Users Guide
リストア
マシン上の 1 つ以上のストレージボリュームを Rapid Recovery Core に保存されたリカバリポイントから復元するプロセスのことを
リストアといいます。これは以前、ロールバックと呼ばれていました。
保持
保護対象マシンのバックアップスナップショットが Rapid Recovery Core で保存される期間を定義します。保持ポリシーは、ロール
アッププロセスを通じてリカバリポイントに適用されます。
rollup
ロールアッププロセスは、毎晩行われる内部メンテナンス手順で、古いリカバリポイントを無効化し、排除することによって保持
ポリシーを適用します。Rapid Recovery では、ロールアップがメタデータ操作専用に削減されます。
シーディングしーでぃんぐ
レプリケーションでは、保護対象 Agent の重複排除されたベースイメージと増分スナップショットの初回の送信のことであり、合
計のデータ容量は数百~数千ギガバイトに及ぶことがあります。初回のレプリケーションは、外部メディアを使用してターゲット
Core にシードすることが可能で、データの規模が大きい場合や、サイトのリンクが遅い場合に便利です。
サーバークラスタ
「Windows フェイルオーバークラスタ、次を参照してください」を参照してください。
SharePoint バックアップ
SharePoint バックアップとは、システム障害発生後、SharePoint サーバー上のデータをリストアおよびリカバリするために使用する
データのコピーのことです。SharePoint バックアップから、SharePoint ファーム全体のリカバリ、またはファームの 1 つ以上のコン
ポーネントのリカバリを実行できます。
シングルコピークラスタ
共有ストレージフェイルオーバークラスタソリューションで、 クラスタ内のノード間で共有されるストレージにあるストレージグ
ループの単一コピーを使用します。これは、Exchange 2007 で利用できる 2 つのクラスタ化メールボックスサーバー導入タイプの 1
つです。
Smart Agent
Rapid Recovery Smart Agent は、Rapid Recovery Core で保護されるマシンにインストールされます。ディスクボリュームで変更され
たブロックを追跡し、変更されたブロックのスナップショットをあらかじめ定義された保護間隔で作成します。
スナップショットすなっぷしょっと
スナップショットは、アプリケーションを実行したままで、指定のポイントのディスクボリュームの状態を取得し、保存できる機
能を定義する、一般的な業界用語です。停止またはシステム障害が原因でシステムリカバリが必要な場合、スナップショットは重
要です。Rapid Recovery のスナップショットはアプリケーションアウェアです。つまり、すべての未処理トランザクションと実行
中のトランザクションのログが完了し、キャッシュがフラッシュされたあと、スナップショットが作成されます。Rapid Recovery
は Microsoft Volume Shadow Services(VSS)を使用して、クラッシュ整合性のあるアプリケーションスナップショットを容易に作
成できるようにします。
SQL アタッチ可否
SQL アタッチの可否は、すべての SQL リカバリポイントにエラーがなく、障害発生時にバックアップ用に使用できることを確認す
るために Rapid Recovery Core 内で実行されるテストです。
SQL バックアップ
SQL バックアップとは、システム障害発生後、SQL サーバー上のデータをリストアおよびリカバリするために使用するデータのコ
ピーのことです。SQL バックアップから、SQL データベース全体のリカバリ、または SQL データベースの 1 つ以上のコンポーネント
のリカバリを実行できます。
SQL 差分バックアップ
データベース差分バックアップとは、SQL データベースの前回のフルバックアップ以降に行われたデータ変更の累積コピーのことで
す。差分バックアップは通常、フルバックアップよりも作成所要時間が短くて済むため、データベースのリカバリに必要なトラン
ザクションログの数も少なくなります。
ターゲット Core
ターゲット Core(Rapid Recovery と呼ばれることもあります)は、レプリケートされたデータをソース Core から受け取る Rapid
Recovery Core です。
用語集 463










