Users Guide
イベント
Rapid Recovery Core には、事前定義されたイベントセットが含まれます。これらのイベントは、管理者に対して Core の重大な不
具合、またはバックアップ、仮想エクスポート、レプリケーションなどに関連するジョブの不具合を通知するために使用できます。
本項では、Rapid Recovery Core Console に表示されるイベントを確認する方法について説明します。また、電子メールによる通知
の設定を含む、通知の方法や設定についても学習できます。最終的には、通知の設定でイベントログが保持される時間を変更した
り、重複するイベント通知を減らしたりすることができます。
Rapid Recovery イベント
Rapid Recovery コアには、保護対象マシンの Core またはバックアップジョブでの重要な問題について管理者に通知するために使用
できる事前定義されたイベントセットが含まれています。
● アラートをトリガーするイベントのタイプ、これらの通知(メール、トーストアラートなど)に対してシステムが使用する方法
も、通知グループを設定することにより定義します。詳細については、通知グループの設定 、p. 99 を参照してください。
● 管理者に電子メールを使用して通知を受信させる場合は、通知グループを設定するだけでなく、メールサーバーを設定し、電子
メール通知テンプレートを設定する必要があります。詳細については、電子メールサーバーの設定 、p. 96 および 電子メール通
知テンプレートの設定 、p. 97 をそれぞれ参照してください。
● 繰り返しの削減機能を使用して、Events(イベント)ページに表示される同じタイプと範囲のイベントの数を減らすことができ
ます。繰り返しの削減機能はデフォルトで有効です。この機能を無効にすることができます。イベントログにおける単一の表
示と組み合わされるイベントの時間をコントロールできます。詳細については、繰り返し回数の削減の設定について 、p. 102 を
参照してください。
● 長いイベントおよびジョブの履歴情報が、 コアコンソールの Events(イベント)ページに保持される方法をコントロールでき
ます。詳細については、イベントの保持の設定 、p. 102 を参照してください。
タスク、アラート、およびジャーナルを使用したイベントの表示
Core Console からは、Core のイベントを表示でき、特定の保護対象マシンまたはレプリケートされたマシンのイベントを表示でき
ます。
Core Console の イベント ページには、Rapid Recovery Core に関連するすべてのシステムイベントのログが表示されます。Core の
イベントにアクセスし、表示するには
(イベント) をクリックします。
特定の保護対象マシンまたはレプリケートされたマシンの イベント ページには、特定のマシンに関連するイベントのログが表示さ
れます。選択されたマシンのイベントにアクセスして表示するには、保護対象マシン メニューのマシン名をクリックし、マシンの
サマリ ページから、イベント メニューをクリックします。
(Core または指定されたマシンの)イベント ページの内容は、タスク、アラート、およびジャーナルの 3 つのセクションに分かれ
ています。これらの表示によって、さまざまなイベントについての詳細を適宜フィルタリングできます。
通知グループを設定することで、さまざまなイベントの通知方法を定義できます。詳細については、「通知グループの設定 、p. 99」
を参照してください。
タスク、アラート、すべてのイベントのジャーナルをそれぞれ表示するには、次の手順を実行します。
● タスクの表示 、p. 93
● アラートの表示 、p. 95
● すべてのイベントの表示 、p. 95
タスクの表示
タスクとは、定期的にスケジュールされたバックアップでのデータの転送、リカバリポイントからのリストアの実行など、Rapid
Recovery Core で実行する必要があるジョブのことです。
実行中のタスクは、Core Console 上部の 実行中のタスク ドロップダウンメニューに表示されます。実行中のタスクをクリックする
と、アクティブタスクの監視 ダイアログボックスが表示されます。
また、Rapid Recovery Core のすべてのタスク、または特定のマシンに関連付けられたすべてのタスクを表示することもできます。
1. Rapid Recovery Core のすべてのタスクを表示するには、アイコンバーで イベント をクリックします。
DL アプライアンス コアの操作 93










