Users Guide
Transport Layer Security
Transport Layer Security(TLS)は、インターネット経由の通信セキュリティを確保するために設計された、最新の暗号化ネットワ
ークプロトコルです。このプロトコルは、インターネット技術標準化委員会で定義され、Secure Sockets Layer(SSL)に代わるも
のです。SSL という用語は引き続き一般的に使用され、プロトコルは相互運用可能です(SSL サーバーと通信するために TLS クラ
イアントをダウングレードできます)。
True Scale
True Scale は、スケーラブルな Rapid Recovery のアーキテクチャです。
Universal Recovery
Rapid Recovery Universal Recovery テクノロジは、マシンのリストアに無限の柔軟性をもたらします。このテクノロジにより、選択
したあらゆる物理または仮想プラットフォームへの一体的リカバリ、またはこれらのプラットフォームからの一体的リカバリに加
えて、あらゆる物理または仮想ソースから仮想マシンへの増分リカバリアップデートも実行できます。また、アプリケーションレベ
ル、アイテムレベル、およびオブジェクトレベル(個々のファイル、フォルダ、電子メール、予定表アイテム、データベースおよび
アプリケーション)でリカバリを実行できます。
Verified Recovery
Verified Recovery テクノロジは、自動リカバリテストおよびバックアップ検証の実行に使用されます。このテクノロジは、さまざ
まなファイルシステムおよびサーバーをサポートします。
Virtual Standby
Virtual Standby は、保護対象マシンのクローン仮想マシンを作成するプロセスです。元のソースマシンには物理または仮想を使用で
きますが、製品は常に仮想です。Virtual Standby は、必要に応じて 1 回のみ作成することも、ブータブル VM の作成に関する要件を
定義して、ソースの保護対象マシン上で各スナップショットが取得された後に要件を継続的に更新することもできます。
ボリュームマネージャ
Rapid Recovery ボリュームマネージャは、オブジェクトを管理し、それを論理ボリュームとして保存し、表示します。この機能は、
動的パイプラインアーキテクチャを活用して、TruScale のスケーラビリティ、並列処理、および最小 I/O レイテンシで高スループッ
トを実現する非同期入力および出力(I/O)モデルを提供します。
ホワイトラベル
Rapid Recovery では、バックアップサービスおよびディザスタリカバリサービスのプロバイダが独自の名前で Rapid Recovery をホ
ワイトラベル化またはリブランド化して、独自の製品またはサービスとして販売または配布できます。
Windows フェイルオーバークラスタ
アプリケーションおよびサービスの可用性を拡大するために、連携して動作する個々のコンピュータのグループ。クラスタ化された
サーバー(ノードと呼ばれます)は物理ケーブルおよびソフトウェアで接続されます。クラスタノードのいずれかに障害が発生する
と、別のノードがサービスの提供を開始します(フェイルオーバーとして知られる処理です)。サービスの中断は最小に抑えられま
す。Rapid Recovery では、SQL Server および Exchange Server の多数のクラスタタイプを保護できます。
464 用語集










