Users Guide
暗号化キーの関連付けを保護対象マシンから解除
暗号化キーが保護対象マシンに適用されると、Rapid Recovery Core に保存される以降のすべてのスナップショットデータが暗号化
されます。
暗号化キーの関連付けは、保護対象マシンから解除できます。この操作では、既存のバックアップデータが復号化されるのではな
く、スケジュールされた次回のスナップショット作成時またはスナップショット作成の強制実行時に、そのマシンの新しいベース
イメージが作成されます。
メモ: 暗号化キーを Core から削除する場合は、暗号化キーの削除 、p. 80 のトピックの説明に従って、その暗号化キーの関連
付けをすべての保護対象マシンからまず解除する必要があります。
暗号化キーの関連付けを特定の保護対象マシンから解除するには、次の手順を実行します。
1. Rapid Recovery Core に移動し、保護対象マシン をクリックします。
保護対象マシン ページが表示され、この Core で保護されるすべてのマシンのリストが示されます。暗号化キーが適用されてい
ないマシンには、開いた錠 が表示されます。閉じた錠 は、保護対象マシンに暗号化が適用されていることを示します。
2. 保護対象マシン ペインで、設定する保護対象マシンの 暗号化済み アイコンをクリックします。
暗号化の設定 ダイアログボックスが表示されます。
3. 既存のキーで Core ベースの暗号化を使用してデータを暗号化する を選択し、ドロップダウンメニューから (なし) を選択し
て、OK をクリックします。
4. この暗号化キーを Rapid Recovery Core から削除する場合は、このキーを使用するすべての保護対象マシンに対してまずこの手
順を繰り返します。次に、暗号化キーの削除 、p. 80 のトピックに記載されている手順を実行します。
暗号化キーの管理
Rapid Recovery Core の暗号化キーを管理するには、アイコンバーで
(詳細)をクリックし、次に 暗号化キー を選択します。暗号
化キー ページが表示されます。Rapid Recovery Core に追加された各暗号化キー(定義済みの場合)について、次の表に示す情報が
表示されます。
表 35. 各暗号化キーの情報
UI エレメント 説明
アイテムを選択 表の上にあるメニューオプションリストからアクションを実行するために、各暗号化キーのチェックボック
スを選択できます。
名前 暗号化キーに関連付けられた名前。
サムプリント このパラメータは、各暗号化キーを一意に特定するのに役立つ、ランダムに生成された 26 文字の大文字と
小文字の文字列です。
タイプ タイプは、暗号化キーの始点とその適用性を示します。暗号化キーには、次のいずれかのタイプを指定でき
ます。
ユニバーサル:ユニバーサル タイプは、暗号化キーを作成するときのデフォルトの状態です。ユニバーサル
タイプのキーは、ロック解除 状態と組み合わせて、保護対象マシンにキーを適用できることを示します。ユ
ニバーサル キータイプを手動でロックすることはできません。代わりに、「暗号化キーのタイプを変更 、p.
80」の手順に従って、まずタイプを変更する必要があります。
レプリケーション:ソース Core の保護対象マシンで暗号化が有効になっており、そのマシンのリカバリポ
イントがターゲット Core でレプリケートされると、ソースで使用されるすべての暗号化キーは、レプリケー
ト タイプでターゲット Core に自動的に表示されます。レプリケートされたキーの受信後のデフォルト状態
は「ロック」です。パスフレーズを指定すると、レプリケート タイプの暗号化キーをロック解除できます。
キーが ロック解除 タイプの場合は、手動でロックできます。詳細については、「暗号化キーのロック解除 、
p. 78」のトピックを参照してください。
州 状態は、暗号化キーを使用できるかどうかを示します。次の 2 つの状態が有効です。
DL アプライアンス コアの操作 75










