Users Guide
1 つ以上のマシンを最初に保護するときに暗号化キーを選択すると、そのウィザードを使用して保護するすべてのマシンにそのキー
が自動的に適用されます。この場合、次の手順は必要ありません。
次の手順を実行します。
● Core の保護対象マシンのいずれかに、ロックされていない既存のユニバーサル暗号化キーを適用する場合。
● トピック「暗号化キーの追加 、p. 76」で説明されているプロセスを使用して、新しい暗号化キーを追加済みで、そのキーを保護
されたマシンに適用する場合。
● Core の保護対象マシンに暗号化を適用済みでも、Core で使用可能なロックされていない別のユニバーサルキーにキーを変更す
る場合。
注意: 暗号化キーを保護対象マシンに適用すると、スケジュールされた次回のスナップショット、または強制的なスナップショ
ットの作成時に Rapid Recovery により新しいベースイメージが取得されます。
1. Rapid Recovery Core に移動し、保護対象マシン をクリックします。
保護対象マシン ページが表示され、この Core で保護されるすべてのマシンのリストが示されます。暗号化キーが適用されてい
ないマシンには、開いた錠
が表示されます。閉じた錠 は、保護対象マシンに暗号化が適用されていることを示します。
2. 保護対象マシン ペインで、設定する保護対象マシンのロックアイコンをクリックします。
暗号化の設定 ダイアログボックスが表示されます。
3. 次の手順のいずれかを実行します。
● このマシンに既存の暗号化キーを適用する場合は、Core ベースの暗号化を使用して既存のキーでデータを暗号化 を選択し、
ドロップダウンメニューから適切なキーを選択します。OK をクリックして確認します。
● 既存の暗号化キーを、ロックされていない別のユニバーサルキーに変更する場合は、Core ベースの暗号化を使用して新しい
キーでデータを暗号化 を選択し、ドロップダウンメニューから適切なキーを選択します。OK をクリックして確認します。
● 新しい暗号化キーを作成し、この保護対象マシンに適用する場合は、Core ベースの暗号化を使用して新しいキーでデータを
暗号化 を選択します。次の表の説明に従って、キーの詳細を入力します。
表 34. 新しい暗号化キーの詳細
テキストボックス 説明
名前 暗号化キーの名前を入力します。
暗号化キーの名前には、1 ~ 64 文字の英数字を入力する必要があります。禁止されている文字と禁止
されている語句は、使用できません。
説明 暗号化キーの説明コメントを入力します。この情報は、Rapid Recovery Core Console から暗号化キーを
表示するときに 説明 フィールドに表示されます。説明には 254 文字まで入力できます。
禁止されている文字と禁止されている語句を使用しないことをお勧めします。
パスフレーズ アクセスを制御するために使用されるパスフレーズを入力します。
禁止されている文字を使用しないことをお勧めします。
パスフレーズは安全な場所に保管してください。Dell サポートでは、パスフレーズをリカバリすること
はできません。暗号化キーを作成して 1 つ以上の保護対象マシンに適用した後でパスフレーズを損失
した場合は、データをリカバリできません。
パスフレーズの確
認
パスフレーズを再入力します。パスフレーズの入力を確認するために使用されます。
4. OK をクリックします。
ダイアログボックスが閉じます。指定した暗号化キーが、この保護対象マシンの今後のバックアップに適用されたので、閉じた
ロックが表示されます。
暗号化キーをただちに適用する場合は、必要に応じてスナップショット作成を強制実行します。詳細については、「スナップシ
ョット作成の強制実行 、p. 237」を参照してください。
注意: Rapid Recovery は、256 ビットキーを持つ CBC(Cipher Block Chaining、暗号文ブロック連鎖)モードの AES 256
ビット暗号化を採用しています。暗号化の使用は任意ですが、Dell 暗号化キーを設定し、定義したパスフレーズを保護する
ことをお勧めします。パスフレーズはデータのリカバリに欠かせない重要なものであるため、安全な場所に保存してくださ
い。パスフレーズがない場合は、データをリカバリできません。
74 DL アプライアンス コアの操作










