Users Guide
表 35. 各暗号化キーの情報 (続き)
UI エレメント 説明
● ロック解除。「ロック解除」状態は、キーをただちに使用できることを示します。たとえば、保護対象マ
シンのスナップショットを暗号化したり、ターゲット Core のレプリケートされたリカバリポイントから
データリカバリを実行したりできます。
● ロック。「ロック」状態は、パスフレーズを指定してロック解除するまで、キーを使用できないことを示
します。「ロック」は、新しくインポートまたはレプリケートされた暗号化キーのデフォルトの状態です。
暗号化キーが ロック 状態の場合は、使用する前にロック解除する必要があります。
ロックされた暗号化キーを以前にロック解除しており、ロック解除の保持期間が終了すると、状態が ロッ
ク解除 から ロック に変更されます。自動的にロックされたキーを使用するには、再びロック解除する必要
があります。詳細については、「暗号化キーのロック解除 、p. 78」のトピックを参照してください。
説明 説明は、使用目的やパスフレーズのヒントなど、暗号化キーに関する便利な情報を提供するために推奨され
る省略可能なフィールドです。
暗号化キー ペインの上部で、暗号化キーを追加したり、別の Rapid Recovery Core からエクスポートされたファイルを使用してキー
をインポートしたりできます。サマリ表で選択したキーを削除することもできます。
Core に暗号化キーが存在する場合は、名前または説明プロパティの編集、パスフレーズの変更、ロックされた暗号化キーのロック
解除、Rapid Recovery Core からのキーの削除などを行って、既存のキーを管理できます。また、キーをファイルにエクスポートする
こともできます。このファイルは、別の Rapid Recovery Core にインポートできます。
暗号化キー ページから暗号化キーを追加すると、キーは暗号化キーのリストには表示されますが、特定の保護対象マシンには適用さ
れません。暗号化キー ペインから作成した暗号化キーを適用する方法、および Rapid Recovery Core からキー全体を削除する方法に
ついては、「保護対象マシンに対する暗号化の適用または削除 、p. 73」を参照してください。
暗号化キー ペインから次の手順を実行すると、リポジトリ内の任意の保護対象マシンに対して、Core に保存されたバックアップ
データのセキュリティを管理できます。
● 暗号化キーの追加 、p. 76
● 暗号化キーのインポート 、p. 77
● 暗号化キーのロック解除 、p. 78
● 暗号化キーの編集 、p. 79
● 暗号化キーのパスフレーズの変更 、p. 79
● 暗号化キーのエクスポート 、p. 80
● 暗号化キーの削除 、p. 80
● 暗号化キーのタイプを変更 、p. 80
暗号化キーの追加
Rapid Recovery は、256 ビットキーを持つ CBC(Cipher Block Chaining、暗号文ブロック連鎖)モードの AES 256 ビット暗号化を採
用しています。暗号化の使用は任意ですが、Dell 暗号化キーを設定し、定義したパスフレーズを保護することをお勧めします。
注意: パスフレーズは安全な場所に保管してください。パスフレーズがないと、暗号化されたリカバリポイントからデータをリ
カバリすることはできません。
暗号化キーが定義されたら、それを使用してデータを保護できます。暗号化キーを使用できる保護対象マシンの数に制限はありませ
ん。
次の手順では、Rapid Recovery Core Console から暗号化キーを追加する方法を説明します。この手順では、Core で現在保護されて
いるマシンにキーを適用しません。マシンの保護プロセス中に、暗号化キーを追加することもできます。1 台のマシンの保護の一環
として暗号化を追加する場合は、「マシンの保護 、p. 125」を参照してください。複数のマシンを初めて保護するときに暗号化を追
加する場合は、「複数のマシンの保護について 、p. 149」を参照してください。
暗号化キーを追加するには、次の手順を実行します。
1. Rapid Recovery Core Console に移動します。
2. アイコンバーで、 (より多い)をクリックして、暗号化キー を選択します。
暗号化キー ページが表示されます。
3. 暗号化キーを追加 をクリックします。
暗号化キーを作成 ダイアログボックスが表示されます。
76 DL アプライアンス コアの操作










