名 コンテンツ 説明
core.contracts Rapid Recovery Core API 開発者や管理者が、Rapid Recovery Core の機能をスクリプト化するために役立
つ API が含まれています。2 組のサービス契約があります。
1. CoreWeb.Client HTML ファイルをウェブブラウザで開き、一般的な REST 標
準に関する情報を表示します。サービス契約が一覧表示されます。ブラウ
ザで対応するハイパーリンク URI(Uniform Resource Identifier)をクリック
すると、core.contracts / docweb / ディレクトリ内の情報が表示さ
れます。表示されるページに、メソッドや説明など一般的な REST サービス
操作に関する情報が表示されます。
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