Users Guide
SNMP ブラウザで受信可能な Core の SNMP イベント通知を確認するには、通知グループの通知オプションが SNMP トラップによ
って通知されるよう適切に設定されていることを検証します。
メモ: デフォルトのグループを使用するか、カスタム通知グループを作成することができます。このプロセスは同じです。
通知グループを開いて 通知オプション タブを選択し、SNMP トラップで通知 オプションが有効になっていることを確認します。
通知グループは、デフォルトでトラップ番号 1 を指定します。必要に応じてトラップ番号を変更し、SNMP ブラウザが要求する設
定と一致させることができます。
通知オプション設定の詳細と特例については、「通知グループの設定 、p. 99」を参照してください。
また、MIB ファイルを Rapid Recovery Core からダウンロードすることも可能です。このファイルは、Core から直接受信するデータ
よりもわかりやすく、SNMP ブラウザで読み取ることができます。
本項は、次のトピックで構成されています。
● SNMP の設定 、p. 56
● SNMP MIB ファイルのダウンロード 、p. 56
SNMP の設定
SNMP 設定を使用して、Core と SNMP ブラウザ間の通信を制御します。これには、SNMP ポート、トラップ受信ポート、およびト
ラップ受信に使用するホスト名が含まれています。
Core の SNMP 設定を構成するには、次の手順を実行します。
1. Rapid Recovery Core Console に移動します。
2. アイコンバーで
(設定)をクリックし、次のいずれかを実行します。
● 設定 ページの左側にある Core 設定のリストから、SNMP 設定 をクリックします。
● 設定 ページの右側で、SNMP 設定 の見出しが表示されるまでスクロールダウンします。
SNMP 設定が表示されます。
3. 次の表の説明に従って、SNMP 設定を変更します。
表 21. SNMP 接続の設定情報
テキストボックス 説明
着信ポート SNMP 接続のポート番号を入力します。
メモ: デフォルト設定は 8161 です。
トラップ受信ポー
ト
トラップ受信に使用するポート番号を入力します。
デフォルト設定は 162 です。
トラップ受信ホス
ト名
SNMP 接続のホスト名を入力します。
メモ: デフォルトのホスト名は localhost です。
4. 希望する変更を各設定に加えたら、 をクリックして変更を保存し、編集モードを終了します。または、 をクリックし、
保存せずに編集モードを終了します。
SNMP MIB ファイルのダウンロード
簡易ネットワーク管理プロトコルは、ネットワーク上にある注意が必要な状態のデバイスを監視するために使用されます。Rapid
Recovery Core は SNMP エージェントとして設定されると、アラート、リポジトリステータス、保護対象マシンなどの情報をレポー
トします。この情報は、SNMP ブラウザと呼ばれるスタンドアロンアプリケーションを使用して SNMP ホストによって読み取られ
ます。
SNMP エージェントが管理するデータオブジェクトは、オブジェクト識別子(OID)を含む管理情報ベース(MIB)ファイルに組み
込まれます。各 OID は、SNMP を使用して読み取りまたは設定できる変数を識別します。
また、MIB ファイルを Rapid Recovery Core からダウンロードできます。このファイルは dell-aa-core.mib という名前で、Core から
直接受信するデータよりもわかりやすく、SNMP ブラウザで読み取ることができます。
56 DL アプライアンス コアの操作










